. |
 |
|
あらすじ
映画監督・谷川雄二が妾宅でガス自殺を図り死亡した。そして彼の葬儀には内縁の妻・前妻・愛人たちが参列し、女の闘いが始まった…。
|
|
作品の舞台 |
浄明寺・・・谷川雄二邸があります。
建長寺・・・Hは寺領に住んでいます。
|
|
登場人物 |
谷川 裕二 |
鎌倉市浄明寺に住む映画監督。63歳。 |
石川 和江 |
裕二の内縁の妻。21歳。浄明寺に住む。 |
森 絹江 |
裕二の前妻。62歳。広島県尾道市因島にある「美容サロン モリ」の店主。 |
森 道子 |
裕二と絹江の長女。 |
森 芳子 |
裕二と絹江の次女。 |
西川 ゆき |
裕二の一番目の愛人。京都市左京区鹿ヶ谷に住む元・祇園の一流芸者。 |
松川 弓子 |
裕二の二番目の愛人。スター女優。 |
茂山 徹夫 |
裕二の弟子で芸大の後輩。。40歳。映画の美術監督。 |
白石 菊子 |
徹夫の内縁の妻。 |
常さん |
S撮影所の大道具係。 |
竹 |
S撮影所の小道具係。 |
早川 友子 |
京都・西陣に住む映画女優。 |
早川 トク |
友子の母。友子と同居。 |
政やん |
友子の幼なじみ。チンピラ。 |
北村 武夫 |
京都大学考古学教授。 |
北村 咲子 |
武夫の妻。 |
M |
裕二の友人。性格俳優。 |
E |
弓子と肉体関係があった俳優。 |
K |
新劇の演出家。 |
H |
鎌倉・建長寺の寺領に住むシナリオライター。 |
雲呼 |
京都市左京区鹿ヶ谷にある霊妙院の住職。 |
彫秀 |
京都に住む刺青師。 |
マダム |
京都・三条木屋町にあるバー「穴倉」のマダム。元・T撮影所のグラマー女優。 |
千代 |
祇園のお茶屋「花ぶさ」の女将。 |
春野かすみ |
祇園のベテラン芸者。 |
山本 |
富山県警刑事部長。 |
|
. |
 |
|
あらすじ
岩井正一は警視正まで昇進し、各警察署の署長を歴任したのちに定年を迎えた。しかし彼には一つ未解決事件の心残りがあった。それは自分の父が関係する「引揚者殺人事件」だった…。
|
|
作品の舞台 |
鎌倉・・・了平は鎌倉で入院する従兄のお見舞いに行きます。
|
|
登場人物 |
岩井 正一 |
高槻市に住む元・警視正。元・阿倍野署刑事課刑事。 |
岩井 和子 |
正一の妻。 |
岩井 洋一 |
正一の長男。27歳。電気工事会社の社員。 |
岩井美和子 |
正一の妹。25歳。銀行員。 |
岩井 了平 |
正一の父。元・新京の郵政総局事務官。満州からの戦犯釈放者。 |
岩井 千恵 |
了平の亡妻。旧姓・山田。心不全で死亡。 |
井谷 一郎 |
満州からの戦犯釈放者。元・巡査。満州からの引揚船から海へ投身自殺。 |
亀岡 保夫 |
満州からの戦犯釈放者。元・新京の首都警察庁の巡査。 |
福田 武士 |
満州からの戦犯釈放者。元・満鉄職員。 |
吉本 久光 |
満州からの戦犯釈放者。商社の社員。福岡県三井郡生まれ。 |
佐伯 芳雄 |
満州からの戦犯釈放者。元・憲兵。 |
滝川 精一 |
満州からの戦犯釈放者。元・新京の首都警察庁の巡査。 |
五十部勝三 |
満州からの戦犯釈放者。 |
菱川 繁造 |
満州からの戦犯釈放者。 |
清水 清志 |
満州からの戦犯釈放者。 |
井谷 鈴江 |
一郎の亡妻。自殺。 |
服部常太郎 |
新京の海産物屋の主人。引揚後、高槻市の「服部商店」の主人。 |
服部 澄子 |
常太郎の妻。旧姓・仁科。倉敷生まれ。 |
柳田 お里 |
満州では五十部の愛人。引揚後、常太郎の愛人。岡山生まれ。 |
仁科 直太 |
倉敷に住む澄子の父。 |
仁科 君江 |
澄子の母。 |
仁科 猛 |
澄子の弟。 |
熊谷 静子 |
「服部商店」の店員。18歳。 |
浅野 嘉助 |
新京の鮮魚店店主。引揚後、高槻の八百屋「八百浅」主人。お里の遊び相手。 |
高田 |
枚方に住むテキ屋。嘉助の競馬仲間。 |
山口 うめ |
井谷の隣人。 |
馬渡 直 |
警察学校教官。 |
武佐 |
満州国・新京駐在の陸軍中将。 |
国木田一歩 |
満州国の病院の入院患者。肺結核で死亡。 |
山田正三郎 |
千恵の父。枚方に住む。 |
山田 信吉 |
千恵の弟。 |
従兄 |
鎌倉で入院中の了平の従兄。 |
片山信次郎 |
名古屋市千種区に住む写真材料店主。 |
佐々木 |
阿倍野署刑事課長。事件当時の正一の上司。 |
山本 |
阿倍野署刑事課刑事。 |
大塚 |
熱海署捜査課刑事。 |
坂下 |
熱海署捜査課刑事。 |
|
. |
 |
|
あらすじ
池野涼子は歌手やスポーツ選手などとのスキャンダルの遍歴を重ねながらも、肉体派女優として看板を張ってきた。そんな彼女がある日、スナックで歌う若い歌手に眼をひかれた。そして物悲しい歌に色気があったその歌手・高瀬学を売り出すために、涼子は知り合いのプロデューサーたちに声をかけたのだが…。
