大佛次郎の作品(その3)
鎌倉文士・大佛次郎の作品です。

作品名 発行年
義経の周囲 廃園 1966
義経の周囲 頼朝 1966
義経の周囲 土佐房昌俊 1966
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義経の周囲 廃園 大佛次郎 朝日新聞社
あらすじ
 源氏の御曹司・源義経は平家を滅ぼし華々しく勝利を得たことが兄・頼朝の不興を買い腰越で鎌倉入りを止められた。そんな彼が後に奥州で討たれた後、首実検が行われたのも腰越だった…。

 作品の舞台
 腰越・・・義経は頼朝に鎌倉入りを止められ、後に討たれて首実検が行なわれました。
 登場人物
源  頼朝 源氏の棟梁。鎌倉殿。
源  義経 頼朝の異母弟。
和田 義盛 幕府の有力御家人。
梶原 景時 幕府の有力御家人。
梶原 景季 幕府の御家人。景時の嫡男。
武蔵坊弁慶 義経の家来。
常盤御前 義経の生母。
浅井 了意 作家。
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義経の周囲 頼朝 大佛次郎 朝日新聞社
あらすじ
 神経質で過敏な性質を持つ源氏の御曹司・源頼朝は、伊豆の蛭ヶ小島で無力の流人として20年の永い歳月を過ごした。しかし平家討伐の旗上げをすると東国のいる荒武者たちをまとめ上げ、鎌倉を本拠地に平家に対抗した…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・頼朝は東国武士をまとめて鎌倉入りします。
 登場人物
源  頼朝 源氏の棟梁。鎌倉殿。
源  義経 頼朝の異母弟。
佐々木定綱 頼朝軍の将。
三浦 義澄 頼朝軍の将。
和田 義盛 頼朝軍の将。
千葉介常胤 頼朝軍の将。
大庭 景親 平家軍の将。
熊谷 直実 平家軍の将。
梶原 景時 平家軍の将。
畠山 重忠 平家軍の将。
平  時忠 平家一門の将。
以仁王 後白河の皇子。
源  頼政 公卿。
山木 兼隆 平家方の将。伊豆国の目代。
文覚 高雄の荒法師。
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義経の周囲 土佐房昌俊 大佛次郎 朝日新聞社
あらすじ
 私の家の近くに「土佐房昌俊宅址」という石碑があり、私が散歩をするときによく目にする。なので私は土佐房昌俊に親近感を持っているのだ…。

 作品の舞台
 雪ノ下・・・土佐房昌俊宅址があります。
 登場人物
土佐房昌俊 雪ノ下に住む幕府の御家人。
源  頼朝 源氏の棟梁。鎌倉殿。
源  義経 頼朝の異母弟。
武蔵坊弁慶 義経の家来。
佐藤 忠信 義経の家来。
木曽 義仲 頼朝・義経の従兄弟。
梶原 景時 幕府の御家人。平家討伐の軍奉行。
平  宗盛 平家一門の将。