蒲原有明の作品
鎌倉文士・蒲原有明の作品です。

作品名 発行年
鎌倉の話 1924
薬師堂谷記事 1927
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鎌倉の話 蒲原有明 書物展望社
あらすじ
 鎌倉に住んで5年ほど経つのでそろそろ鎌倉の話をしてもいいと思い語らせてもらう。鎌倉の住み心地を良く感じさせるのは「うるおい」だと思う。海気と山気の交流が潤沢に行なわれているのがその原因であろう…。

 作品の舞台
 雪ノ下・・・海の方から霧がたちこめてきます。
 海蔵寺・・・寺を突き当たる手前に平景清の土牢があります。
 梅ヶ谷・・・化粧坂のあたりを昔はこう呼びました。
 登場人物
蒲原 有明 物語の語り手。小説家。
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薬師堂谷記事 蒲原有明 書物展望社
あらすじ
 薬師堂谷は二階堂にある谷戸のひとつである。現在は御堂の跡に覚園寺がが建てられている。薬師堂谷には小字もあり、私の家のあたりは「會下」と呼ばれるのだが、周りの住民に聞いてもその名を知らず、その読み方も「エゲ」なのか「エカ」なのかも判らないでいる…。

 作品の舞台
 薬師堂谷・・・薬師堂谷は二階堂の谷戸のひとつです。
 登場人物
蒲原 有明 物語の語り手。小説家。