太 平 寺 跡 たいへいじあと
 DATA
山号寺号 平安山太平寺
宗  派 臨済宗
住  所 西御門1-11付近
拝観時間
拝 観 料
交  通 鎌倉駅東口 徒歩25分
H  P
 概 要
 ・石碑は来迎寺石段下にある。
 ・源頼朝が池禅尼の恩に報いるため、池禅尼の姪により開山、尼寺を建立した。
 ・足利義満が鎌倉尼五山を置いた際、円覚寺とつながりが深い太平寺は第一位とした。
 ・1556年、里見義弘の鎌倉攻めで住職の青岳尼を安房に連れ去ったことで廃寺となった。青岳尼は後に還俗し、義弘の正室となっている。
 ・現在、太平寺の本尊・木造正観音菩薩像は東慶寺の松ケ岡宝蔵に、仏殿(舎利殿)は円覚寺に移されている。
 ・江戸時代に入り、同じ地に日蓮宗の「寿延山高松寺」という寺が建てられたが関東大震災で全壊、その後宮城県栗原郡に移された。
 舞台となった作品
死者の旅路
戦国鎌倉悲譚 剋