吉屋信子の作品
吉屋信子の作品です。

作品名 発行年
茶盌 1950
鬼園の落葉 1955
落葉降る墓 1976
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茶盌 吉屋信子 河出書房新社
あらすじ
 骨董屋の番頭格・弥之助は秘伝の茶器の売上金に手を出しギャンブルに投じてしまった。そして金が無くなった彼は、ある行動に出るのだが…。

 作品の舞台
 光則寺・・・立田家の別荘があります。
 登場人物
弥之助 茶道具専門の骨董店「古竜堂」の番頭。
祖母 弥之助の祖母。茶道の師匠。
立田夫人 祖母の茶道の弟子。
M夫人 伊豆に住む立田夫人の茶道仲間。
庭番 立田家の庭番の老人。
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鬼園の落葉 吉屋信子 中央公論社
あらすじ
 鎌倉へ遊びに来た不良グループの相良たちは自動車強盗を企て街中で物色探しをしていた。すると壽福寺前を通りかかったひとりの婦人に狙いを定め後をつけていったが、突然婦人が相良のことを亡息の友人・正男だと思い話しかけてきた…。

 作品の舞台
 壽福寺・・・相良たちはひとりの婦人に狙いを定めます。
 登場人物
ぼく 物語の語り手。不良少年。
相良 ぼくの悪友。不良グループのリーダー格。
工藤 ぼくの悪友。不良グループのメンバー。
工藤の父。鎌倉に別荘を持つ。
婆さん 別荘番。
婦人 鎌倉に住む婦人。
雄ちゃん 婦人の亡息。戦死。