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あらすじ
ある日遠山は、銀座で30年ぶりに同級生の塚本と出くわした。そして2人は恩師の重野が定年を迎え教鞭を置くことを機に、同窓会を企画し、その会場を修学旅行の想い出の宿・江ノ島の「翠明館」で行おうとしていた。しかし、「翠明館」は数年前に旅館業を廃業、現在は屋敷を会社に両施設として提供する「湘南倶楽部」というリゾート施設に変わっていた。そこで遠山は施設を訪ねるため江ノ島へ向かうのだが・・・。
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作品の舞台 |
稲村ガ崎・・・和歌子は若い頃にバイク事故で大怪我をします。
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登場人物 |
遠山啓太郎 |
空調設備販売会社「明和電機」の係長。岩手県立不来方高校卒業生。 |
塚本 竜治 |
マンション建設会社の本社営業部長。岩手県立不来方高校卒業生。 |
谷津田和歌子 |
リゾートクラブ「湘南倶楽部」の女主人。 |
巴 |
和歌子に仕える老女。 |
重野 久敏 |
遠山と塚本の恩師。 |
佐々木武晴 |
遠山と塚本の同級生。修学旅行時に突然行方不明となる。 |
黒ジャンパーの男 |
暴走族「江ノ島神狼隊」のメンバー。 |
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あらすじ
女子大を卒業してすぐに会社社長夫人となった宗像淑子は、鎌倉の邸宅で暮らしていたが、突然アメリカにいると思っていた元カレの医師・高野に電話で呼び出されてしまう。高野は淑子への思いを捨てることができず、淑子に夫との離婚を迫り無理やり関係を続けようとしていたのだ・・・。
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作品の舞台 |
材木座・・・宗像昭夫邸は材木座から少し離れた町にあります。(ただし鎌倉市内にある)
鶴岡八幡宮・・・淑子は、高野から呼び出され、大銀杏の下で待ち合わせをします。
七里ガ浜・・・淑子は高野に再び呼び出されます。
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登場人物 |
宗像 淑子 |
鎌倉に住む社長夫人。22歳。女子大を卒業後、すぐに結婚する。 |
宗像 昭夫 |
淑子の夫。33歳。大手OA機器会社の二代目社長。 |
宗像源太郎 |
昭夫の父。62歳。初代社長。 |
宗像 志乃 |
源太郎の後妻。50歳。リウマチを患う。 |
宗像 春男 |
昭夫の異母弟。18歳。芸大油絵科一年生。 |
キヨ |
宗像邸のお手伝い。近所の農家の主婦。 |
高野 伸二 |
淑子の元恋人。28歳。厚木にある「帝都大学病院」の産婦人科医。 |
武田 |
高野の上司。帝都大学病院主任教授。 |
松井 礼子 |
淑子の長姉。40歳すぎ。 |
松井 |
礼子の夫。海外出張が多い商社マン。 |
松井華絵子 |
礼子の長女。16歳。鎌倉にある高校の生徒。 |
作業員 |
青い服を着たゴミ収集作業の男。 |
看護婦 |
帝都大学病院の看護婦。 |
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あらすじ
大学生の鷹峰は、東慶寺で一人の女性と出会った。彼女は桔梗という名の2歳年上の人妻で、横暴な夫に悩まされ誰にも相談できずにいる影のある女だった。そんな二人はいつしか内密に逢瀬を続けていたのだが、出会って半年後、彼女は突然妊娠したと告げ姿を消してしまった。そして30年後、そんな桔梗から突然訪問の連絡を受けた鷹峰は、彼女を迎えるのだが・・・。
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作品の舞台 |
北鎌倉・・・鷹峰邸があります。
東慶寺・・・大学時代の鷹峰は、東慶寺の境内で桔梗と出会います。
鶴岡八幡宮・・・鷹峰と松倉は、鶴岡八幡宮の牡丹庭園へ牡丹を見に行きます。
亀ヶ谷坂・・・鷹峰と夜絵は、八幡宮からの帰り道に亀ヶ谷坂の切通しを選びます。
