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総掲載作品数 計3512作品 |
現在の文学作品数 計2725作品掲載 |
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現在の映像・音声作品数 計787作品掲載 |
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更新情報 |
3月31日 20作品更新 |
ミステリ小説(古典)リスト
13作品追加 |
大下宇陀児『山は殺さず』
岡田鯱彦『遠隔窃聴狂』『52番目の密室』
小島政二郎『びろうどの眼』
西村京太郎『炎の墓標』
結城昌治『夜に追われて』
斎藤 栄『悪魔を見た家族』『ポケベル殺人』
嵯峨島昭『深海恐竜殺人事件』
光瀬 龍『かれら、アトランティスより』
渡辺淑子『殺意のポロネーズ』
宮下幻一郎『狼どもは飢えている』
赤松光夫『尼僧妖殺』 |
青春・恋愛小説リスト
6作品追加 |
梶山季之『人妻だから』『どんと来い』
笹沢左保『愛人物語』
落合恵子『結婚以上』『そっとさよなら』
新藤兼人『西陽のあたる部屋』 |
古典文学作品リスト
1作品追加 |
林 房雄『妻の青春』 |
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女流作家団体・霧の会
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片隅の二人 曽野綾子 |
クリーニング店で働く青年・真柄千歳は上司に車を借りて同郷の女性・魚木陽子と鎌倉ドライブデートに出かけたが彼女に自尊心を傷つけられ、その帰りに飲酒運転で人を轢き殺してしまう。そして事故の賠償金に関して、彼の雇い主や車を貸した上司、被害者の兄などが争い合うが、被害者の妻で未亡人となった千田澄子と千歳には互いに惹かれるものがあった…。
【1977年 集英社文庫『片隅の二人』に収録】
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幽霊と月夜 仁木悦子
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大学生の森田俊平は夏休みに鎌倉の海の家にアルバイトをする予定だったが、伯母で裕福な資産を持つ高堤小夜から外房にある彼女の別荘「松籟荘」の監視役を任された。「松籟荘」には小夜の資産を狙う親類たちが遊びに来ているが、館内で幽霊騒ぎがおきているというのだ。そこで俊平が別荘に到着すると、従姉の尾瀬登美枝が殺されてしまった…。
【1971年 講談社『穴』に収録】
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死刑台のロープウェイ 夏樹静子 |
箱根ロープウェイの搬器内で女性の刺殺死体が発見された。被害者は昨年鎌倉で殺害された会社社長・室伏陽造の妻で未亡人のナオミだった。そして彼女が泊まっていたホテルに同宿していた陽造の部下・不二木達生にその嫌疑がかけられたが、達生の妻・律子は夫の無実を信じて謎に立ち向かっていく…。
【1977年 文春文庫『死刑台のロープウェイ』に収録】
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仮装行列 戸川昌子
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義父・田所憲介が華族との婚礼に苦い経験を持っているため、娘・真紀子の結婚相手として道路公団の技師・滝沢一郎を選んだ。しかし彼女は大学時代の馬術部仲間で名家の出の東照寺公一への思いを断ち切れずにいた。そして二人の周囲にいる元華族の女たちの激しい嫉妬心が二人を惑わしていく…。
【1968年 講談社ロマンブックス『仮装行列』に収録】
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2025年2月28日、作家の曽野綾子さんが亡くなられました。
1961年に作家・新章文子が「仁木悦子を中心に推理小説を書く女性作家だけ会合を持とう」と提唱したことから「霧の会」が結成されました。代表は仁木悦子、会の名付け親は夏樹静子でした。曽野さんもメンバーでしたが、曽野さんの死によって「霧の会」のメンバーは全員亡くなられたことになります。そこで追悼の意を込めてメンバーの作品を上記にご紹介させていただきます。
【霧の会】メンバー
仁木悦子・新章文子・藤木靖子・戸川昌子・夏樹静子・南部樹未子・曽野綾子
園田てる子・芦川澄子・宮野村子・水芦光子
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