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ハードボイルド・ラブ・エッグ |
竹内照菜 |
二見
シャレード文庫 |
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あらすじ
新人編集者の野原太陽は担当の漫画家・紅繭子の原稿を持って、印刷所に向かうため嵐の中鎌倉駅に向かっていた。しかしその途中、暴走車に轢かれそうになり原稿を手放した上に、意識を失ってしまった。そして太陽が気がつくと、そこは美形の作家・皇徳院光政の家だったのだが、光政は太陽に一目ぼれしてしまう・・・。
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作品の舞台 |
今小路・・・太陽は鎌倉駅に向かう途中、暴走車に轢かれそうになります。
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登場人物 |
野原 太陽 |
少女漫画誌「ラブリー」の新人編集者。23歳。 |
皇徳院光政 |
人気絶頂のミステリー作家。ナルシストで同性愛の気がある。 |
高橋 是親 |
光政の編集者。光政とは学生時代からの親友。 |
紅 繭子 |
大漫画家。本名・山田ヨネ子。 |
中山 |
「ラブリー」編集長。 |
キャサリン |
漫画家。本名・鬼柳院花子。 |
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バンシー 死を告げる妖精 |
有田万里 |
ジーン・ノベルス |
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あらすじ
高校の国語教師・溝口貴洋は、母の美佐子から別れた父・貴民の死を知らされ早速鎌倉の溝口邸に向かうと、そこでミステリアスな美貌を持つ後妻の連れ子・秋磨に会った。しかし貴民の遺言では秋磨が遺産相続人に指名されていることを知らされ、憤慨した美佐子は貴民の遺稿を手に入れようと画策するのだが・・・。
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作品の舞台 |
北鎌倉・・・溝口貴民邸があります。
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登場人物 |
溝口 貴民 |
「第二の三島」とも呼ばれた純文学作家の大家。59歳。 |
溝口 貴洋 |
貴民の長男。文京区にある私立高校の国語教師。25歳。 |
溝口 秋磨 |
貴民の次男。後妻の連れ子。18歳。ミステリアスな美少年。 |
小暮美佐子 |
貴民の前妻。貴洋の母。元・銀座の高級クラブ「エトランゼ」のホステス。 |
溝口マリア |
貴民の後妻。秋磨の母。イタリアとの混血。昨年、事故死。 |
梨田 沙織 |
貴洋の恋人。25歳。同じ高校で同期の音楽教師。 |
辻村 |
溝口家の顧問弁護士。 |
真紀夫 |
美佐子とひとまわり年下の愛人。 |
柳井 |
「文芸鳳凰社」の貴民担当編集者。 |
佐久間 |
鎌倉にある教会の司教。 |
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あらすじ
鳴海千紘と鳴海陸郎は、年齢が一つ違いの同じ高校に通う兄弟。ある日、痴漢騒ぎで知り合った三枝瞭人が現れたことで、兄に恋心を抱いている陸郎の心が大きく揺らぎだした・・・。
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作品の舞台 |
明月院・・・千紘と陸郎は小さい頃、祖父に連れられ明月院を度々訪れました。
高徳院・・・千紘と陸郎は雪の降る中、高徳院を散策します。
鶴岡八幡宮・・・千紘は鶴岡八幡宮の流鏑馬馬場を通って、梨香子のアパートへ向かいます。
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登場人物 |
鳴海 千紘 |
人懐っこい性格の高校2年生。17歳。 |
鳴海 陸郎 |
千紘の弟。兄とは性格が正反対の高校1年生。16歳。 |
三枝 瞭人 |
横須賀の神奈川歯科大に通う2回生。 |
鳴海 国広 |
千紘と陸郎の叔父。北鎌倉駅前の喫茶店「ナイン・ストーリーズ」を経営。32歳。 |
松本梨香子 |
陸郎のクラスメート。陸郎のことが好き。 |
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新妻はヤマトナデシコ |
真船るのあ |
集英社
コバルト文庫 |
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あらすじ
