笹沢左保の作品
笹沢左保の作品です。

作品名 発行年
過去を連れた女 1961
真昼の月 1962
太陽が二つ 1963
死を流す青い河 1969
落日に男は生きた 1980
愛人物語 1980
残光の崖 1964
蟲惑(こわく)のアラベスク 1984
華麗なる鬼気 1985
悪魔の湖畔 1985
愛と孤独と 1986
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過去を連れた女 笹沢左保 浪速書房
あらすじ
 服飾デザイン事務所の企画部員・久保田次郎が東急東横線・都立大学駅近くの陸橋から投身自殺をした。彼の同僚でフィアンセの菊島ユカは悲しみにくれるが、その後の調査で次郎は自殺の直前に女連れで駅近くのおでん屋に立ち寄ったことがわかった。ユカはその女が事務所の所長秘書・西敏江だと突きとめるが、今度は敏江が江ノ島で水死体となって発見された…。

 作品の舞台
 大町・・・伊賀上邸があります。
 登場人物
菊島 ユカ 有楽町にある「前岡保子装飾美術研究所」の営業部員。
久保田次郎 ユカの婚約者。「前岡保子装飾美術研究所」の企画部員。
前岡 保子 「前岡保子装飾美術研究所」の所長。有名デザイナー。27歳。
森 幸四郎 保子の夫。「森建設」の御曹司。今年4月に結婚したばかり。
西  敏江 保子の秘書。足立区千住に住む。
菊島 清志 ユカの弟。自動車修理工。
伊賀上 保子の仕事相手。ナイトクラブやキャバレーを複数経営する事業家。鎌倉市大町に住む。
女中 伊賀上邸の女中。
店主 都立大学駅近くにあるおでん屋「多文」の主人。
管理人 敏江が住む千住のアパートの管理人。
ジュリー ユカが飼うシェパード犬。
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真昼の月 笹沢左保 東京文芸社
あらすじ
 4日間の失踪後、五味勢以子のもとに警察から夫・良吉の死亡が伝えられた。良吉は元恋人だった羽鳥ヨシエの自殺に悲観して、後追い自殺をしたとみられている。悲しみに暮れる勢以子を前に彼女の妹・京美が良吉の死にある疑問を持った…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・京美は良吉と一緒に鎌倉の海の家に行くことを約束します。
 登場人物
五味 良吉 「日東電機」企画課社員。32歳。港区品川の社員寮に住む。
五味勢以子 良吉の妻。28歳。
京美 勢以子の妹。デパート社員。
羽鳥ヨシエ 良吉の元恋人。32歳。「目黒中央幼稚舎」の保母。
羽鳥 美良 ヨシエの一人娘。
熊倉 清郎 良吉の同僚。「日東電機」企画課社員。
良吉の姉。
姉の夫。
勢以子の父。
勢以子の母。
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太陽が二つ 笹沢左保 東京文芸社
あらすじ
 子供向け雑誌の企画部員・綾部奈加子は、銀座のホステスとして働くもうひとつの顔を持っていた。恋人がいる彼女はお客との関係を店の外にもたなかったが、ある日小堀という客にひどく酔わされ、奈加子は初めて客と一夜を過ごした。翌朝、雑誌社に出勤した奈加子は同僚の仁田悦子が殺されたことを知った…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・則幸は悦子と別れた後、鎌倉に住む有名作家の家に行きました。
 登場人物
綾部奈加子 神田にある子供向け雑誌社「英仁社」の企画課員。21歳。
夜は銀座柳通りのバー「瞳」のホステス。源氏名は「ヒトミ」。
白石 行夫 奈加子の恋人。「英仁社」の営業部員。28歳。文京区東青柳町に住む。
仁田 悦子 「英仁社」の企画課員。21歳。奈加子の友人。
新宿区信濃町のアパート「みつる荘」に住む。浜松生まれ。