明月院・・・鷹峰と夜絵が2月に蝋梅を見に行きます。
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登場人物 |
鷹峰 |
会社経営から退き悠々自適な生活をする男。56歳。北鎌倉に住む。 |
松倉 |
鷹峰の秘書兼家政夫。35歳。 |
宮地 桔梗 |
鷹峰の元愛人。10年前に死亡。享年48歳。 |
宮地 夜絵 |
桔梗の娘。32歳。長崎に住む舞踊の師範。 |
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あらすじ
元・商社マンの三四郎は、東慶寺の墓地の一角でむせび泣く一人の婦人と出会った。そして三四郎は娘を失ったその婦人・貴和子と絵を描くことで話が合い、やがて彼女が住む屋敷に通うようになっていた…。
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作品の舞台 |
東慶寺・・・墓地の一角で三四郎と貴和子は出会います。
雪ノ下・・・貴和子が住む屋敷があります。
鶴岡八幡宮・・・三四郎と貴和子は初詣に出かけます。
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登場人物 |
泉 三四郎 |
元・商社マン。定年退職後、悠々自適な暮らしをしている。 |
槙 貴和子 |
鎌倉に住む女流画家。52歳。 |
槙 美和 |
貴和子の養女。フェリーから投身自殺した。享年26歳。 |
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あらすじ
南新堀町の筆商「紅屋」は、内儀のお淡が筆の穂先を舐めて整える「舐め筆」が評判の店だった。しかし彼女は身請けをしてもらった深川の料理屋主人・草葉の千右衛門の頼みで大店の跡取り息子の筆おろしもおこなっていた。そんな彼女に千右衛門は甥っ子の筆おろしを兼ねて、鎌倉・江ノ島詣に誘うのだが…。
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作品の舞台 |
雪ノ下・・・千右衛門たちが逗留する旅籠「大沢屋」があります。
鶴岡八幡宮・・・千右衛門たちは与三次に案内され参拝します。
鎌倉五山・・・千右衛門のたっての希望で鎌倉五山を全てお参りします。
銭洗弁財天・・・千右衛門たちをつけ狙う浪人が姿を現します。
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登場人物 |
お淡 |
南新堀町の筆商「紅屋」の内儀。大店の跡取りたちの筆おろしもしている。 |
草葉の千右衛門 |
お淡を身請けした回向院裏の隠居。本所深川の料理茶屋「草の葉」の主人。 |
稲葉匠兵衛 |
北町奉行所高積見廻り同心。千右衛門の飲み仲間。温厚な性格で「まあまあ」と事を解決していくので、「まあまあの旦那」と呼ばれている。 |
稲葉 七重 |
匠兵衛の妻。山田流師範の娘。 |
太吉 |
千右衛門の中間。 |
桜川 伝助 |
千右衛門贔屓の幇間。 |
三浦屋千佐衛門 |
千右衛門の兄。三浦の網元「三浦屋」の主人。 |
お久美 |
千佐衛門の内儀。 |
千太郎 |
千佐衛門の長男。 |
お芙美 |
千太郎の妻。 |
千次郎 |
千佐衛門の二男。安房館山で暮らす。 |
千三郎 |
千佐衛門の三男。 |
源兵衛 |
三浦屋番頭。 |
高松 |
北町奉行所年番方与力。 |
高柳卯佐衛門 |
北町奉行所高積改与力。匠兵衛の上司。 |
衣笠喜八郎 |
北町奉行所高積見廻り同心。匠兵衛の同僚。 |
山田浅右衛門吉昌 |
御試御用6代目「首切り浅」。七重の義兄。 |
中川小三郎 |
山田流試刀術師範代。 |
渡瀬善五郎 |
用心棒を業とする浪人。元・山田流門下生。 |
善助 |
「紅屋」の番頭格。 |
お綱 |
向島の芸者。 |
四つ目屋の忠兵衛 |
千右衛門と親しい旦那衆。 |
耕文堂靖左衛門 |
日本橋の地本問屋「耕文堂」の主人。 |
靖太郎 |
靖左衛門の跡取り息子。17歳。 |
女将 |
鎌倉河岸の船宿「網善」の女将。 |
仲居 |
「網善」の仲居。 |
中川屋佐平 |
お淡が筆おろしした跡取り息子。 |
