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あらすじ
「光映映画」の会計課に勤める南条史郎は何者かに陥れられ業務上横領の罪で1年4ヶ月の間服役しやっと刑期を終えた。彼は罪をなすりつけた者を探し出すため、同僚で恋人の木賀亜矢子を訪ねたがすでに転居しており、行方が分からない状態だった。すると「光映映画」の新作発表会見で主演女優が出演を拒否するトラブルが起きたが、その主演女優・藤川真弓が亜矢子本人だった…。
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作品の舞台 |
浄明寺・・・鎌倉にある梅沢六兵衛邸に史郎が訪ねます。
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登場人物 |
南条 史郎 |
丸ノ内にある「光映映画」会計課員。業務上横領の罪で1年4ヶ月の間服役中。 |
木賀亜矢子 |
「光映映画」会計課員。史郎の恋人で同僚。初代「藤川真弓」の芸名で新進女優となる。
大田区大森のアパート「菊水荘」の住人。 |
藤尾 恵介 |
「光映映画」制作本部長。35歳。 |
白崎 |
「光映映画」宣伝課長。 |
小山 |
「光映映画」庶務課長。 |
倉橋 進 |
「光映映画」専属の映画監督。 |
大島 仙介 |
「光映映画」専属の脚本家。 |
三原 英二 |
「光映映画」専属の二枚目俳優。 |
松尾 恵子 |
「光映映画」専属の女優。かつての看板スター。 |
藤川 真弓 |
「光映映画」専属の女優。亜矢子の死後、二代目「藤川真弓」を名乗る。 |
三村れい子 |
「光映映画」専属の女優。 |
森川久美子 |
「光映映画」実技課員。女優志望。 |
宮城 仙吉 |
「光映映画」小道具係。 |
江波 きよ |
史郎の下宿の大家の婆さん。 |
倉橋 君枝 |
進の妻。 |
清原 太市 |
品川にある高級分譲住宅「五月荘」の管理人。元・警察官。 |
清原 浪江 |
太市の妻。 |
久保田 |
「五月荘」の近所にある「久保田薬局」の主人。 |
梅沢六兵衛 |
鎌倉・浄明寺に住む有名な金融業者。 |
相原夫人 |
「菊水荘」の住人。 |
ママ |
大田区大森の喫茶「ペペ」のママ。戦争未亡人。 |
神戸 |
S署捜査係長慶部。 |
北川 |
T署刑事課長。元・神戸の上司。 |
滝口 |
T署刑事課刑事。 |
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あらすじ
昭和3×年1月15日、鎌倉市浄明寺にある古刹・明楽寺から出火し、本堂や鐘楼などが焼失した。火元は鐘楼付近で、本堂を優先した消火活動により、釣鐘も丸こげになるほど焼けてしまった。明楽寺住職・児玉全孝の友人で市内極楽寺に住む鋳匠・泉沢丹海も寺に訪れ自ら手掛けた釣鐘が丸焼けになったことに落胆していた。そしてその翌日、丹海の弟子・稲川弥吉が明楽寺が訪ね、丹海の自殺を報せた…。
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作品の舞台 |
浄明寺・・・全孝が住職をつとめる「明楽寺」があります。
極楽寺・・・泉沢丹海宅があります。
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登場人物 |
児玉 全孝 |
鎌倉市浄明寺にある「明楽寺」の住職。 |
泉沢 丹海 |
鎌倉市極楽寺に住む全孝の友人。釣鐘を造る鋳匠。 |
泉沢 加代 |
丹海の妻。 |
泉沢 正一 |
丹海の息子。20年前に失踪。 |
稲川 弥吉 |
丹海の最年長の弟子。 |
及川 泰海 |
丹海の一番弟子。本名・及川信介。20年前に破門。 |
英治 |
丹海の住み込み弟子。 |
洋助 |
丹海の住み込み弟子。 |
寺田 文子 |
泉沢家の家政婦。 |
児玉 和枝 |
全孝の姪。 |
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