田中英光の作品
田中英光の作品です。

作品名 発行年
オリンポスの果実 1940
われは海の子 1941
野狐 1949
さようなら 1949
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オリンポスの果実 田中英光 新潮文庫
あらすじ
 ボート競技のオリンピック日本代表メンバーとなった坂本は、会場となるロサンゼルスに向かう船の中で陸上・走り高跳びの選手の熊本秋子に一目惚れしてしまう。チームメイトから冷やかされながらも、彼女への想いを募らせる坂本だが、試合がおわるまではと打ち明けられずにいた…。


 作品の舞台
 稲村ガ崎・・・坂本の故郷です。また、佐保子が昨年まで住んでいました。
 登場人物
坂本 ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。4番漕手。身体が大きく7番の坂本と区別するため「大坂(ダイハン)」と呼ばれる。
熊本 秋子 陸上・走り高跳びのロサンゼルス五輪日本代表。
ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表キャプテン。調整(ストローク)。
ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。舳手(バウ)。
ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。2番漕手。
沢村 ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。3番漕手。
松山 ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。5番漕手。
東海 ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。6番漕手。
坂本 ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。7番漕手。
ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。舵手(コックス)。
柴山 ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。補欠。
上原 ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。補欠。
有沢 ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。補欠。
八郎 ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。補欠。慶応の主将。
村川 ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。補欠。
河堀 ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。補欠。
金沢 ボート競技のロサンゼルス五輪日本代表。補欠。
西 ボート競技のロサンゼルス五輪日本総監督。
ボート競技のロサンゼルス五輪日本副監督。
黒井 ボート競技のロサンゼルス五輪日本コーチ。
内田 陸上・女子ハードルのロサンゼルス五輪日本代表。
丹智 陸上・槍投げのロサンゼルス五輪日本代表。
中村 陸上・走り高跳びのロサンゼルス五輪日本代表。
満野 陸上・短距離走のロサンゼルス五輪日本代表。
東田 良平 陸上のロサンゼルス五輪日本代表。
川北 陸上のロサンゼルス五輪日本代表。
宮下 水泳のロサンゼルス五輪日本代表。
水泳のロサンゼルス五輪日本代表。
野球のロサンゼルス五輪日本代表。
野球のロサンゼルス五輪日本代表。
ボクシングのロサンゼルス五輪日本代表。
アイスホッケーのロサンゼルス五輪日本代表監督。
日本オリンピック協会役員。
見習い船員。坂本の4年先輩。
ネルチンスキイ 陸上のロサンゼルス五輪フィンランド代表。
ダグラス スカールのロサンゼルス五輪アメリカ代表。
N子 銀座の喫茶「シャ・ノアル」の女給。
花子 ロサンゼルス在住のコックの娘。15歳。
ヘンリー山本 ロサンゼルス在住の青年。
リンキイ ロサンゼルス在住の子供。
ナンシー ロサンゼルスのアイスクリームスタンドの看板娘。
佐保子 カリフォルニアの名士の娘。N女子大国文科。
ロジータ・モレノ ハリウッドスター。女優。
坂本宅の下宿人。
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われは海の子 田中英光 小学館
あらすじ
 伯爵の妾腹の子として生まれた中岡重道は不遇な幼少期を過ごしていたが、あるきっかけで小学校教師・当麻と出会い鎌倉小学校6年男子組に通うことになった。クラス内では材木座・長谷それぞれの地域のガキ大将が派閥争いをしていた…。