お福 |
帷子橋「子猫屋」の内儀。 |
永島庄兵衛 |
公郷村の名主。 |
与三次 |
鎌倉の旅籠「大沢屋」の鎌倉案内人。 |
お近 |
江ノ島の旅籠「絵島」の女将。 |
お民 |
「絵島」の仲居。 |
寛助 |
「絵島」の江ノ島案内人。 |
助六 |
江ノ島の海女事屋の船頭。 |
お波 |
江ノ島の海女。 |
お吉 |
江ノ島の海女。 |
友綱親方 |
江戸相撲の親方。 |
多美 |
武家の妻。 |
高木矢太郎 |
多美と駆け落ちした侍。 |
相州 |
悪党の頭領。 |
房州 |
悪党の仲間。 |
常次 |
悪党の仲間。 |
権太 |
悪党の仲間。 |
久米吉 |
悪党の仲間。 |
山川 庄八 |
立見流剣法の浪人。 |
佐分利大二郎 |
飛天流剣法の浪人。 |
高坂金四朗 |
甲源一刀流剣法の浪人。 |
山岸 |
浪人。 |
工藤 |
浪人。 |
錠吉 |
保土谷の遊び人。 |
吉蔵 |
保土谷の遊び人。 |
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あらすじ
格式ある邸宅が並ぶ鎌倉の一角に山岡伸朗の邸宅があった。その館に住む女子大生・美菜実は、小学生の頃に目にした叔母のストッキングを脱ぐ姿に「性のめざめ」をおぼえた。そして成長した今、彼女は叔母が愛する一人息子・優哉に「姓のめざめ」をおぼえさせようとしていた…。
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作品の舞台 |
鎌倉・・・山岡伸朗宅があります。
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登場人物 |
山岡美菜実 |
名門女子大に通う大学生。22歳。 |
山岡 琴美 |
美菜実の妹。美容専門学校に通う学生。20歳。 |
山岡 伸朗 |
美菜実・琴美の父。役所勤め。 |
山岡理香子 |
美菜実・琴美の亡母。元・デパートの受付嬢。 |
山岡 辰郎 |
伸朗の弟。革製品製造会社の社長。 |
山岡亜希子 |
辰郎の妻。実家は老舗の洋装店。 |
山岡 優哉 |
辰郎の息子。17歳。 |
山岡 光郎 |
伸朗・辰郎の年の離れた弟。会社員。 |
斉藤未有子 |
伸朗宅の住み込み家政婦。理香子の死後、美菜実・琴美の母代わり。 |
彩香 |
光郎のフィアンセ。光郎が勤める会社の部長の娘。 |
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あらすじ
学生時代の友人・咲恵とともに北鎌倉を訪れた主婦の春華。しかし、この旅は咲恵の情事の隠れ蓑なので、春華はいつものように一人で花を見ながら散策していた。するとそんな彼女に花の知識が豊富な男性が声をかけてきた。夫の度重なる不倫に寂しい思いをしていた彼女は、その男・笹森の誘いにのるのだが…。
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作品の舞台 |
円覚寺・・・咲恵は春華と円覚寺に訪れた後、別行動をとります。
浄智寺・・・春華は、笹森と浄智寺を訪ねます。
明月院・・・笹森の家は明月院近くの明月川沿いにあります。
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登場人物 |
春華 |
主婦。38歳。福岡出身。 |
咲恵 |
主婦。38歳。春華の高校時代の友人。福岡出身。元・外資系会社のOL。 |
笹森 |
北鎌倉に住む妻を亡くした男。 |
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あらすじ
学生時代の友人4人と共に鎌倉を訪れた沙羅はその前夜、恋人とうまくいっていないからか緑の中でおぼろげな男に抱かれる夢を見た。そして散策中、佐助稲荷で突然現れた桐生という男に心を惹かれてしまう・・・。
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作品の舞台 |
銭洗弁財天・・・沙羅たち5人組は、鎌倉駅に着くとまずは銭洗弁財天に行きます。
浄智寺・・・グループから1人離れた沙羅は、佐助稲荷で桐生と出会います。
