鎌倉の少年小説(その1)
鎌倉が舞台の少年小説です。

作品名 発行年
かけあしの青春 1948
虹の冠 1949
ひかりの時計台 1953
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かけあしの青春 新田 潤 実業之日本社
あらすじ
 慶応の野球部を目指していた中学生は正勝は、父の大反対を受け中学を中退し家業の菓子屋を手伝っていた。そして彼は若い妻・宮子と結婚するが、彼女は出産後命を落としてしまう。やるせない気持ちで過ごしていた正勝は心機一転上京し、タクシーの運転手を目指そうとしていた…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・正勝は嫌なことを忘れるために海岸を歩きます。
 登場人物
正勝 U中学校の4年生。野球部員。
正勝の父。菓子屋を経営。頑固者。
宮子 正勝の母。実家は駄菓子屋。
利光 正勝の弟。
君江 正勝・利光の妹。
正勝の祖母。宮子の母。
時子 宮子の妹。
母の弟。
川田 正勝の同級生。呉服屋の息子。
従姉 川田の従姉。30歳。上京した正勝の世話をする。
松宮 元・正勝の野球部の同期。遊び人。
北野 元・正勝の野球部の同期。早大生。
若主人 野球部の先輩。町の薬局の若主人。
息子 野球部の先輩。芸者置屋の息子。
ジャコペン U中学校野球部長。
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虹の冠 野村愛正 光文社
あらすじ
 小学4年生の時に危険な山の民族「山窩(さんか)」の権一族に拉致された巽修二も14歳になった。ある日住処となっていた山が火事になり、修二は権の娘・千代子と二人で群れから逸れてしまう…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・千代子と純子は、夏の間に別荘で身を隠します。
 登場人物
巽  修二 神田須田町生まれの少年。14歳。10歳の時に山の民族「山窩」に拉致され山で暮らす。
巽 善太郎 修二の父。
巽 しず子 修二の妹。
巽   武 修二の弟。
年造 巽家の親戚。大学生。
春菜 中野に住む修二の叔父。
春菜 妙子 春菜の娘。
危険な山の民族「山窩」権一族の首領。修二たちを拉致する。
おかみさん 権の妻。修二たちの世話をする。
千代子 権の娘。8歳。
おこ 権の息子。5歳。
「山窩」熊一族の首領。
藤六 熊一族の仲間。
川崎 純子 権一族に拉致された少女。牛込若松町生まれ。
川崎 純子の父。医学博士。
達吉 沼津に住む魚売りの少年。
おたか 達吉の妹。
鈴木 有名な洋画家。
嵯峨 有名な油絵画家。
百姓 箱根近くの村に住む百姓。
百姓の妻。
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ひかりの時計台 筒井敏雄 東光出版社
あらすじ
 捨て犬に困った2人の少年と先生によって、日野町小学校に「犬のようち園」が作られた。彼らの行動はラヂオに取り上げられ話題となったが、少年院上がりの鼻つまみ者の少年・久保田寛太郎はそれを妬んで自ら「猫のようち園」を作るが相手にされなかった。そんな彼は居ても立ってもいられず家を飛び出してしまうのだが…。

 作品の舞台
 由比ガ浜・・・寛太郎が海水浴場でアイスキャンデー売りをします。
 登場人物
大石 正夫 N県H郡日野町小学校4年生。
大石 花子 正夫の妹。
津山健二郎 日野町小学校4年生。正夫の親友。
久保田寛太郎 日野町小学校4年のクラスに在籍する伊豆の少年院上がりの少年。14歳。あだ名は「クーポン」。
クラスの鼻つまみ者。東京・深川生まれ。
久保田京子 深川に住む寛太郎の妹。
立花八重子 花子のクラスメイトで友人。町内にある「たちばな旅館」の娘。
校長 日野町小学校校長。
須藤・夫 日野町小学校教師。
須藤・妻 日野町小学校教師。夫婦ともに教師。
田代 日野町小学校教師。4年のクラス担任。
源じいさん 日野町小学校の小使。
吉川 NHKラヂオのアナウンサー。
松本 弥八 日野町に住む猟師。
松本 吾市 弥八の息子。
源助 弥八の猟師仲間。
正夫・花子の父。
正夫・花子の母。
ジョン 大石家の飼い犬。
ジョンソン 「いぬのようち園」に興味を持ち学校を訪問したアメリカ人。
メリィ ジョンソンの娘。
ビックル夫人 ジョンソンの友人。外交官夫人。
金田才兵衛 上町の醬油屋「上州屋」の主人。少年院出所後の寛太郎の引き取り親。
塚本正太郎 大森海岸にある「NK工業製作所」社長。
塚本 良子 正太郎の娘。
塚本 正吉 正太郎の息子。
塚本真知子 正太郎の姪。良子・正吉のいとこ。
まむしの達 鎌倉に住む不良少年。
新公 鎌倉に住む不良少年。
弓公 鎌倉に住む不良少年。
源公 鎌倉に住む不良少年。
新太 鎌倉に住む寛太郎の友人。