志賀直哉の作品
志賀直哉の作品です。
作品名 発行年
ある一頁 1909
鵠沼行 1912
和解 1917
暗夜行路 1921
蝕まれた友情 1947
朝の試写会 1951
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ある一頁 志賀直哉 春陽堂
あらすじ
　新橋で飲んでいた彼は京都での住まいを探すために夜行列車に乗った。しかしいい住まいがなかなか見つからず、彼は再び東京へ戻った…。
　作品の舞台
　鎌倉・・・彼の叔父の家があります。
　登場人物
彼 物語の語り手。モデルは志賀直哉？
森下 彼の友人。
正木 彼の友人。
武田 彼の友人。
田島 彼の友人。
藤田 京都に住む貸間の大家。
青白い女 京都に住む貸間の大家。
爺 京都に住む貸間の大家。
女 藤田の娘。大学病院の見習い看護師。
男 藤田の貸間の借主。工学士。
車夫 京都の人力車夫。
男 金物細工の職人。
女 男の妻。
叔父 鎌倉に住む彼の叔父。モデルは志賀直方？
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鵠沼行 志賀直哉 春陽堂
あらすじ
　家族での外出先として挙がった拓殖博覧会や向島百花園を却下した順吉は、結局鵠沼の旅館「東屋」へ行くことで家族を納得させた。鵠沼海岸では順吉の妹弟たちも大喜びの様子だ…。
　作品の舞台
　鎌倉・・・順方の家があります。
　大船・・・鵠沼へ向かう途中、大船駅でサンドイッチを買います。
　登場人物
順吉 物語の語り手。長男。モデルは志賀直哉。
留女 順吉の父方の祖母。
銀 順吉の継母。
英子 順吉の長妹。１６歳。
順三 順吉の長弟。１４歳。
淑子 順吉の次妹。１２歳。
隆子 順吉の三妹。１０歳。
昇 順吉の次弟。５歳。
碌子 順吉の四妹。２歳。
順方 鎌倉に住む４歳年上の伯父。政治運動家。
峯 順方の妻。
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和解 志賀直哉 中央公論社
あらすじ
　我孫子に住む小説家の大津順吉は長女の死に対する態度を見て、頑固な父と会うことさえ拒否をしていた。しかし彼に次女が生まれたことで周りの家族と共に雪融けの瞬間を迎えようとしていた…。
　作品の舞台
　鎌倉・・・英子が嫁いだ家やＳの家があります。
　登場人物
大津　順吉 物語の語り手。我孫子に住む小説家。
大津　康子 順吉の妻。
大津　慧子 順吉の亡長女。
大津留女子 順吉の次女。生まれたばかり。
父 順吉の父。麻布に住む。頑固で子供たちと仲が悪い。
大津　浩子 順吉の継母。元・女中。
兄 順吉の亡兄。青山霊園に眠る。
英子 順吉の長妹。鎌倉に住む海軍士官の妻。
大津　順三 順吉の長弟。
大津　淑子 順吉の次妹。
大津　隆子 順吉の三妹。
大津　昌子 順吉の四妹。
大津　禄子 順吉の五妹。
祖母 順吉の祖母。８１歳。
お高 祖母の妹。
Ｔ お高の夫。麻布に住む。
三造 麻布・大津家の使用人。
妻 三造の妻。
龍 我孫子・大津家のベテラン女中。
久 我孫子・大津家の若い女中。
Ｍ 順吉の友人。隣村に住む。
妻 Ｍの妻。高島屋の店員。
ＳＫ 順吉の友人。四谷に住む書家。
Ｙ 順吉の友人。
Ｋ子 順吉の友人。
医者 我孫子の医者。
婆さん 我孫子・大津家の隣人。
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暗夜行路 志賀直哉 新潮文庫
あらすじ
　両親に愛されなかった６歳の時任謙作は、母の死をきっかけに本郷の実家から追い出され、根岸に住む祖父の家に引き取られることになった。根岸の家には祖父の他に、祖父の愛人・お栄も暮らしていた。成長して小説家となった謙作は、幼馴染の愛子との縁談を一方的に破談にされ恋に関して奥手となった。傷心の彼は旅で訪れた尾道に移住、お栄と結婚して連れて行こうとするが、兄の手紙に書かれていた「謙作は祖父と母の間に生まれた不義の子」という言葉に更なる苦悩が重なってしまった…。
　作品の舞台
　西御門・・・信行は上京する謙作を本郷の実家ではなく、鎌倉の邸宅に誘います。
　円覚寺・・・謙作たちが訪ねます。
　建長寺・・・謙作たちが訪ねます。
　登場人物
時任　謙作 小説家。父の次男。奇遇な人生を歩んでいく青年。
祖父 謙作の父方の祖父であり実父。根岸の邸宅に住む。