長谷寺・・・沙羅はグループに合流し、江ノ電に乗って長谷寺に向かいます。
高徳院・・・桐生のことが気になる沙羅は、高徳院で再度グループを離れます。
七里ガ浜・・・七里ガ浜の高台にあるホテルで、沙羅と桐生は愛し合います。
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登場人物 |
朝比奈沙羅 |
OL。28歳。3年前から恋人とうまくいっておらず欲求不満気味。尚、友人たちの名前は作品上出てこない。 |
桐生 |
佐助稲荷で沙羅の前に突然現れた男。 |
加島 |
沙羅の恋人。3年前から沙羅とうまくいっていない。 |
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満蜜殺法 伸ばし屋美雪 |
沢里裕二 |
コスミック
時代文庫 |
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あらすじ
江島正雪を頭目とする「義経党」を結成し、江の島を拠点に幕府転覆を図ろうとしていた。そして今日もまた蔵前の札差屋「大黒屋」が義経党に襲われ、千両箱が盗み出されてしまった。吉原の按摩師・深志屋美雪は兄貴分の淫具師・浅深屋半兵衛たちとともに、淫術を使い、義経党と対決しようとしていた…。
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作品の舞台 |
鎌倉・・・正雪は江戸幕府を転覆し、鎌倉幕府を再興しようとします。
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登場人物 |
深志屋美雪 |
花川戸町の淫流按摩師。陰部をツボ押しし精力や体を治す技を持つ。 |
浅深屋半兵衛 |
花川戸町の仏師。裏では淫具も扱う。美雪の兄貴分。別名「淫具屋半兵衛」。 |
直蔵 |
半兵衛の舎弟。岡っ引きだが、夜鳴き蕎麦屋の内職もしている。 |
艶乃家重兵衛 |
吉原の大店「艶乃家」の主人。半兵衛とは昵懇の仲。 |
手代 |
「艶乃家」の古参の手代。美雪の仕事を認めている。 |
由梨絵太夫 |
「艶乃家」の花魁。 |
喜多川雅風 |
由梨絵太夫の情夫。戯作者。 |
沢東 裕伝 |
雅風の吉原仲間。戯作者。 |
大黒屋金左衛門 |
蔵前の札差屋「大黒屋」の主人。 |
小春 |
「大黒屋」の女房の世話係。17歳。直蔵といい仲。 |
大二郎 |
「大黒屋」の手代。 |
揚巻太夫 |
吉原の大店「三浦屋」の花魁。射的が得意。 |
小紫太夫 |
吉原の大店「播磨屋」の花魁。投扇が得意。 |
染子太夫 |
吉原の大店「鈴野屋」の花魁。遊興が得意。 |
江島 正雪 |
悪党「義経党」の頭目。35歳。元・鎌倉藩の剣術師範。本名は「伊豆羅霧蔵」。 |
安宅 権蔵 |
正雪の片腕。山風流淫術の師範。 |
大丸 |
「義経党」の仲間。山風流淫者。 |
風珍 |
「義経党」の仲間。山風流淫者。 |
豆舌 |
「義経党」の仲間。山風流淫者。 |
お伊勢 |
「義経党」の仲間。山風流女淫者。元・日本橋の呉服店「高台屋」の仲居。 |
加奈 |
「義経党」の仲間。山風流女淫者。元・大奥の侍女。北津軽藩藤林家の三女。 |
井伊 直鎮 |
幕府の老中。「義経党」の壊滅のために動く。 |
満湖 |
直鎮の妻。淫術でも知られる桃園家の三女。 |
田沼 槍友 |
幕府の老中。直鎮とは敵対関係。 |
近山左衛門丞司郎 |
東町奉行。桃の入れ墨を入れている。 |
柚月郁之進 |
東町奉行同心。 |
米蔵 |
郁之進に付いてまわる岡っ引き。 |
世之介 |
幕府方忍者。太鼓持ちやスリ、「深志屋」の丁稚として動いている。 |
畠山 光輝 |
芳賀藩当主。 |
観月院亜沙子 |
光輝の義姉。半兵衛の嵌め友。 |
小津安之守 |
鎌倉藩主。 |
木下恵之進 |
藤沢藩主。 |
桃園 實光 |
京の公卿。満湖の父。 |
七海 |
両国の置屋「黒澤」の女将。 |
堀米家光蔵 |
京町の大店「堀米家」の主人。半兵衛のライバル的存在。 |
高台屋 |
日本橋の呉服店「高台屋」の主人。仲居時代のお伊勢とはいい仲。 |
伊国屋 |
根津の文具店「伊国屋」の主人。 |
森家 遊楽 |
伊国屋の知人。落語家。通称「根津の師匠」。 |
