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あらすじ
小高紅美子が師事する相山流茶道に通い始めて3年が経った。今回の「秋の茶会」は、次期家元・武田宗順の婚約を発表する場でもあった。そんな最中、宗順と紅美子の師・九門京子がいた茶席で、殺人事件がおきてしまう・・・。
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作品の舞台 |
二階堂・・・相山流家元邸があります。
笹目・・・小高紅美子邸があります。
鎌倉市立中央図書館・・・紅美子は中央図書館で、相山流茶道開祖の伝説を調べます。
雪ノ下・・・武田宗京こと九門京子の家があります。
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登場人物 |
小高紅美子 |
丸の内に勤めるOL。相山流茶道に入門して3年。 |
武田 宗毅 |
相山流茶道第14代家元。 |
武田 順一 |
宗毅の長男。茶号は「武田宗順」。次期家元。 |
武田秋次郎 |
宗毅の次男。 |
武田 宗山 |
相山流茶道開祖。 |
九門 京子 |
宗毅の内弟子。茶号は「九門宗京」。30歳。紅美子の師匠。 |
橋本 宗芳 |
宗毅の内弟子。 |
楠田秀之助 |
宗毅の内弟子。62歳。茶号は「楠田宗秀」。 |
菱倉 達雄 |
大企業「菱倉グループ」の総帥。 |
菱倉 優子 |
達雄の娘。宗順の婚約者。 |
石原 健悟 |
広告代理店勤務。30歳。 |
安積 剛 |
神奈川県警刑事。 |
中野 竜一 |
神奈川県警刑事。 |
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あらすじ
木綿子は、宝石デザイナーの美奈子から相談を受けていた。それはショールームに展示してあったユーキの商品が粗悪品に変わっていたということだった。そこで木綿子は内密に調査をするのだが、その最中、美奈子が死体となって発見された。そして木綿子は、ふとしたことで知り合った浅見とともに事件の謎を追うことになった。
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作品の舞台 |
龍口寺・・・浅見と木綿子は、事件の謎を解くために龍口寺へ向かいます。
鎌倉の日蓮伝説・・・この事件では、龍口寺など日蓮ゆかりの寺院が出てきます。
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日蓮上人像
(左から妙長寺・久成寺・長勝寺・霊光寺) |
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妙法寺・・・日蓮の「松葉ヶ谷法難」の舞台となった。
長勝寺・・・石井藤五郎長勝が伊豆から鎌倉に戻った日蓮のために庵を結んだ。
安国論寺・・・安房から鎌倉に渡った日蓮が初めて庵を結んだ。
常栄寺・・・「龍の口法難」の際、日蓮が引廻しの途中、ぼた餅を捧げた桟敷の尼が住んでいた。
法源寺・・・桟敷の尼の実家。
霊光寺・・・田辺が池で雨乞いをすると雨が降ったという伝説が残る。
などなど、鎌倉にもたくさんの日蓮伝説を持つ寺院があります。
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登場人物 |
浅見 光彦 |
フリールポライター。 |
浅見 雪枝 |
光彦の母。 |
浅見陽一郎 |
光彦の兄。 |
浅見 和子 |
陽一郎の妻。 |
須美子 |
浅見家のお手伝い。 |
伊藤木綿子 |
甲府の宝石会社「㈱ユーキ」商品調達課。宝石鑑定士。 |
伊藤 信博 |
木綿子の父。「伊藤文具店」経営。 |
塩野 満 |
宝石鑑定士。木綿子の恋人。 |
白木美奈子 |
日本でもトップクラスの宝石デザイナー。35歳。 |
結城 孝雄 |
「㈱ユーキ」社長。 |
兼子 義勝 |
「㈱ユーキ」デザイン室長。 |
岩村 幹夫 |
「㈱ユーキ」総務部広報課長。 |
島崎 恭子 |
「㈱ユーキ」製品管理課。 |
結城 恭子 |
孝雄の妻。 |
結城 綾乃 |
孝雄の母。 |
藤田 |
雑誌「旅と歴史」編集長。 |
依田 由夫 |
ベテランの宝石鑑定士。 |
小島 |
宝石鑑定士。 |
松江 |
伊藤文具店の隣人。 |
