常 栄 寺 じょうえいじ |
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DATA |
山号寺号 |
慧雲山常栄寺 |
宗 派 |
日蓮宗 |
住 所 |
大町1-12-11 |
拝観時間 |
9:00~17:00 |
拝 観 料 |
無料 |
交 通 |
鎌倉駅東口 徒歩10分 |
H P |
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概 要 |
・1606年、日詔上人が開山。寺号はこの地に住み龍ノ口法難の際、日蓮にぼた餅を捧げた逸話で知られる桟敷尼の「妙常日栄」からとられた。
・その逸話から「ぼたもち寺」ともよばれ、法難のあった9月12日には祖師像に胡麻をまぶしたぼた餅を捧げ参拝客にもぼた餅の接待供養が行われる。
・境内には桟敷尼夫妻の墓もある。 |
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龍ノ口法難 |
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鎌倉時代の後期、日本は内乱や飢餓など色々な脅威に包まれていた。
それを憂いた日蓮は『立正安国論』を著し幕府に奏上した。
しかし、幕府はこれを政策への中傷であると受け止めた。
1272年9月12日、幕府は松葉ヶ谷の草庵にいた日蓮を捕らえ、
斬首するために刑場の龍ノ口へ連行した。
その途中、桟敷尼は鍋ぶたにのせた胡麻をまぶしたぼた餅を日蓮に捧げた。
翌13日の子丑の刻、土牢から引き出された日蓮が斬首になろうとした時、
江ノ島の方から鋭い光が飛び放ち、首斬り役人たちは畏れおののき、
斬首の刑は中止になったといわれている。
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境内の風景 |
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牡丹餅寺の名前で親しまれています。 |
庭の片隅に桟敷尼夫妻の墓があります。 |
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舞台となった作品 |
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