佐藤 則幸 悦子の恋人。27歳。麻布一の橋にある出版社「世界文化書房」常務取締役。
マダム 「瞳」のママ。
小堀 「瞳」の客。
老人 新宿区四谷3丁目にある「荒木ホテル」の従業員。
管理人 「みつる荘」の管理人。
作家 鎌倉に住む人気絶頂の推理作家。
捜査主任 四谷署捜査主任。
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死を流す青い河 笹沢左保 日本文華社
あらすじ
 新聞記者の笹沢左保は10年ぶりに元カノの飯田牧子と再会した。彼女とは2度の妊娠と中絶を繰り返す過去があるが、結婚まで秒読みといわれた仲だった。しかし2人は別れ、牧子は夫・十四郎と結婚し、左保は代議士の娘として婚約中だ。そんな2人が久しぶりに一夜を共にしてしまったのだ…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・日下部は鎌倉の自宅に妻子を住まわせ、自分は吉祥寺の別邸で独身生活をします。
 登場人物
笹沢 左保 B新聞政治部記者。後に作家。網代生まれ。
今野 礼子 左保の従妹。男に奔放な性格。哲也と肉体関係がある。
飯田 牧子 世田谷区下北沢に住む左保の元恋人。
飯田十四郎 牧子の夫。証券会社の重役の運転手。
若月 哲也 左保の友人。肉体派俳優。ジゴロ。
五郎 哲也の付き人。
千秋 函館市にある製缶工場の女工。22歳。哲也の最初の女。
徳武美津江 麹町に住む有力な役者の妻。哲也と肉体関係がある。
小笹 朱美 清純派女優。哲也と肉体関係がある。
冴子 新宿にある美人喫茶のウエイトレス。哲也のファン。哲也と肉体関係がある。
花畑 美郎 中野区東中野に住む二枚目俳優。スキャンダルが多い。
鶴巻里香子 「鶴巻物産」社長令嬢。美郎の婚約者。
日下部 淳 芸能人の社交グループ「ブラック・キャット」の代表。脇役俳優。
鎌倉の自宅に妻子を残し、吉祥寺の別邸で独身生活を送る。
三原 純也 スター俳優。35歳。本名・野末伴作。須木田を殺し服役中。
須木田 亮 純也のマネージャー。
水江 港区青山南町のマンションに住む謎の女。
大橋 週刊誌「週刊芸日」の記者。
千本松 仁 「千本松探偵社」の所長。
金森 光彦 「千本松探偵社」の探偵。
戸口波津子 「千本松探偵社」の事務員。
三沢 香代 光彦の元恋人。
梅宮 元治 食品会社の社長のひとり息子。スポーツ万能の遊び人。
泉本 陽子 元治の恋人。20歳。銀行の受付嬢。
大河内 功 「東都製作所」の工員。
大河内由美 功の妹。病身。
功の父。
小笠原 家具メーカー「株式会社オキナ」の元・社長。屈斜路湖で入水自殺。
小笠原綾子 小笠原の妻。未亡人。現「株式会社オキナ」の社長。
日下多美江 綾子の秘書。32歳。
倉本 「株式会社オキナ」の専務取締役。
畠山清三郎 家具メーカー「株式会社ムサシ屋」東京支店総務部長。
古市 月刊A誌編集部員。
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落日に男は生きた 笹沢左保 双葉社
あらすじ
 世田谷に住む神保家に2人の強盗が押し入り、長男・雅也が射殺された。この事件には雅也の父・小四郎の上司・矢田信行が関わっているとみられたが、後日矢田が自殺を図ってしまい、勤め先では矢田の自殺の原因を小四郎とみて退社されられてしまう。さらに妻からも離婚をきりだされ次男を連れていかれた彼は、雅也の復讐を誓いながら巨大な悪に立ち向かっていく…。

 作品の舞台
 材木座・・・矢田信行宅は材木座2丁目にあります。
 登場人物
神保小四郎 世田谷区喜多見に住む「帝国相互銀行」本店企画部付窓際社員。54歳。
神保多加子 小四郎の妻。47歳。
神保 雅也 小四郎の長男。20歳。大学3年生。
神保 美雪 小四郎の亡長女。5年前に事故死。
神保 久也 小四郎の次男。15歳。中学3年生。
江間 真紀 「帝国相互銀行」本店企画部付社員。25歳。小四郎の唯一の部下。
