中村光夫の作品
中村光夫の作品です。

作品名 発行年
七里ヶ浜の記 1952
鎌倉に住んで 1970
泉ヶ谷近辺 1972
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七里ヶ浜の記 中村光夫 筑摩書房
あらすじ
 七里ガ浜に住んで10年以上経ち、いつも眺めている海の表情も徐々に変わってきているのだが、特に今年は大きく変わっている。いつもははっきりと見える水平線も朧げになり、遠景も霞が立ち込めているのだ…。

 作品の舞台
 七里ガ浜・・・中村光夫邸があります。
 蛯ヶ谷・・・西田幾多郎は蛯ヶ谷から極楽寺までよく散歩していました。
 登場人物
中村 光夫 物語の語り手。劇作家。文芸評論家。
西田幾多郎 鎌倉に住む哲学者。
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鎌倉に住んで 中村光夫 筑摩書房
あらすじ
 ヨーロッパの都市へ行くと昔建てられた建物やその街並みが保存されていて非常に感心するのだが、私が暮らす鎌倉はどうかというと意外と残っていない。地震や戦災で壊れてしまった建物を、以後復旧されなかったことがその原因のひとつなのだが…。

 作品の舞台
 壽福寺・・・鎌倉では有名な寺です。
 英勝寺・・・鎌倉では有名な寺です。
 浄光明寺・・・昔は大きなお寺でしたが、今ではひっそりとしています。
 登場人物
中村 光夫 物語の語り手。劇作家。文芸評論家。
息子 浄光明寺の住職の息子。大学生。
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泉ヶ谷近辺 中村光夫 筑摩書房
あらすじ
 東京の人は「鎌倉」のイメージが海を連想する人が多い。しかし以前私が稲村ガ崎に家を持っていた時は、窓から海が見え気分が良かったのは半年ほどのことで、それ以降は湿気と塩害で頭を悩ます日々を送ることとなった…。

 作品の舞台
 稲村ガ崎・・・光夫が昔暮らしていました。
 扇ガ谷・・・中村光夫邸、里見弴邸があります。
 登場人物
中村 光夫 物語の語り手。劇作家。文芸評論家。
里見  弴 鎌倉に住む小説家。