. |
|
|
あらすじ
人里にある寺の僧侶から白駒山の仙人の話を聞いたキツネは、仙人のもとで神通力を身に着けるために修業を始め1年が経った。そこで仙人はキツネに、人間に化身する力を試すために人里へ降りてみろと命じる。キツネは仙人の話を聞いた僧侶が住む寺を訪ねるが、そこで源氏の大将・源義経と出会う…。
|
|
作品の舞台 |
鎌倉・・・義経は鎌倉にいる兄・頼朝に毛嫌いされます。
|
|
登場人物 |
白孤魔丸 |
白駒山の仙人のもとで修業を積む雄キツネ。人里へ行くときは「白孤魔丸」と名乗る。 |
母 |
白孤魔丸の母。 |
弟 |
白孤魔丸の弟。 |
仙人 |
白駒山の仙人。白粉魔丸に神通力を身に着ける修業をさせる。 |
願現 |
人里にある寺の僧侶。義経と付き合いがある。 |
源九郎判官義経 |
源氏の大将。頼朝の異母弟。 |
武蔵坊弁慶 |
義経の家来。白狐魔丸とは気が合わない。 |
佐藤 忠信 |
義経の3歳年上の家来。 |
佐藤 継信 |
義経の郎党。忠信の亡兄。屋島の戦いで戦死。 |
源 頼朝 |
鎌倉に住む源氏の棟梁。義経の異母兄。 |
源 義朝 |
頼朝・義経の亡父。 |
平 清盛 |
平家の棟梁。朝廷の実力者。義朝のライバル。 |
平 宗盛 |
清盛の三男。 |
三郎太 |
平家の武士。 |
猟師 |
狩りをする猟師。 |
次郎丸 |
猟師が飼う猟犬。 |
商人 |
人里で商売する商人。 |
子ども |
僧侶の話を聞きにくる子どもたち。 |
|
. |
|
|
あらすじ
義経の家来・佐藤忠信が亡くなった後、85年もの間眠り続けていた白孤魔丸は、師匠の仙人と共に鎌倉に向かい法華経に情熱を燃やす行者・日蓮と出会い、彼の処刑に関して奇跡を目にする。その後、京へ向かった白孤魔丸は六波羅探題北方・北条時輔の家来・市谷小平太と知り合い、忠信に感じた武士の魂に惚れる。しかし幕府の命で六波羅探題が襲撃を受け、時輔・小平太は戦死してしまう。小平太は死の間際に肥後国の住人・竹崎季長に自らが描いた絵を渡すよう白孤魔丸に託し、彼は季長を探すために旅に出ることになった…。
|
|
作品の舞台 |
下馬・・・白孤魔丸は商人の姿で、八幡宮の暗い森を見つめます。
龍ノ口・・・日蓮の処刑は突然風が吹き荒れたことで中止になります。
|
|
登場人物 |
白孤魔丸 |
白駒山の仙人のもとで修業を積む雄キツネ。人里へ行くときは「白孤魔丸」と名乗る。 |
仙人 |
白駒山の仙人。白粉魔丸に神通力を身に着ける修業をさせる。 |
北条 時宗 |
鎌倉幕府8代執権。正室の子。 |
北条 時輔 |
時宗の異母兄。側室の子。六波羅探題北方。 |
北条 義宗 |
北条一門。六波羅探題南方。幕府の命により時輔を襲撃する。 |
平 頼綱 |
内管領。侍所所司。 |
四条 金吾 |
幕府の御家人。日蓮に帰依。左衛門尉。 |
市谷小平太 |
時輔の家来。 |
雅姫(まさひめ) |
時輔の側室。公家の娘。正体は吉野の雌キツネ「雅姫(つねひめ)」。 |
名越 時章 |
北条一門。名越流北条氏2代当主。 |
小三郎 |
義宗の家来。 |
宗尊親王 |
鎌倉幕府6代将軍。 |
惟康親王 |
鎌倉幕府7代将軍。宗尊の子。 |
日蓮 |
鎌倉へやってきた法華経の行者。日蓮宗の祖。 |
少弐 景資 |
少弐氏当主。元寇では日本軍の総大将。 |
竹崎 季長 |
肥後国海東郷の地頭。幕府の御家人。小平太の友人。資長の妻の弟。五郎兵衛。 |
三井 資長 |
肥後国の御家人。季長の義兄。 |
江田 秀家 |
肥後国の御家人。 |
フビライ・ハン |
元国初代皇帝。モンゴル帝国5代皇帝。チンギス・ハンの孫。 |
趙 良弼 |
元国からの使者。 |
プルテ・チョノ |
趙の同行者。正体は遠江と三河の間にある峠で白孤魔丸と出会った狼。 |
源 頼朝 |
源氏の棟梁。鎌倉幕府初代将軍。故人。 |
源九郎判官義経 |
頼朝の異母弟。その後、中国大陸に渡りモンゴル帝国初代皇帝・チンギス・ハンとなる。 |
武蔵坊弁慶 |
義経の家来。白狐魔丸とは気が合わない。故人。 |
佐藤 忠信 |
義経の3歳年上の家来。故人。 |
佐藤 継信 |
義経の郎党。忠信の亡兄。屋島の戦いで戦死。 |
藤原 泰衡 |
奥州藤原氏4代当主。故人。 |
|
|
|