円地文子の作品
円地文子の作品です。

作品名 発行年
唐糸草子 1952
白ゆりの塔 1954
黒髪変化 1956
男の銘柄 1963
賭けるもの 1965
千姫春秋記 1967
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男の銘柄 円地文子 文藝春秋新社
あらすじ
 高校教師の志村豊男は2年の療養生活を経て復職したが、生活は一向に豊かにならなかった。そんな夫の姿に不満をもった妻・里枝は、友人の影響で株に興味をもち始め、さらに男を株に見立てて複数の男たちとの情事を重ねていく…。

 作品の舞台
 北鎌倉・・・姉が住む里枝の実家やお墓があります。
 登場人物
志村 豊男 高校教師。2年の療養生活を経て復職。
志村 里枝 豊男の妻。結婚4年目。
鎌倉の実家に住む里枝の姉。
長谷部朋子 里枝の高校時代の友人。S証券婦人部の店員。
下田  努 朋子の従兄。××省の課長補佐。
浅野香芽子 豊男の教え子。「丸の内デパート」の婦人服部店員。
川上 志村家の二階に下宿する女子大学生。
佐伯 高校の校長。
舟木 高校の教頭。
津木 豊男の同僚。国語教師。
高梨 豊男の同僚。社会科教師。
戸山夫人 PTA副会長。
富永  繁 東京港にある造船所の経理係。里枝の中学時代の同級生。
筒井 造船所の経理課長。繁の上司。
筒井とし子 筒井の娘。
筒井 誠一 筒井の息子。とし子の弟。17歳。
横瀬夫人 朋子の担当客。未亡人。
花輪喜一郎 有名な商業デザイナー。朋子の担当客。
小森 三郎 喜一郎の弟子。若手デザイナー。
富井 喜一郎の弟子。デザイナー。
長野 喜一郎の弟子。デザイナー。