|
|
作品の舞台 |
鎌倉・・・涼子の実家があります。
明月院・・・涼子と高子が待ち合わせをします。
曼荼羅堂跡・・・涼子が紫陽花を見に行きます。
|
|
登場人物 |
池野 涼子 |
肉体派の大女優。35歳。実家は鎌倉。 |
岡 孝二 |
涼子のマネージャー兼運転手。10年目。「岡プロモーション」社長。 |
池野 良夫 |
涼子の父。鎌倉に住む鉄鋼会社「池野興業」社長。 |
池野 高子 |
涼子の母。京都の名家の出。病弱で物静か。 |
池野真衣子 |
良夫の長女。涼子の長姉。会社員の夫と二人の息子と鎌倉の実家に住む。 |
池野亜希子 |
良夫の次女。涼子の次姉。西鉄社長令息に嫁ぐ。1男1女の子持ち。 |
節子 |
涼子の乳母。病弱な高子に代わって母のような存在。 |
高瀬 学 |
横浜生まれの若手歌手。涼子が支援する。幼少時は「セント・オーガスティン学園」の孤児。 |
町田 襄二 |
「セント・オーガスティン学園」の孤児。学の兄貴分。突然渡米する。 |
浅川由美子 |
「セント・オーガスティン学園」学園長。 |
吉村 京子 |
「セント・オーガスティン学園」の修道尼。 |
正子 |
「セント・オーガスティン学園」の修道尼。後に函館に転居する。 |
四条 春男 |
元・涼子の夫。半年で離婚。映画監督。 |
西 洋子 |
涼子の先輩女優。 |
吉田るみ子 |
涼子の友人。女優。東京の下町生まれ。 |
けんじ |
るみ子の悪い遊び仲間。 |
秀子 |
涼子の幼友達。ニューヨーク在住。 |
マイケル |
秀子のボーイフレンド兼同棲相手。 |
ミッキー |
涼子の行きつけの美容室の美容師。ホモ。 |
ヘンリー |
ミッキーの恋人。男性。 |
春山 二郎 |
歌手。 |
良川 好二 |
歌手。 |
スティーブ・ジャクソン |
アメリカで有名な盲目の歌手。 |
高瀬 十造 |
学の父。トラック運転手。 |
高瀬加奈子 |
学の実母。 |
栗田 陽子 |
大分に住む学の母代わり。小倉生まれ。 |
久保田孝男 |
広尾に住む大物プロデューサー。 |
和辺 |
「東京テレビ」大物プロデューサー。 |
青木 |
「CBCレコード」プロデューサー。 |
青木恵美子 |
青木の妻。元・女優。 |
福吉 |
「CBCレコード」レコードディレクター。 |
富下 |
「CBCレコード」洋楽課ディレクター。 |
松永 |
「ビレッジレコード」制作部長。 |
大竹 |
スナック「午前一時」マネージャー。 |
美佐子 |
渋谷のスナック「ジョイ」のママ。 |
山本 |
「週刊スポット」副編集長。 |
椿 |
「週刊スポット」記者。 |
水口 |
熱海の旅館「水口園」の若旦那。 |
|
. |
 |
ドラマティックに抱きしめて |
平野 文 |
講談社X文庫 |
|
あらすじ
ダンサーとして活動をしている佐久田悦子は高校時代の3年間ずっと恋焦がれていた飯島健司と再会し、勝手に燃えがってしまった。周りの友人たちも悦子の恋を応援してくれるが、健司には妻子がいた…。
|
|
作品の舞台 |
鎌倉・・・鎌倉にある柳の実家から毎月コーヒー豆が送られてきます。
|
|
登場人物 |
佐久田悦子 |
無名の若手ダンサー。25歳。 |
柳 芳太郎 |
悦子のダンスパートナー。高校時代からの友人。25歳。 |
柳 ひとみ |
芳太郎の妹。ディスクジョッキー。 |
柳 宗次郎 |
芳太郎・ひとみの弟。実家を継ぐ日本舞踊の名取。 |
飯島 健司 |
悦子の初恋相手。25歳。霞が関にある出版社「青藍社」の雑誌「ポップサイエンス」編集担当。 |
飯島 恵子 |
健司の妻。悦子たちの同級生。25歳。旧姓・柴山。 |
横倉 |
健司の同僚。CF担当。 |
近藤 信行 |
悦子たちの同級生。サッカー部キャプテン。 |
モンロー |
西麻布に住む悦子が所属するモデル・タレント派遣会社「モンロー№5」の社長。 |
伊達 淳一 |
芸歴30年目のベテランダンサー。 |
深田日出夫 |
翻訳家。脚本家。 |
郷田 直哉 |
テレビ俳優。 |
河野 |
直哉のマネージャー。 |
|
. |
 |
|
あらすじ
浩子は元町の喫茶店でたたずんでいると、魚の様な目をしたサカナ男と、時計の文字盤の顔を持つ時計少女に声をかけられた。 そして、話をしているうちに3人は、時計少女が住む鎌倉の時計屋敷に向かうことになったのだが・・・。
|
|
作品の舞台 |
大船観音・・・大船観音は、いろいろなものに名前をつけたがる性格のようです。
扇ヶ谷・・・鎌倉にあるといわれる時計屋敷は、扇ヶ谷あたりにあると思われます。 |