小栗 |
湯島の隠間。人気番付上位者の組合「男子十二混棒」の一員。 |
綾野 |
湯島の隠間。人気番付上位者の組合「男子十二混棒」の一員。 |
爺さん |
水茶屋「瑠野庵」の主人。 |
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キミがビキニの紐を解いたなら・・・ |
沢里裕二 |
廣済堂文庫 |
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あらすじ
彼女を同僚に寝取られたビール会社の社員・飯島雅彦は、鎌倉のアンテナショップとなる海の家「ギンギンハウス」に異動することになった。そこには雅彦の彼女を寝取った同僚の小栗や、密かに思いを寄せていた澄子も行くことになったのだが…。
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作品の舞台 |
由比ガ浜・・・「南銀座麦酒」の海の家「ギンギンハウス」があります。
七里ガ浜・・・小栗の父の別荘があります。
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登場人物 |
飯島 雅彦 |
南銀座のビールメーカーの「南銀座麦酒」営業部員。29歳。 |
田中 正明 |
「南銀座麦酒」社長。50歳。 |
小栗 順平 |
「南銀座麦酒」営業部員。資産家の御曹司。 |
星野 澄子 |
「南銀座麦酒」宣伝部員。入社3年目。25歳。 |
武田 陽子 |
「南銀座麦酒」経理部員。マドンナ的存在だが肉食系。38歳。 |
内田 |
「南銀座麦酒」経理部長。 |
大塚 |
「南銀座麦酒」総務担当。 |
岡野 |
「南銀座麦酒」専務。60歳。 |
小宮山 |
「南銀座麦酒」宣伝部員。 |
北山麻里子 |
雅彦の彼女。銀座の化粧品メーカー「花吹雪化粧品」のOL。雅彦とは大学時代からの付き合い。 |
小島 安奈 |
プロサーファー。肉食系女子で派遣コンパニオンもしている。 |
鈴木 |
雅彦の大学の友人。広告代理店「北急エージェンシー」社員。 |
小栗 旬平 |
小栗の父。資産家。 |
蒼井 凛花 |
官能小説家。小栗の飲み仲間。 |
ラモーニ |
イタリア人シェフ。 |
親爺 |
銀座の食堂「大東京食堂」の店主。 |
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あらすじ
以前父の弟子としてつとめていた竹細工職人の蒼馬を追いかけて、紀子は鎌倉へ向かった。その途中に立ち寄った彼の工房の近くにある英勝寺に咲き乱れている真っ赤な彼岸花は、彼女の恋心をさらに燃え上がらせてしまうが…。
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作品の舞台 |
英勝寺・・・近くにある蒼馬の工房へ向かう途中、紀子は境内に咲く彼岸花を見ないかと婦人に誘われます。
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登場人物 |
浅野 紀子 |
九州育ちの人妻。28歳。 |
浅野 竹悠 |
紀子の父。竹細工職人。竹工芸界では有名な存在。 |
藤井 蒼馬 |
「蒼工房」の主人。31歳。竹細工職人。竹悠の弟子。 |
居酒屋主人 |
若宮大路と小町通りの間にある居酒屋の主人。 |
婦人 |
英勝寺を訪れていた観光客。 |
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あらすじ
内藤新宿の本屋「東西屋」の奉公人・夕吉は、ある夜庭にある空き小屋で未来からやってきた女刀鍛冶・美百合と出会い、淫気と流星の隕石から作った脇差「冥王丸」を預かった。すると夕吉は脇差から不思議な力を感じるようになった…。
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作品の舞台 |
雪ノ下・・・多恵が療養している旅籠「南北楼」があります。
鶴岡八幡宮・・・多恵は迎えに来た夕吉を連れ参拝に出かけます。
高徳院・・・多恵は迎えに来た夕吉を連れ参拝に出かけます。
長谷寺・・・多恵は迎えに来た夕吉を連れ参拝に出かけます。 |
