神西清の作品
神西清の作品です。

神西清
  小説家の他、ロシア文学の翻訳も手がける。1934年から鎌倉市二階堂に転居、お墓は東慶寺にある。『鎌倉アカデミア』の講師も務めた。
作品名 発行年
夜の鳥 1949
ハビアン説法 1958
鎌倉の女 1964
水と砂 2008
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夜の鳥 神西 清 青空文庫
あらすじ
 高校時代の友人・H夫妻の軽井沢の別荘開きに招かれた私は、そこで20年ぶりに仲間内で唯一の工科生・Gと再会した。そして二人はその夜、霧積温泉の宿で一夜を過ごした。深夜に突然鳥の鳴き声が聞こえ目を覚ました二人は、そのまま寝付くこともできずに話をしていたが、Gは鳥の鳴き声にちなんで満州にいた頃のある話をし始めた…。

 作品の舞台
 七里ガ浜・・・黄金台のホテルの砂浜は、七里ガ浜のように荒寂れた砂浜でした。
 登場人物
私 物語の語り手。神西清。
H 私の高校時代の友人。軽井沢に別荘を持つ。
細君 Hの細君。
G 私の高校時代の友人。元・工科生。建築関係の仕事で満州にわたりそれ以来消息不明だった。
妹 Gの妹。
魏  怡春 私の高校時代の友人。山東省出身の留学生。開業医となるが、戦後に帰省する。
S 私の高校時代の友人。外交官。
Wei Julan 背の高いライラック色の支那服をを着た30歳代半ばの女。天津出身。漢字で描くと「魏若蘭」。
小間使い Weiの小間使い。
友人 Gの友人。新京に住む。
細君 友人の妻。Gにチョコレートを渡す。
Y Gの大学時代の師。東洋美術の研究家。
支配人 大連のホテルの支配人。
支配人 黄金台のホテルの支配人。
運転手 大連のバスの運転手。
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ハビアン説法 神西 清 青空文庫
あらすじ
 ある日曜日、私は散歩がてら鎌倉において暗い歴史を残す腹切やぐらへ向かった。しかし、その不浄な地はいつしか南蛮寺という清浄な地に変わり、若い青年たちが集っていた。その光景に感無量となった私は、その地を後にし小町大路を歩いていると、日蓮辻説法跡の近くで熱弁をふるう一人の僧形と出会った…。

 作品の舞台
 腹切やぐら・・・私が散歩がてらに向かいます。
 日蓮辻説法跡・・・散歩途中の私が、熱弁をふるう僧形に出会います。
 登場人物
私 物語の語り手。神西清。
梅庵 僧形。
柏翁 僧形。
青年 梅庵の傍らに立つ復員服の男。
老神父 南蛮寺の神父。
お嬢さん 私の知人Hの娘。
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鎌倉の女 神西 清 文治堂書店
あらすじ
 横浜山手のFセミナリーに通う山村眞弓は、鎌倉に住むパアカア夫人の館でイギリス人紳士・ヘンリイに英語を教わることになった。ヘンリイを一目見た眞弓は彼に一目惚れをしてしまい、心の中で彼との恋愛を妄想するようになった。しかしレッスンを受けたとき、耳たぶの裏に異様な感触を感じてから、眞弓は彼に嫌悪感を感じるようになってしまった…。


 作品の舞台
 長谷・・・眞弓が英語のレッスンを受けるパアカア夫人邸や、花屋「H」があります。
 坂ノ下・・・眞弓とヘンリイが散歩します。
 雪ノ下・・・山村眞弓の家があります。
 扇ヶ谷・・・中原英作宅があります。
 登場人物
山村 眞弓 横浜山手にある「Fセミナリー」の生徒。19歳。
山村 光代 眞弓の姉。
黒田 五郎 眞弓の従兄。牛込に住む。
ジュディス 眞弓のクラスメイト。アメリカ人。
兄 ジュディスの兄。アメリカ領事館員。
ケティ 眞弓のクラスメイト。アメリカ人。
ジャネット 眞弓のクラスメイト。アメリカ人。
パアカア夫人 長谷に住む富貴な夫人。キリスト教の事業を行っている。来日して5年。
ヘンリイ パアカアの遠縁。神戸の商館に勤めるイギリス人紳士。
下女 パアカア邸の下女。日本人女性。
矢部 秀子 五郎の妹。
矢部 秀子の夫。
K子 秀子の学友。
中原 英作 五郎の友人。
獨逸人 ハンブルクにある蓄音機会社の社員。
佛蘭西娘 五郎が出会ったフランス人少女。
橋本由紀子 眞弓の女学校時代の友人。
橋本夫人 由紀子の母。
兄 由紀子の兄。
秋子 由紀子の兄の妻。
穣 秋子の弟。一高の学生。
S子 眞弓が通う洋品店「N屋」の女主人。
混血児娘 S子の一人娘。「N屋」を手伝う。
おばさん 長谷の花屋「H」のおばさん。
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水と砂 神西 清 港の人
あらすじ
 叔母の家に夕涼みに行った光代は、親類筋の弘と遊ぶ妹の真弓の姿を見てある嫉妬感を抱いた。それは真弓が「水と砂から生まれた娘」と自称し、輝くほど美しく成長していたからだった…。


 作品の舞台
 扇ヶ谷・・・禎子の家があります。
 雪ノ下・・・光代の家があります。
 長谷・・・パアカア夫人の家があります。
 登場人物
下山 光代 下山家の長女。23歳。雪ノ下に住む。
下山 真弓 光代の妹。19歳。
下山 愛彦 光代・真弓の兄。ニューヨークの正金に勤める。
川瀬 禎子 光代・真弓の叔母。扇ヶ谷に住む。
川瀬 英子 禎子の長女。23歳。
川瀬 五郎 禎子の長男。京都に住む法科大学生。
母 光代・真弓の母。
宏 愛彦の妻の従弟。逗子に住む。
パアカア夫人 長谷に住む夫人。