童話「おうぎのまと」
童話本『おうぎのまと』に収録される童話作品です。

作品名 発行年
はちの木 1961
にちれんしょうにん 1961
博多湾のあらし 1961
三つのはこ 1961
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はちの木 那須辰造 ポプラ社
あらすじ
 ある雪の日、ひとりの旅僧が上野国佐野にたどり着き一軒のあばら家に一夜の宿を願い出た。あばら家に住む老夫婦は貧しい暮らしはしていたが幕府に仕える御家人としての心意気は無くしておらず、旅僧を手厚くもてなした…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・佐野常世はいざ鎌倉と幕府のもとへ駆けつけます。
 登場人物
北条 時頼 鎌倉幕府5代執権。最明寺入道。執権職を降り旅僧として諸国を行脚。
佐野 常世 上野国佐野の御家人。貧しい生活だが武士としての気概は失っていない。
常世の妻。
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にちれんしょうにん 白木 茂 ポプラ社
あらすじ
 安房国小湊で生まれた善日坊は清澄寺に預けられ、やがて仏の道をおさめるために鎌倉へ向かうことになった。しかし彼が説く道は鎌倉の民衆に受け入れられず、いくつもの災難が降りかかってきた…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・清澄寺で修業していた日蓮は鎌倉へ向かい、町かどで民衆に仏の道を説きます。
 龍ノ口・・・幕府に捕らえられた日蓮は処刑されるために龍ノ口へ送られます。
 登場人物
日蓮 安房国小湊生まれの僧。善日麿→薬王麿→蓮長→日蓮と名を変えていく。
日蓮の父。漁師。
日蓮の母。
道善 安房国清澄寺の住職。
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博多湾のあらし 平井芳夫 ポプラ社
あらすじ
 元国の王さま・フビライは何人もの旅商人たちから日本は黄金をたくさん持ち、御殿の壁は金色に輝いていると話を聞き、日本を攻める決意をした。そして対する日本は若き執権・北条時宗を頭とした御家人たちが立ちはだかった…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・時宗は攻撃してくるフビライ軍に対抗するため、鎌倉から博多へ兵を送ります。
 登場人物
北条 時宗 鎌倉幕府8代執権。
河野 通有 伊予国の御家人。
フビライ 元国皇帝。
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三つのはこ 桑原三郎 ポプラ社
あらすじ
 鎌倉幕府の執権・北条高時は政に顧みず遊興にふけていた。そんな彼の姿を見て後醍醐帝や彼の息子・護良親王は新たな日本の姿を作るべく幕府打倒を主張した。そこで側近たちを全国に差し向け、幕府打倒の仲間集めに走ったが、その動きを高時が知ってしまった…。

 作品の舞台
 鎌倉宮・・・護良親王は捕らえられ土牢に押し込められます。
 登場人物
後醍醐天皇 第96代天皇。南朝初代天皇。
護良親王 後醍醐の第3皇子。大塔宮。天台座主。
日野 俊基 公家。後醍醐の側近。
日野 資朝 公卿。後醍醐の側近。
足利 高氏 上野国の御家人。反幕府派につく。
楠木 正成 河内国の悪党。
名和 長年 伯耆国の悪党。
村上 義光 護良の家来。
北条 高時 鎌倉幕府14代執権。北条得宗家当主。