蘭 郁次郎
本 名 遠藤敏夫(えんどう・としお)
生年月日 1913年(大正2年)9月2日
没年月日 1944年(昭和19年)1月5日
別名義 林田葩子(はやしだ・はなこ)【初期のショートショート・短編】ペンネーム
蘭郁二郎(らん・いくじろう)【SF・科学小説】ペンネーム
来 歴
1913年 東京都港区芝にて生まれる。
1931年 平凡社刊『江戸川乱歩全集』の月報付録「探偵趣味」にショートショート『息を止める男』を応募し佳作入選。
【推理作家としてデビュー】
1932年 東京高等工業電気科卒業。
1933年 鎌倉市大町(名越)に転居。肺浸潤の療養生活を始める。
1935年 麻雀仲間で開業医の道又家の離れに転居。
本格同人誌『探偵文学』に参加。
1937年 『探偵文学』廃刊後、『シュピオ』の編集実務を担当。
1938年 この頃より作家・海野十三のすすめで科学小説を書き始める。
【SF・科学小説家に路線変更】
1944年 海軍報道班員として台湾・高雄市からインドネシア・マカッサルへ飛行機で移動中、密雲のため高雄の寿山に激突し死亡。
 鎌倉が舞台となる著作
1936年
第百一回目
【林田葩子名義】
1937年
鱗紛
1939年
不思議な電話の事件
1943年
南海の毒盃