猪熊辰之助 銀座に本店がある「帝国相互銀行」社長。75歳。
猪熊 伸平 「帝国相互銀行」取締役。辰之助の長男。37歳。
石川 豊一 「帝国相互銀行」専務取締役。辰之助の義弟(妹の夫)。
大内 功二 「帝国相互銀行」専務取締役。辰之助の従弟。
矢田 信行 「帝国相互銀行」常務取締役。本店営業部長。鎌倉市材木座2丁目に住む。小四郎の上司。
花岡与志夫 「帝国相互銀行」常務取締役。本店企画部長。次期社長候補。
二木 純彦 「帝国相互銀行」本店営業部融資課長。49歳。中野区若宮に住む小四郎の親友。
二木亜沙子 純彦の妻。41歳。別居中。
二木 悦子 純彦の長女。
白河 礼子 純彦の妹。35歳。
白河 礼子の夫。サラリーマン。
仙石梨香子 新橋の小料理店「串鍋」のママ。35歳。6年前に夫が事故死。港区南青山に住む未亡人。
ミッチー 自称大学生。20歳。伸平と付き合う行きずりの女。
名和 周治 港区高輪の新興暴力団「五十騎の会」の会長。
横内 寛正 「五十騎の会」の幹部構成員。
山田 「五十騎の会」の構成員。
小石原雄造 総合リゾート会社「プリンセス観光」の会長。
岩村 勇吉 暴力団「鶴亀屋一家」4代目総長。
岩村清太郎 勇吉の亡息。
知多半島に住む多加子の母。
多加子の兄。
義姉 多加子の義姉。兄の妻。
刑事 警視庁捜査一課部長刑事。
刑事 成城署部長刑事。
刑事 成城署係長刑事。
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愛人物語 笹沢左保 文春文庫
あらすじ
 普段の生活を壊すことなく若い愛人との情事を楽しむが、やがて願望をわがものにした中年男たちは悲しき結末を迎えていく。そんな男の悲喜劇を描いた連作短編集。

 作品の舞台
 材木座・・・前田甲一郎邸や、津島雄二の新宅があります。
 登場人物
相川 吾郎 豊島区駒込に住む企業の秘書課長。38歳。
相川阿衣子 吾郎の妻。33歳。
長女 吾郎の長女。8歳。
長男 吾郎の長男。6歳。
五十嵐絹子 吾郎の部下で愛人。23歳。岡山生まれ。
前田甲一郎 鎌倉市材木座に住む食品会社の総務部長。48歳。
前田由美子 甲一郎の妻。
長女 甲一郎の長女。23歳。他家へ嫁ぐ。
長男 甲一郎の長男。高校生。
次男 甲一郎の次男。中学生。
甲一郎の妹。材木座の家に同居。
甲一郎の義弟。妹の夫。
久保田ミナ 港区南青山に住む甲一郎の愛人。25歳。
国友 和郎 食品会社の総務部次長。甲一郎の部下。43歳。
筑紫 司郎 東京都庁の職員。30歳。
筑紫 愛子 司郎の妻。30歳。病院の栄養士。
川岸トモ子 司郎の愛人。24歳。
小野田京介 司郎の悪友。総合商社の社員。
従弟 トモ子の父の従弟。レコード会社重役。
津島 雄二 渋谷区・参宮橋に住む作曲家。後に鎌倉市材木座に転居。
雄二の妻。
長男 雄二の長男。中学1年生。
西久保夕子 雄二の愛人。商事会社の専務。銀座にあるバー「小園」の臨時ママ。
江川 大造 世田谷区松原に住む税理士。50歳。神田にある「江川税理事務所」の所長。
江川万里子 大造の妻。39歳。
マコ 大造の愛人。21歳。クラブのホステス。
袋田 真児 世田谷区桜上水にある「袋田病院」の院長。大造の友人。
長男 真児の長男。「袋田病院」の医師。
次男 真児の次男。「袋田病院」の医師。
三男 真児の三男。「袋田病院」の事務長。
河西 里美 中央区築地にある花屋のベテラン女性経営者。33歳。
城山 直樹 里美の愛人。32歳。化粧品会社宣伝部編集室長。
城山 明子 直樹の妻。28歳。
西沢笑二郎 「西沢屋スーパー」の2代目社長。43歳。
西沢 貞子 笑二郎の妻。
大場 真弓 笑二郎の愛人。25歳。「西沢屋スーパー」目黒店の1階売場副主任。
小此木秀介 真弓の愛人。商科の大学生。
大森  純 悪役スター俳優。55歳。老人性糖尿病患者。