父 信行・謙作・咲子・妙子の父。本郷の実家に住む。
母 信行・謙作・咲子・妙子の亡母。謙作が６歳の時に死亡。
時任　信行 父の長男。謙作の２歳年上。
時任　咲子 父の長女。謙作の６歳年下。
時任　妙子 父の次女。謙作の１０歳年下。
お栄 祖父の愛人。２３～４歳。
山本 本郷の実家に住む書生。
石本　道隆 謙作の良き先輩。信行の友人。
直子 謙作の妻。
要 直子の従兄。Ｎ老人の息子。
愛子 謙作の幼馴染。牛込に住む。
父 愛子の父。水戸の漢方医。
母 愛子の母。謙作の義叔母。
慶太郎 愛子の兄。
永田 愛子の結婚相手。大阪の会社の課長職。
阪口 謙作の小説家仲間。
水谷 謙作の小説家仲間。
龍岡 信行の友人。工科大学出の研究員。
登喜子 吉原芸者。
小稲 吉原芸者。
豊 雛妓。
お鈴 銀座の料理屋「清賓亭」の女中。
加代 銀座の料理屋「清賓亭」の女中。
お清 銀座の料理屋「清賓亭」の女中。
山崎 信行の友人。謙作の先輩。医者。
緒方 信行の友人。
宮本 信行の友人。
山上 祖父の家に遊びに来る大学教授夫人。
Ｓ 敦賀市議会議員。
Ｎ老人 京都に住むＳの友人。要の父。
高井 信行の友人。
末松 謙作の後輩。
お才 お栄の従姉妹。岐阜生まれ。
久世 要の友人。同志社大学の学生。
和尚 大山にある「蓮浄院」の住職。
お由 和尚の娘。
竹 「蓮浄院」に出入りする麓の村の若者。
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蝕まれた友情 志賀直哉 全国書房
あらすじ
　学習院の初等科の頃から兄のような友人として付き合ってきた君という存在を直哉は今その心の友を失おうとしている。とはいえ、少年時代の親友との良い思い出は記憶から消えることのなく、生涯にわたって親友であり続けることは稀ではないだろう…。
　作品の舞台
　極楽寺・・・君の別荘があり、直哉や佐久間たちが泊まりに行きます。
　登場人物
志賀　直哉 小説家。
君 直哉の友人。芸術家。画家。（有島生馬がモデル）
富士男 君の兄。小説家。（有島武郎がモデル）
伊作 君の弟。小説家。（里見弴がモデル）
安井　關子 君の婚約者。女中。（関安子がモデル）
川村　　弘 「睦友会」会員。直哉の学習院初等科時代の同級生。
米津　政賢 「睦友会」会員。直哉の学習院初等科時代の同級生。
黒木　三次 「睦友会」会員。直哉の学習院初等科時代の同級生。貴族院議員。
森田　明次 「睦友会」会員。直哉の学習院初等科時代の同級生。
田村　寛貞 「睦友会」会員。直哉の学習院初等科時代の同級生。
松平　春光 「睦友会」会員。直哉の学習院初等科時代の同級生。
徳田　速雄 「睦友会」会員。直哉の学習院初等科時代の同級生。
三條　公輝 「睦友会」会員。直哉の学習院初等科時代の同級生。貴族院議員。
佐久間 「睦友会」会員。直哉の学習院初等科時代の同級生。
豊竹昇玉 女義太夫。１３歳。
美也子 昇玉の姉。１８歳。三味線弾き。
小林　萬吾 君の友人。洋画家。
藤島　武二 君の友人。洋画家。
廣瀬　勝夫 直哉の友人。小説家。（広津和郎がモデル）
葛西　善蔵 私小説家。廣瀬とは絶好状態。
島崎　藤村 小諸に住む直哉の友人。小説家。詩人。
小山内 直哉の友人。直哉に島崎を紹介する。
樺山 海軍大将。
山下　嘉七 直哉の友人。
犬塚　絹子 嘉七の妻。
神田　乃武 学習院教授。英学者。
神田　金樹 乃武の長男。
多田　三吉 書家。生馬のパリ時代の友人。
末永 米国にいる直哉の友人。
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朝の試写会 志賀直哉 河出書房
あらすじ
　新しい教科書の批評会が熱海・伊豆山の旅館で行われ、直哉は久しぶりに元・シナリオライターの木崎勉と再会した。木崎は現在映画界で活躍しており、会話の中に出てきた「試写会」を急遽熱海の映画館で行われることになった…。
　作品の舞台
　鎌倉・・・直哉は木崎から鎌倉で行われた映画の試写会の話を聞きます。
　登場人物
志賀　直哉 物語の語り手。鎌倉に住む作家。
妻 直哉の妻。
木崎　　勉 直哉の友人。映画雑誌『週刊映画』編集長。元・東宝のシナリオライター。
広津　和郎 直哉の友人。小説家。
田岡　典夫 直哉の友人。小説家。
細野　菊子 直哉の友人。小説家。
河盛　好蔵 直哉の友人。フランス文学者。
Ｋ 直哉の友人。
Ｔ夫人 直哉の友人。