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あらすじ
壇の浦の戦いで入水させられそうになったさよは、商人たちの手によって奥州へ送られ骨村荘園の領主・清原家で育てられた。彼女は身内の平家一門を滅亡させた源氏軍の総大将・源義経に復讐心を燃やしていた。そんな義経が兄が仕える平泉の藤原泰衡の館にやってきたことを知る…。
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作品の舞台 |
鎌倉・・・鎌倉にいる源頼朝は、平泉にいる弟・義経を討とうと動き出します。
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登場人物 |
さよ |
平家の娘。12歳。清原家の養女として育てられる。後に「清原佐用」として千歳丸の遊び相手となる。 |
清原 良任 |
さよの兄。奥州藤原氏配下の武士。骨村荘園の領主。 |
父 |
良任の亡父。さよの亡養父。 |
藤原 泰衡 |
平泉館に住む奥州藤原氏4代目当主。 |
平 清盛 |
さよの亡曽祖父。平家の棟梁。 |
二位尼 |
さよの亡曽祖母。清盛の妻。壇の浦の戦いで入水。 |
平 時忠 |
清盛の義弟。二位尼の実弟。義経の妻の養父。 |
平 維盛 |
清盛の孫。 |
源 頼朝 |
源氏の棟梁。鎌倉殿。 |
源 義経 |
頼朝の末弟。平家討伐の源氏軍総大将。平泉の藤原館に身を寄せる。 |
妻 |
義経の妻。川越家の娘。時忠の養女。 |
千歳丸 |
義経の息子。10歳。 |
河越太郎重頼 |
鎌倉幕府の御家人。義経の義父。 |
笙子 |
さよが大好きだった亡乳母。壇の浦で入水。貝合わせの名手。 |
八瀬 |
さよの侍女。骨村荘園の出身。 |
高子 |
都から平泉にやってきた女露天商。 |
船長 |
博多の宋人商。さよを奥州へ連れていく。 |
高僧 |
平泉に住む僧。 |
兵次 |
骨村荘園出入りの砂金商。 |
破魔 |
さよの愛馬。 |
月光 |
千歳丸の愛馬。 |
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あらすじ
争いごとや血を見ることが嫌いな肥後国の御家人の次男坊・竹崎長種は家から逃げて商人になるために博多へ向かう商船に忍び込んだ。商船の長で水軍の大将・鷹島竜玄はそんな彼に博多の唐人商人・鳥飼二郎を紹介する。しかし博多では硫黄を得ようとするモンゴル軍の思惑も見え隠れした商人同士の争いが勃発しており、ほどなく長種は争いの渦に巻き込まれていく…。
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作品の舞台 |
鎌倉・・・太宰少弐に戦績が認められなかった季長は鎌倉まで直訴に行きます。
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登場人物 |
竹崎 長種 |
肥後国の住人。茂呂種の次男で末子。武士を捨て商人になるため博多へ向かう。 |
竹崎茂呂種 |
長種の父。肥後国の御家人。 |
みさ |
茂呂種の娘。季長・長種の姉。 |
三井 資長 |
みさの夫。長門国の御家人。 |
竹崎 季長 |
茂呂種の長男。肥後国の御家人。 |
鷹島 竜玄 |
肥前・鷹島を本拠地にする水軍の大将。茂呂種の友人。 |
也八郎 |
竜玄の手下。水夫。 |
鳥飼 二郎 |
博多の唐人商人。本名「張英」。宋国皇帝の第7皇子。塩や硫黄を扱う。 |
栄之助 |
鳥飼邸の使用人の長。 |
いと |
肥前・糸島の神社の娘。長種と恋仲に落ちる。鏡を見て予言する力を持つ。 |
趙 国陽 |
博多の唐人商人。モンゴル軍寄り。二郎とはライバル関係。 |
太宰少弐 |
鎌倉幕府による機関・大宰府の次官。 |
矢田部藤助 |
赤ら顔の大宰府の官人。 |
王芸 |
宋船の船長。二郎の友人。 |
円爾 |
博多・承天寺の住職。宋へ渡った過去有り。 |
住職 |
幼少期の長種に読み書きを教えた肥後国の寺の住職。 |
フビライ |
モンゴル族の長。 |
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