鎌倉の寺 原作:ひろさちや
作画:望月あきら
仏教コミックス
あらすじ
 家族経営の運送屋「クマ運送」の運転手・太田熊五郎は、常連取引先のトラブルの愚痴を妻に聞いてもらえず、とうとう家出をしてしまった。家を出る際、彼の子供たちに残した「駆け込み寺へ行ってくる」という言葉から、妻や子供たちは父を探しに鎌倉へ行くのだが…。


 作品の舞台
 東慶寺・・・なか世とよし男は、父を探しに行きます。
 円覚寺・・・なか世とよし男は、父を探しに行きます。
 建長寺・・・なか世とよし男は、父を探しに行きます。
 鶴岡八幡宮・・・熊五郎は、家族のことを思い出し健康を祈願します。
 半僧坊・・・熊五郎は、雲水やそうじ夫と話をします。さらにその後、父を探しに来たなか世とよし男とも話をします。
 明月院・・・夫を探しに来た虎世は、おかめとバッタリ出くわします。
 天園・・・熊五郎はカラス天狗に諭されます。
 覚園寺・・・熊五郎は、境内を散策します。
 杉本寺・・・なか世とよし男は、巡礼中の老婦人と話をします。
 瑞泉寺・・・熊五郎が、住職にアドバイスをもらいます。
 鎌倉宮・・・熊五郎は瑞泉寺を出ると、鎌倉宮の前を通ります。
 日蓮辻説法跡・・・虎世とおかめが散策します。
 妙本寺・・・虎世とおかめが散策します。
 妙法寺・・・虎世とおかめが散策します。
 安国論寺・・・虎世とおかめは、出張講談に来ていた紅梅師匠と出会います。
 光明寺・・・なか世とよし男はの姿をみて、タクシー運転手が一肌脱ぎます。
 長谷寺・・・熊五郎が参拝します。
 高徳院・・・熊五郎は家族や友人たちと再会します。
 登場人物
太田熊五郎 運送屋「クマ運送」の運転手。
太田 虎世 「クマ運送」の社長兼事務員。熊五郎の妻。
太田なか世 熊五郎の娘。小学生。
太田よし男 熊五郎の息子。なか世の弟。小学生。
黒田 「下町ニュース社」社長兼編集長。熊五郎の常連取引先。
おかめ 「クマ運送」の隣人。主婦。虎世と仲良し。
紅梅 「クマ運送」の近所に住む講談師。安国論寺に出張講談に行っている。
瑞泉寺住職 瑞泉寺の老住職。
雲水 建長寺の雲水さん。
そうじ夫 建長寺の日雇いのそうじ夫。
老婦人 杉本寺に巡礼に来た老婦人。
運転手 光明寺駐車場で休憩をとっていたタクシー運転手。