井上 英治 |
毎朝新聞甲府支局記者。 |
宮岡 隆一 |
衆議院議員。 |
豊原 行三 |
宮岡の秘書。 |
笠森 政三 |
元水晶加工商。 |
荒井 保 |
現在無職の老人。六郷町で水晶加工をしていた。 |
小村 信男 |
ブローカーくずれ。 |
永原 |
甲府署刑事。 |
橋本 |
戸塚署警部。 |
大島 |
山梨県警警部補。 |
秋元 |
南部署署長。 |
原田 |
南部署部長刑事。 |
中井 |
南部署刑事。 |
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あらすじ
新進作家の久保竣公の葬儀に出た関口巽は、文壇の大御所・宇多川崇から妻・朱美の様子がおかしいと相談を受けた。どうやら朱美は、前世の記憶におびえているのだという。その記憶とは・・・。
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作品の舞台 |
名越・・・伊佐間は鎌倉から、名越の切通しを越えて逗子まで歩いていきました。
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三浦一族に備える軍事拠点となった、鎌倉から三浦半島に向かって逗子に抜ける道が名越の切通しです。昔は、「難越え」と呼ばれるほどの難路であったため、それが「名越(なごえ)」という名の由来になったとも言われています。 |
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登場人物 |
中禅寺秋彦 |
古書店「京極堂」店主。神職。 |
中禅寺千鶴 |
秋彦の妻。 |
中禅寺敦子 |
秋彦の妹。出版社「稀譚舎」社員。 |
関口 巽 |
幻想小説家。 |
関口 雪絵 |
巽の妻。 |
榎木津礼二郎 |
「薔薇十字探偵社」の私立探偵。 |
木場修太郎 |
東京警視庁刑事。 |
安和 寅吉 |
榎木津の助手兼運転手。 |
伊佐間一成 |
釣り堀「いさま屋」主人。 |
宇多川 崇 |
怪奇小説家界の大御所。 |
宇多川朱美 |
崇の妻。 |
降旗 弘 |
元精神科医。 |
白丘 亮一 |
「飯島基督教会」牧師。 |
佐田 申義 |
朱美の元夫。兵役を逃れるため、消息を絶つ。 |
鴨田 周三 |
「鴨田酒造」主人。 |
鷺宮 邦貴 |
周三の甥。 |
宗像 民江 |
「鴨田酒造」の下働きの娘。 |
宗像 賢造 |
民江の兄。 |
宗像 新造 |
民江の父。 |
スエ |
「鴨田酒造」の下働きの娘。 |
鶴 |
「鴨田酒造」の下働きの娘。 |
ハル |
「鴨田酒造」の下働きの娘。 |
玉枝 |
「鴨田酒造」の下働きの娘。 |
佐久間 |
「鴨田酒造」のなじみ客。 |
小泉 珠代 |
出版社「稀譚舎」社員。巽の担当。 |
山嵜 |
出版社「稀譚舎」社員。「近代文藝」編集長。 |
高野 唯継 |
大森区に住む中学教師。 |
高野なか子 |
唯継の妻。 |
高野 八重 |
唯継の娘。 |
山田 春真 |
謎の真言僧。本名・山田春雄。 |
山田 冨吉 |
春真の父。元・杜氏。 |
一柳 史郎 |
宇多川家の隣人。 |
戸塚 |
岡崎タクシー運転手。 |
矢沢 駿六 |
港湾で働く日雇い労働者。 |
椿 金丈 |
医者。俳人。 |
山内 敏治 |
憲兵。 |
石橋 正 |
下士官。 |
きね |
旅館「桃囿館」の女中。 |
長門五十次 |
東京警視庁刑事。 |
青木 |
東京警視庁刑事。 |
石井 寛爾 |
元・神奈川県警警部。 |
田淵 |
葉山署刑事。 |
舟橋 |
葉山署刑事。 |
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あらすじ
心霊現象が絡む事件を担当する別名「心霊特捜班」こと「R特捜班」。鎌倉警察署の一室で常駐する個性的なメンバーたちは、今日も奇怪な事件解明にのりだしていた。そして、そんな特捜班と県警の連絡係を仰せつかったのは、怖い話が苦手な岩切大悟だった・・・。
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作品の舞台 |
雪ノ下・・・黒谷真佐子宅は、鎌倉警察署の近くになる雪ノ下4丁目です。
