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あらすじ
鎌倉駅のプラットホームから見ると、街の景観がずいぶんと変わってしまったことに気づく。材木座や坂ノ下から畑のむこうに駅が見えていたのだが、今では駅周辺に高い建物が立ち並び山の眺望も隠れてしまっている…。
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作品の舞台 |
鎌倉駅・・・ホームから見る街の景観が変わってしまいました。
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あらすじ
私は東京に住む兄と一緒に光則寺や瑞泉寺に梅を観に行った。どちらも老人の梅見客ばかりだったが、それでも梅の花は綺麗に咲き味わい深いものだった。兄は東京の梅は三分咲きだというのだが…。
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作品の舞台 |
光則寺・・・次郎は兄と一緒に梅の花を観に行きます。
瑞泉寺・・・次郎は兄と一緒に梅の花を観に行きます。
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登場人物 |
大佛 次郎 |
物語の語り手。小説家。 |
兄 |
東京に住む次郎の兄。 |
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あらすじ
建長寺の本堂の前にある柏槙の大樹は、すくすくまっすぐと育つ日本の老樹と違い、奇怪な枝ぶりと仙人でも見るような高雅さがある中国っぽい老樹に見える…。
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作品の舞台 |
建長寺・・・本堂前に柏槙の老樹があります。
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登場人物 |
大佛 次郎 |
物語の語り手。小説家。 |
蘭渓道隆 |
宋の禅僧。建長寺を開山。 |
無学祖元 |
宋の禅僧。円覚寺を開山。 |
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あらすじ
私は友人の片岡親子と朝比奈切通しを散策するために金沢八景に向かった。十二所側からしか行ったことがなかったが、高台から沈む夕日も見ることができ楽しめた…。
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作品の舞台 |
朝比奈・・・次郎と片岡親子が切通を散策します。
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登場人物 |
大佛 次郎 |
物語の語り手。小説家。 |
片岡 |
次郎の友人。 |
息子 |
片岡の息子。 |
婆さん |
朝比奈の住人。 |
亀田 輝時 |
郷土史家。 |
関 靖 |
鎌倉文庫の学芸員。 |
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あらすじ
私は富士山が好きだ。見ることも好きだし、山にも2度登っている。そんな経験も活かし、先日織田信長の小説を書いた際に富士見の場面を描いたのだが…。
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作品の舞台 |
瑞泉寺・・・瑞泉寺から遠見の富士を良く眺めます。
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あらすじ
鎌倉の大きな寺社には必ずと言っていいほど大きな樹がある。たとえ歴史が古いお寺であっても、大きな樹がないと威厳が無いように思えてしまう…。
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作品の舞台 |
鶴岡八幡宮・・・大きな樹があります。
建長寺・・・大きな樹があります。
円覚寺・・・大きな樹があります。
寿福寺・・・大きな樹があります。
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あらすじ
鎌倉駅のプラットホームからあたりの山を見ると、何よりやつれたように見える。建物が増えて窮屈に見えたり、看板が大きいので山が小さく見えたりするのだ…。
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作品の舞台 |
鎌倉駅・・・プラットホームから山を見ると少し寂しく見えます。
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あらすじ
源頼朝が幕府を開いて以来、自然の要塞のような地形を持つ鎌倉市は戦後アメリカ軍人軍属が居住するようになってから、狭い田舎町は住みづらいと市当局に訴えてきた。そしてアメリカ人たちが去って行った後、一部の日本人たちが山の開拓をすすめるようになってしまった…。
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作品の舞台 |
稲村ガ崎・・・鎌倉市の特別保護地区の指定を受けました。
頼朝の墓・・・頼朝の墓がある山も壊されようとしていました。
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登場人物 |
大佛 次郎 |
物語の語り手。小説家。 |
林 三郎 |
小説家。 |
フィゲス |
英国大使館員。 |
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あらすじ
私は友人の鈴木に頼まれ、フランスから来日したエチアンプル教授と彼を一日鎌倉案内をすることになった。そして北鎌倉から八幡宮へ歩き、夜は自邸で食事を振る舞い、閉門後の大仏も特別に拝観させてもらった。帰国後、エチアンプルはフランスの新聞「ル・モンド」の論説でそのことを書いているのだが…。
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作品の舞台 |
円覚寺・・・次郎は鈴木とエチアンプルを引き連れ、境内を案内します。
東慶寺・・・次郎は鈴木とエチアンプルを引き連れ、境内を案内します。
建長寺・・・次郎は鈴木とエチアンプルを引き連れ、境内を案内します。
鶴岡八幡宮・・・次郎は鈴木とエチアンプルを案内し、露店の辻占いを紹介します。
高徳院・・・閉門後の夜遅い時間に、特別に門を開けてもらい、深夜の鎌倉大仏を拝観します。
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