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登場人物 |
夕吉 |
内藤新宿の本屋「東西屋」の奉公人。18歳。下総の百姓の息子。 |
寿美 |
「東西屋」の女将。40歳近く。入り婿の夫を亡くし、一人で店を切り盛りする。 |
多恵 |
寿美の一人娘。17歳。喘息をこじらせ、鎌倉の遠縁のもとで療養中。 |
平賀 源内 |
江戸の戯作者。50歳。「東西屋」にも出入りする。 |
杉田 玄白 |
源内の友人。45歳。蘭学医。 |
奥村 陣内 |
番町に住む幕府天文方。20歳代半ば。 |
芙美 |
陣内の妻。23歳。 |
時江 |
陣内の妹。20歳。剣術自慢。 |
甚左 |
鎌倉にある旅籠「南北楼」の亭主。 |
雪 |
「南北楼」の女将。甚左の女房。 |
母 |
雪の亡母。寿美の大叔母。 |
大男 |
戸塚宿近くの山に潜む山賊。 |
女中 |
保土ヶ谷宿の旅籠の女中。 |
酔漢 |
品川宿で源内にからんでいた破落戸。 |
天堂美百合 |
未来からやってきた女刀鍛冶。青梅山中に住む。 |
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あらすじ
広告代理店に勤めていた清水雅彦は、突然父から実家の「清水寺別院別院」を継いでほしいと連絡があった。どうやら父は還俗して四度目の結婚をしたいからだということだった。そこで雅彦は車で実家に帰ることにしたのだが、渋滞中の由比ガ浜付近で数人の男に襲われかけている女性を助けた。すると彼女は、会社に出入りする知り合いの女性保険外交員・萩尾佳澄だった…。
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作品の舞台 |
七里ガ浜・・・雅彦の実家「清水寺鎌倉派別院」で、元・隠鸞が住職をしていた「漫湖寺」があります。
北鎌倉・・・詩織の実家「北鎌倉八幡神社」があります。
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登場人物 |
清水 雅彦 |
大手広告代理店「雷通」の社員。30歳。 |
清水 博堂 |
雅彦の父。62歳。七里ガ浜の「清水寺鎌倉派別院」の初代住職。 |
阿部麻理亜 |
博堂の三番目の妻。元・通訳。雅彦の母。離婚後、旧姓に戻る。 |
妻 |
博堂の一番目の妻。元・ジャズバーのピアニスト。 |
長兄 |
博堂と一番目の妻の息子。ギタリスト。 |
妻 |
博堂の二番目の妻。元・航空会社のCA。 |
次兄 |
博堂と二番目の妻の息子。パイロット。 |
萩尾 佳澄 |
「辰巳生命」の保険外交員。雅彦とは顔見知り。 |
吉原 詩織 |
「北鎌倉八幡神社」の惣領娘。27歳。雅彦の小学校時代の後輩。 |
藤倉 隠鸞 |
博堂の友人。博堂の寺となる「漫湖寺」の元住職。現在はラスベガスで牧師をしている。 |
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あらすじ
鎌倉の観光ガイドをしている須摩は、四年前に妻と別れた独身男。今日も鎌倉を訪れる女性たちに観光案内をするのだが、契約した時間以外はお付き合いをすることはなかった…。
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作品の舞台 |
瑞泉寺・・・須摩が亜弥華をガイドします。
長谷寺・・・須摩が潤子とマユをガイドします。
浄妙寺・・・須摩は佳菜恵をガイドします。
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登場人物 |
須摩 |
鎌倉の観光ガイド。4年前に離婚。 |
和田亜弥華 |
鎌倉に来た女性観光客。名古屋に住む人妻。30歳代半ば。 |
和田 |
亜弥華の夫。 |
潤子 |
鎌倉に来た女性観光客。30歳。 |
マユ |
鎌倉に来た女性観光客。潤子の友人。28歳。 |
梨木佳菜恵 |
鎌倉に来た女性観光客。40歳代。昨年夫と離婚。 |
ママ |
鎌倉駅近くにある飲み屋のママ。須摩といい仲。 |
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