亡妻 純の亡妻。ガンで死亡。
東田 正代 純の愛人。34歳。新橋にある料亭の仲居。
中西 雄介 正代の従弟。28歳。
二出川弘子 脇役女優。
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残光の崖 笹沢左保 東都書房
あらすじ
 父の死後、母・和江は若いツバメを捕まえ奔放な生活を続けていた。光晴はそんな母の姿を痛々しく思いながらも大学を卒業し、建設会社に就職が決まっている。しかしお嬢様育ちの性悪な令嬢で恋人の倉持江見子の妊娠が発覚したため、二人の結婚が急がれていた。ある日光晴は江見子から連絡が入り「中絶したい」と一方的に伝えられた…。

 作品の舞台
 長谷・・・喫茶店「かまくら」があります。
 極楽寺・・・倉持広之進邸があります。
 由比ガ浜・・・光晴と江見子が語り合います。
 登場人物
海老原光晴 「大協建設」技術部新入社員。22歳。
海老原和江 光晴の母。43歳。渋谷にある美容院の美容師。
海老原松吉 光晴の亡父。和江の亡夫。建築会社の課長。1年前に交通事故死。
三島 竜次 和江・八千代の恋人。高知の貧農の生まれ。22歳。留年した大学4年生。
倉持広之進 鎌倉市極楽寺に住む経済評論家。港区芝公園にある「倉持経済研究所」の所長。
倉持 柳子 広之進の妻。
倉持江見子 広之進の養女。20歳。光晴の婚約者。
長男 広之進の長男。高校一年生。
次男 広之進の次男。中学二年生。
勘一郎 江見子の実父。強盗を犯し服役中。
八千代 竜次の同棲相手。
八千代の父。八百屋店主。
町村 晶枝 江見子の悪友。19歳。鎌倉市極楽寺にある喫茶店「かまくら」の経営者の姪。静岡生まれ。
滝野川 純 竜次の大学の先輩。青山にある観光会社「新陽観光」の社長。竜次と同郷。
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蟲惑のアラベスク 笹沢左保 徳間書店
あらすじ
 銀座の宝石店「東京金剛堂」の宝石鑑定士・綾小路竜彦は、頭の回転が速く気が利く若い秘書・浜口洋子と共に仕事をしている。彼のもとに宝石を持ち込む人間たちには、それぞれ裏の顔を持つものばかりだった…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・雨宮真一郎邸があります。
 由比ガ浜・・・洋子はムスタングの車内で竜彦を待ちます。
 登場人物
綾小路竜彦 中央区銀座にある宝石店「東京金剛堂」の嘱託宝石鑑定士。35歳。本名・久留米竜彦。
浜口 洋子 龍彦の秘書。22歳。美人ではないが頭の回転が早く器量がいい。
浅井 「東京金剛堂」の副支配人。
曽根美沙江 世田谷区深沢に住むファッションモデル。26歳。2年前に龍彦と一ヶ月だけ交際。
円城寺信郎 代議士。「東西化学工業」社長。美沙江のパトロン。
赤石ミドリ 港区青山に住む有名歌手。28歳。
大河原芳子 渋谷のスナック経営者。27歳。元歌手。ミドリの親友。
氷川 謙一 芳子のバーのバーテンダー。25歳。歌手志望。芳子の同棲相手。
雨宮真一郎 鎌倉に住む外交官。35歳。竜彦の元友人。2年前から絶交状態。
雨宮今日子 真一郎の妻。
雨宮亜沙子 真一郎の娘。
雨宮 精一 真一郎の亡父。外国の大使を歴任。3年前に病死。
雨宮寿美江 真一郎の母。
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華麗なる鬼気 笹沢左保 角川文庫
あらすじ
 谷口由布子は2年前に都議の夫・三笠英一郎が急死したが、夫の死後も彼女の高校時代の知人で「タカリ」という名の情報屋・宇田川保男にカネをむしり取られていた。そして彼と手を切りたい由布子に保男は交換殺人を企て、彼女に割烹グループ社長・深町雄介を殺すよう命じられる。そして由布子は雄介の隙をついて殺そうとするがなかなか決意が固まらず、次第に雄介に心も体も魅了されていった…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・由布子と保男は高校時代の同級生です。
