光 触 寺 こうそくじ
 DATA
山号寺号 岩藏山光触寺
宗  派 時宗
住  所 十二所793
拝観時間 10:00~16:00
拝 観 料 無料(阿弥陀三尊拝観は300円・10名以上予約要)
交  通 鎌倉駅東口よりバス 「十二所」徒歩2分
H  P
 概 要
 ・1279年の創建。
 ・光触寺にまつわる伝説に「頬焼阿弥陀」、「塩嘗地蔵」がある。
 ・隠れた花の寺で、アジサイ、彼岸花、花ショウブ、イワタバコなどその時期が来ると境内周辺ではきれいな花を咲かせる。
 「頬焼阿弥陀」の伝説
 昔、仏師の運慶は町局<まちのつぼね>という女人から48日で阿弥陀像を作るよう頼まれ、なんとか立派な仏像を作り上げました。
そんなある日、町局の家で物が紛失して、彼女に仕えていた万才法師がその罪で捕らえられました。
そして罰として法師の左頬に焼印を押すことになりましたが、何度押しても焼印がつきませんでした。
ある晩、町局は「何故わたしの頬に焼印を押すのか」と泣き叫ぶ阿弥陀の夢をみて、運慶の作った仏像を確認すると確かに頬に焼印が押されていました。
それを見た町局は阿弥陀像が身代わりとなったと知り、万才法師を許しましたが、仏像の焼印は消えることがなかったといわれています。
 「塩嘗地蔵」の伝説
 昔、六浦(現横浜市金沢区六浦)から朝比奈峠を越えて鎌倉へ塩売りに来た商人が、お地蔵様に塩を供えたところ、帰りには塩が無くなっていたので、お地蔵様が塩を嘗めたという言い伝えがあります。
 境内の風景
ご本堂です。 本堂前のアジサイ。 開基の一遍上人像。
裏庭に花菖蒲園があります。 きれいな花を咲かせます。
 舞台となった作品
鎌倉流鏑馬殺人事件
真・八州廻り浪人奉行 奇蹟の剣