妙 法 寺 みょうほうじ
 DATA
山号寺号 楞厳山妙法寺
宗  派 日蓮宗
住  所 大町4-7-4
拝観時間 9:30~16:30
拝 観 料 300円
交  通 鎌倉駅東口よりバス 「名越」徒歩5分
H  P
 概 要
 ・1253年、日蓮が安房国清澄寺から鎌倉入りをした際に、「松葉ヶ谷」に初めて庵を結んだ。その後1357年、護良親王の遺児・楞厳丸である日叡上人が、この旧蹟を守るため、また父の菩提を弔うために「妙法寺」を再興した。
 ・「松葉ヶ谷法難」の際、白猿が日蓮に生姜を捧げ、日蓮が英気を養ったという逸話から、8月27日の法難会では、「厄除け生姜」の供養がある。
 ・「苔寺」として有名。
 松葉ヶ谷法難
日蓮は小町の辻などで民衆たちに説法を始め、
幕府に「立正安国論」を提出すると幕府方や諸宗の僧侶たちから、ひどく憎まれていた。
1260年8月27日、日蓮が庵で読経していると
一匹の白猿が日蓮の衣の袖を引っ張っているのに気づいた。
そして、猿に導かれるままに山中に向かったところ、庵の方が何やら騒がしくなっている。
何事かと見てみると、そこには暴徒たちが今にも庵を襲撃しようとしているところだった。
日蓮は助けてくれたお礼にと辺りを見回しますが、
猿の姿はなく近くに山王権現の祠があるだけだった。
そこで「猿は山王権現の使い」と思い、祠に一礼をしたといわれている。
左の写真は「日蓮大聖人松葉ヶ谷御小庵跡」。

 境内の風景
ご本堂です。 時期がきたらこの石段に
コケが綺麗に生え揃います。
大塔宮護良親王の墓があります。
 舞台となった作品

残りの雪

鎌倉の寺