 登場人物
谷口由布子 英一郎の元妻。30歳。鎌倉育ち。2年前に英一郎が亡くなり未亡人となる。
三笠英一郎 由布子の亡夫。大井の秘書、後に都議。2年前に心不全で急死。享年34歳。
宇田川保男 タカリという名の情報屋。32歳。由布子の高校時代の知人。
深町 雄介 割烹「ふかまち」グループKK代表取締役社長。36歳。
深町ミドリ 雄介の元妻。「ふかまち」グループKK専務取締役。
深町 ユキ 雄介とミドリの亡娘。5年前轢き逃げに遭い死亡。享年4歳。
大井 国会議員。英一郎の政界の恩人。
室井 秀子 保男の知人。喫茶店のウエイトレス。
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悪魔の湖畔 笹沢左保 光文社文庫
あらすじ
 ホテル従業員の川津美穂子は営業マンの喜多川竜と結婚を控え有頂天になっていた。そして婚前旅行で北海道へ行った二人だったが支笏湖で泊まった夜、美穂子は何者かにレイプされてしまう…。

 作品の舞台
 由比ガ浜・・・都志夫が勤める「鎌倉慈愛病院」があります。
 登場人物
川津美穂子 「高輪プリンスホテル」フロント係。24歳。実家は大田区大森にある「川津酒店」。
喜多川 竜 美穂子のフィアンセ。30歳。「星印乳業」第一営業課主査。
若名 英彦 医事評論家。画家。登山家。東西大学登山部特別指導顧問。
川津 理恵 美穂子の兄嫁。「川津酒店」を手伝う。
植田トモ子 イラストレーター。29歳。「自立する女性の会」メンバー。
小笠原礼子 フリーライター。24歳。「自立する女性の会」メンバー。
高柳都志夫 礼子のフィアンセ。32歳。鎌倉市由比ガ浜にある「鎌倉慈愛病院」の内科医。
多岐川 保 礼子の元恋人。半年前に病死。
赤沢サナエ 世田谷上野毛に住む保のパトロン。40歳。
赤沢甲三郎 サナエの夫。東京・銀座「赤沢堂」を経営する宝石商。
中島 貞子 保の元妻。未亡人。旧姓に戻って生活している。
スーザン・ファッジ フランス系カナダ人。「高輪プリンスホテル」の宿泊客。
戸倉 孝政 杉並区永福にある電気器具店「㈲戸倉電気商会」の社長。
戸倉 織江 孝政の妹。
サーストン寺岡 日系3世の美術商。
篠山 大作 美術評論家。トモ子のパトロン。
石塚 「支笏湖パークホテル」の部屋係。
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愛と孤独と 笹沢左保 角川文庫
あらすじ
 作家であるぼくは妻と7度目の喧嘩をしてすぐにホテルに缶詰め状態となって執筆活動をしていた。そして気晴らしに深夜のバーを訪ねるとひとりの女と出会った。彼女は女優・光瀬亜沙子で自暴自棄となっていたぼくにうまく付き合ってくれた…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・津矢江と子どもたちは自宅を出て鎌倉のホテルに滞在します。
 登場人物
ぼく 世田谷に住む作家。物語の主人公で名前の記載はない。
津矢江 ぼくの妻。夫婦仲がよくない。
正彦 ぼくの長男。
芳彦 ぼくの次男。
山浦 七郎 「週刊G」の編集員。ぼくの担当編集で相談相手。。
光瀬亜沙子 柴愛宕町に住む女優。開放的な性格で恋愛遍歴が多い。
光瀬志那子 亜沙子の妹。
亜沙子・志那子の亡兄。詩人。
宗方 悦子 ぼくの元愛人。34歳。
佐野 秀次 亜沙子の十年来の友人。新橋のバー「灯」のマスター。
山村 静子 ぼくの家のベテラン家政婦。
多治米真一 Fテレビディレクター。
大野木久志 K社出版部長。
宣伝部員 K社宣伝部員。
編集者 Y誌編集者。
編集長 N誌編集長。
編集者 F誌編集者。
杉並区高井戸の実家に住むぼくの実母。