大学生の香山雫は妹・繭の代わりに父の会社の得意先だったクロードの観光案内をしたのだが、クロードが雫に一目惚れし、その優しさに次第に雫も惹かれ、鎌倉の屋敷に同居することになった。幸せいっぱいの新婚生活(?)を満喫していたのだが、クロードのいとこたちが来日することになり、次第に周辺が騒がしいことになっていく・・・。
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登場人物 |
香山 雫 |
横浜の大学に通う大学生。大学入学を機に鎌倉でクロードと同居生活を始める。19歳。 |
クロード=
アシル・ド・シャントルイユ |
フランスの老舗ブランド「ルビエラ」の日本支社長。34歳。元貴族の血を引く名門の出。 |
香山 繭 |
雫の双子の妹。19歳。兄の生活を応援している。 |
ジェレミー |
クロードの父方の従兄。25歳。 |
シルヴィア |
ジェレミーの妹。22歳。クロードに気がある。 |
美代子 |
クロードが一人暮らしをしていた頃の通いのハウスキーパー。 |
藤倉 義直 |
繭の恋人。元・バスケットボール部のエース。 |
シャルル |
クロードの異母弟。ニューヨークに留学中。 |
メリッサ |
クロードの異母妹。 |
クレア |
クロードの従妹。 |
ファビオ |
クロードの祖父。フランスのアヴィニョンに住む。 |
志津子 |
クロードの祖母。フランスのアヴィニョンに住む。 |
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君の香りに恋をして |
絢谷りつこ |
B‐PRINCE文庫 |
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あらすじ
趣味の自転車旅で地元の茨城から鎌倉へやって来た高校生の祥吾は、宿泊先の浴場の脱衣所で春色の香りがする男性下着を見つけた。そして匂いフェチの彼がついつい匂いを嗅ごうとしたところ、下着の持主の真紀に見つかってしまった。しかし不思議と仲良くなってしまった二人は同室に泊まることとなり・・・。
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作品の舞台 |
鶴岡八幡宮・・・祥吾は八幡宮の石段に佇む真紀に見とれます。
長谷寺・・・意気投合した祥吾と真紀は、二人で散策します。
高徳院・・・意気投合した祥吾と真紀は、二人で散策します。
報国寺・・・意気投合した祥吾と真紀は、二人で散策します。
朝比奈峠・・・意気投合した祥吾と真紀は、二人で散策します。 |
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登場人物 |
木ノ内祥吾 |
茨城に住む高校生。17歳。趣味は自転車旅。匂いフェチ。 |
羽村 真紀 |
東京に住む大学生。20歳。「真紀」は「まさき」と読む。 |
ロバート・アンダーソン |
鎌倉にある古民家を利用したゲストハウスのオーナー。飲み屋のママに日本語を教わったからかおネエ言葉でしゃべる。 |
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あらすじ
収士は祖父の死後、遺言により実家の「茶寮はなさか」を継ぐことになった。「茶寮はなさか」は鎌倉のはずれにある自宅の古屋敷を改築して作った料理店で、収士の叔父・尋が板長をつとめていた。強引な遺言に一度は腹をたて家出をした収士だったが、今は家に戻り料理人見習いとして働き始めている。そんな「茶寮はなさか」に遺産を管理する銀行から店の支配人として頼が派遣されてきた・・・。
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作品の舞台 |
鎌倉・・・「茶寮はなさか」は鎌倉のはずれにあります。
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くわしい地名などは書かれていませんが、店の近所には観光客の少ない椿がきれいなお寺があり、そこに収士の祖父や母が眠っているようです。 |
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登場人物 |
冴木 収士 |
祖父の死後、「茶寮はなさか」を継ぐことになった青年。20歳。 |
中嶋 頼 |
帝都銀行東京本店より出向してきた「茶寮はなさか」の支配人。23歳。 |
坂江田 尋 |
収士の叔父。「茶寮はなさか」の板長。32歳。 |
小園 忠司 |
「茶寮はなさか」の調理助手。28歳。 |
原 史緒 |
元・尋の妻。女性誌の編集者。35歳。 |
脇坂今日子 |
史緒の友人。フード系フリーライター。 |
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