舟橋聖一の作品
舟橋聖一の作品です。

作品名 発行年
女の四季 1948
過去の夕景色 1968
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女の四季 舟橋聖一 11
あらすじ
 岩手・一関市萩荘村に疎開していた綾川曜子は、亡兄の友人・相模の仕事を手伝うために上京しようとするが、5時間に及ぶ列車の遅れで動けずにいた。そこで彼女は未亡人の西条リキと知り合い上京するのだが…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・正妻が暮らす昌平の別邸が鎌倉にあります。
 腰越・・・郷の疎開先です。
 行合川・・・おれんの葬式は彼女の叔父の家で行われます。
 登場人物
綾川 曜子 番町に住む未亡人。岩手に疎開中。
亡兄 曜子の亡兄。ソロモンで戦死。
相模 亡兄の友人。雑誌『女性春秋』の編集者。
有田  保 相模の麻雀仲間。
ラン子 相模の麻雀仲間。
穂高 友彦 士官学校の漢文教師。曜子の下宿の大家。お鯉の前夫。
穂高 杉子 友彦の妻。
穂高 喜策 友彦の末子。22歳。
おとき 穂高家の近所にある乾物屋のおかみ。
博井 穂高家の近所に住む闇屋の婆さん。
錦戸 運送屋の主人。
西条 リキ 椎名町に住む女箱師。多実夫の元妻。
郷 多実夫 リキの元夫。検事局の検事。
郷 多果夫 多実夫とリキの息子。
西条  直 リキの亡父。B税務署の直税課長。牢死する。
大磯 昌平 谷中初音町に住む「東都証券」副社長。リキを引き取る。
正妻 昌平の正妻。発狂して鎌倉の別邸の座敷牢で暮らす。
大磯香太郎 昌平の長男。鎌倉に住む。
お園 昌平の異母妹。
喜美葉 昌平の妾。
人見嘉久子 「キャバレー柳」のナンバーワンホステス。
但馬 「キャバレー柳」の常連客。
秋和芙美江 「キャバレー柳」のホステス。
お鯉 愛宕下にある小料理屋を改造した合宿所の管理人。
お七 ヨコハマ界隈のスリの女親分。通称・本牧お七、鷺のお七。
蜻蛉の蝶吉 リキのスリ仲間。
おれん 鎌倉市腰越の魚屋の娘。
加東 日仙 横浜桜木町にある木華寺の住職。
神戸 Y署捜査主任。