 作品の舞台
 由比ガ浜・・・母とみよが出会います。
 長谷・・・重道は大仏横の鎌倉病院に担ぎ込まれます。
 姥ヶ谷・・・重道は月浩が使う別荘「龍精洞」で暮らすことになります。
 稲村ガ崎・・・重道は駅を降り音無橋のところで章子と出会います。
 登場人物
中岡 重道 鎌倉小学校6年男子組生徒。13歳。伯爵の妾腹の子。姥ヶ谷の別荘「龍精洞」で暮らす。
重道の亡父。伯爵。重道が幼い頃に母子を捨てる。
重道の母。父の妾。女義太夫。稚内で小料理屋を営む。
当麻 月浩 鎌倉小学校教師。5年の担任。長谷寺住職の甥。重道の親代わり。
高橋 重道の級友。クラスの級長。
磯部 良一 重道の級友。14歳。「材木座組」のガキ大将。
鈴木 高二 重道の級友。「長谷組」のガキ大将。
笠間 静夫 重道の級友。御曹司。
黒田 貞一 重道の級友。クラスの鼻つまみ者。材木座ら住む。あだ名は「スカンク」。
中岡 一郎 重道の級友。鎌倉佐竹保育院の園児。
吉山 重道の級友。文学好き。
山本かな子 鎌倉小学校6年女子組のクラス担任。
中尾千枝子 6年女子組生徒。
康次 5年男子生徒。月浩の教え子。
お通 5年女子生徒。月浩の教え子。
信子 5年女子生徒。月浩の教え子。
磯部 良吉 良一の父。町の顔役。材木座にある馬力屋の親方。
鈴木 高造 高二の父。長谷の大工の棟梁。
笠間 敏夫 静夫の父。前・×国大使。
山口 剛一 「龍精洞」の下にある「山口別荘」の持ち主。東京に住むA印刷会社社長。
長男 剛一の長男。東京帝国大学哲学科1年。
山口 智子 剛一の長女。津田英学塾予科1年。姥ヶ谷の別荘で療養中。
山口 章子 剛一の次女。東京に住む。おてんば娘。
小柴 みよ 産婆。新興宗教「白日教」教徒。重道の母の命の恩人。
山野 中野にある「白日教道場」の内弟子。
日坂 「白日教道場」の内弟子。婆さん。
森田 「白日教」の青年教徒。中野にあるK鉄工所の職工。
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野狐 田中英光 小学館
あらすじ
 売れない三文作家だった私は、妻子にも逃げられ苦しい生活を送っていたが、桂子と暮らすようになってからは生活も少し変わってきたようだった。しかし今度は酒と愛欲におぼれ始め、乱れた生活に変わっていってしまった…。


 作品の舞台
 鎌倉・・・酒に溺れる生活を送っていた私は、鎌倉や浅草、横須賀などを放浪します。
 登場人物
売れない三文作家。37歳。
私の妻。夫とは1年以上別居状態。4人の子供がいる。
桂子 私の同棲相手。西銀座の上流酒場「うらら」の女給。貧農の娘。
私の母。73歳。
私の姉。40歳。
義兄 姉の夫。50歳。経済団体の所長代理。
リリー 芸者上がりの女。
女給 浅草の社交喫茶の女給。桂子に似ている。
編集者 出版社「国際文化社」の編集担当。
私の先輩作家。
少年 通りがかりの少年。S駅の事務員。
老婆 近所に住む婆さん。
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さようなら 田中英光 文春文庫
あらすじ
 日本の「さようなら」という言葉は、外国の同意語と比べると切なく悲しい響きがある。そんな虚無的な別れを意味する「さようなら」を自ら言う前に、ぼくが生きてきた中でいくつも経験してきた「さようなら」を思い返してみようと思う…。


 作品の舞台
 材木座・・・父が肺病療養のため転居します。
 登場人物
ぼく 物語の語り手。
ぼくの父。
ぼくの母。
ぼくの長兄。
ぼくの姉。3歳年上。
祖父 ぼくの祖父。
祖母 ぼくの祖母。高知生まれ。
お栄 祖父の世話をする娘。15歳。
井上 ぼくの学友。母子家庭。
伊沢 ぼくの学友。陸上部の主将。
川合 ぼくの学友。
池田 ぼくの学友。
岡田 ぼくの戦友。
分隊長 ぼくの上官。
リエ 戦争未亡人。