激動の時代をモデルにした作品

作品名 発行年
早春 1947
江戸の蝙蝠 1962
破れかぶれ 1989
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早春 湯浅克衛 美和書房
あらすじ
 2.26事件が解決に向かった頃、小説家の町田は仕事も恋人もすべて失ってしまった。そこで彼は朝鮮に住む父の元へ帰省した。そこで幼い頃に隣家に住んでいた玉藻と再会する…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・町田は蓮台寺・湯ヶ島と宿泊して鎌倉へ遊びに行きます。
 登場人物
町田 小説家。
朝鮮に住む町田の父。
町田すみれ 町田の亡母。
水野 玉藻 朝鮮に住む町田の幼なじみ。
記者 町田の友人。新聞記者。
町田の友人。小説家。
町田の友人。小説家。
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江戸の蝙蝠 木村学司 東京文芸社
あらすじ
 浅草田町の才兵衛長屋に住む風来坊・安蔵は右腕に蝙蝠型の赤痣を持つ腕っぷしの強い元気者だ。しかし三社祭でおこした諍いの相手の仁王門一家の徒弟・又吉を殺した疑いをかけられてしまう…。

 作品の舞台
 材木座・・・政二郎とおつるは材木座にある漁師の家に身を隠します。
 建長寺・・・おつるは竹藪から姿を現した安蔵の姿に驚きます。
 登場人物
安蔵 浅草田町の才兵衛店に暮らす風来坊。
才兵衛 才兵衛店の大家。
稲垣大八郎 才兵衛店の住人。元・備中新見藩の収納方。
つる 大八郎の一人娘。8歳。
稲垣与三郎 大八郎の長男。つるの異母兄。養子に出され亀甲問屋「伊豆屋」の総領。
雪江 与三郎の実母。元・稲垣家の下女。
久兵衛 浅草田町の世話役。
遠山左衛門尉景元 北町奉行。安蔵とは事件解決の師弟関係。
浅井伝八郎 火付盗賊改役。
関 但馬守 備中新見藩主。
立花飛騨守 筑前柳川藩主。
宇都木平太夫 三味線堀に屋敷を持つ旗本。
重右衛門 黒門町の岡っ引き。
政之助 重右衛門の子分。
伊豆屋嘉平 「伊豆屋」の隠居。与三郎の養父。
りき 嘉平の内儀、清次郎の実母。
清次郎 嘉平の次男。与三郎の異母弟。
お浅 嘉平の長女。
下総屋彦兵衛 神田明神下の小間物屋「下総屋」の主人。
やえ 彦兵衛の内儀。
六助 薬研堀の質屋「塚本屋」の老番頭。
みよ 「塚本屋」の女将。
お照 回向院横の居酒屋「紅葉屋」の女中。
吉五郎 花川戸・仁王門一家の兄貴分。
又吉 花川戸・仁王門一家の徒弟。
仙八 花川戸・仁王門一家の徒弟。
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破れかぶれ 三好 徹 講談社
あらすじ
 陸軍幼年学校でトラブルを起こした大杉栄は新潟県新発田市にある実家へ戻った後、文学の道を目指すため上京し学業に専念した。そして上京した彼は教会で出会った石川三四郎に刺激され、社会主義活動にのめり込んでいく…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・肺結核になった栄が転地療養します。
 登場人物
大杉  栄 アナキスト。東の長男。「名古屋陸軍地方幼年学校」3期生。
堀  保子 栄の最初の妻。美和の妹。
伊藤 野枝 栄の愛人・妻。「青鞜」同人。婦人解放活動家。
大杉  東 栄の父。新発田市に住む軍人。少佐。
大杉  豊 栄の母。
山田 保永 豊の義兄。軍人。中将。
山田良之助 保永の子。軍人。
立花 宗一 栄の甥。妹の子。
中村  中 栄の親友。「名古屋陸軍地方幼年学校」3期生。
中村  彝 中の弟。画家。「名古屋陸軍地方幼年学校」5期生。
三上於菟吉 栄の友人。小説家。
佐藤 春夫 栄の友人。小説家。
有島 生馬 栄の友人。小説家。
黒岩 涙香 「萬朝報社」社長。小説家。
石川三四郎 涙香の秘書。栄の9歳年上。
幸徳伝次郎 「萬朝報社」記者。ペンネームは「幸徳秋水」。
内村 鑑三 「萬朝報社」記者。キリスト教思想家。
堺  利彦 「萬朝報社」記者。伝次郎と「週刊平民新聞」を発行。福岡出身。
円城寺天山 「萬朝報社」主筆。
海老名弾正 東京・本郷教会の牧師。元・柳川藩士。
堺  美和 利彦の妻。
荒畑 勝三 栄の社会主義活動仲間。
片山  潜 栄の社会主義活動仲間。利彦と日本社会党を結党。
山口 義三 栄の社会主義活動仲間。ペンネーム「山口孤剣」。
西川光二郎 栄の社会主義活動仲間。
山川  均 栄の社会主義活動仲間。
青山 菊栄 均の妻。
深尾  韶 保子の元婚約者。日本社会党評議員。
神近 市子 「東京日日新聞」記者。栄の3歳年下。婦人活動家。
尾竹 紅吉 日本画家・尾竹越堂の娘。
須田 千葉刑務所看守部長。
甘粕 正彦 憲兵大尉。
森 慶治郎 憲兵曹長。
北川 「名古屋陸軍地方幼年学校」教師。