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作品中では鎌倉署(おそらく当時は小町1丁目)の近くと書いてありますが、地図上では近そうに見えても距離はちょっとあります。金沢街道の大御堂橋から勝長寿院跡の方に入り、さらに奥へ行ったあたりが雪ノ下4丁目です。
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登場人物 |
岩切 大悟 |
神奈川県警巡査。刑事部刑事総務課刑事企画係所属。「R特捜班」との連絡係。 |
番匠 京介 |
神奈川県警警部。40歳。「R特捜班」班長。ちなみに「R」は「霊」のR。 |
数馬 史郎 |
神奈川県警部長刑事。35歳。「R特捜班」主任。古い神道の伝承者。 |
鹿毛 睦丸 |
神奈川県警巡査。32歳。「R特捜班」メンバー。実家は密教系のお寺。 |
比謝 里美 |
神奈川県警巡査。28歳。「R特捜班」メンバー。沖縄の神事に関わる女性霊能者(ノロ)。 |
島谷 渡 |
大手電機メーカーを5年前に退職後、無職。65歳。横浜市港北区のマンションに住む。 |
小森 伸江 |
島谷の愛人。35歳。看護師。 |
相田 邦夫 |
島谷と同じマンションに住む若者。エレベーター事故で死亡。享年22歳。 |
下崎亜里砂 |
鎌倉に住む高校生。 |
市原 静香 |
亜里砂宅の近くに住む同級生。 |
市原小枝子 |
静香の母。 |
市原 弘恵 |
静香の祖母。71歳。 |
上尾 隆則 |
祈祷師。雅号は「天夢斎」。 |
岩佐 行秀 |
劇団代表兼演出家。 |
岩佐 絹子 |
行秀の妻。元ミュージカル女優。当時の芸名は「野沢 絹子」。 |
高野 紅美 |
ミュージカル女優。舞台のライトが落ちる事故に遭い、死亡。 |
藤本あゆみ |
ミュージカル女優。行秀の愛人。 |
遠藤沙也香 |
明淑学院高校2年生。体操部所属。 |
桂木 沙樹 |
明淑学院高校2年生。 |
鈴木由紀恵 |
明淑学院高校2年生。 |
永井 友晴 |
沙樹のボーイフレンド。自称ダンサー兼DJ。 |
黒谷真佐子 |
沙也香の近所に住む女性。 |
峰岸 篤子 |
結婚直前に鎌倉で交通事故に遭い死亡した女性。 |
佐倉 正義 |
神奈川県警刑事部長。 |
白川 修 |
神奈川県警刑事課長。 |
米谷 賢一 |
神奈川県警警視。捜査一課長。 |
土屋 正 |
神奈川県警警視。捜査一課担当管理官。 |
吉田 |
神奈川県警警視。捜査一課担当管理官。 |
細島 慶太 |
神奈川県警巡査。捜査一課刑事。 |
繁田 |
港北署刑事。強行犯係班長。 |
宮下 |
みなとみらい署刑事。強行犯係班長。 |
沢渡 |
鎌倉署少年育成課員。 |
桑野 亜佐美 |
鎌倉署交通課員。新人。 |
梶 |
鎌倉署交通課員。 |
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あらすじ
小学5年生の利根慎一は、祖父の昭三、母の純江と一緒に鎌倉に近い海辺の町で暮らしていた。彼は転校してきてからクラスに馴染めず浮いた存在だったが、唯一同じよそ者の富永春也とだけはヤドカリなどを捕まえてよく遊んでいた。ある日、慎一は信号待ちをしている車の中に純江に似た女性を目にしてしまう・・・。
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作品の舞台 |
鶴岡八幡宮・・・慎一、昭三、春也の3人は、八幡宮で行われている鎌倉まつりを見に行きます。
十王岩・・・慎一、春也は「静の舞」が始まる前に建長寺から十王岩に向かって歩きます。
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登場人物 |
利根 慎一 |
小学5年生。鎌倉市に程近い海辺の町にやってきた転校生。 |
利根 昭三 |
慎一の祖父。元・しらす漁師。10年前の事故で左足を失う。 |
利根 純江 |
慎一の母。漁協の事務員。 |
富永 春也 |
慎一のクラスメート。関西からの転校生。 |
葉山 鳴海 |
慎一のクラスメート。10年前、祖父が海難事故死。 |
葉山 義文 |
鳴海の父。硝子メーカー勤務。 |
岩槻 |
2年前の慎一のクラス担任。 |
吉川 |
現在の慎一のクラス担任。 |
蒔岡 |
慎一のクラスメート。 |
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