永井龍男の作品(その2)
永井龍男の作品です。
作品名 発行年
刈田の蛙 1973
谷戸からの通信 1977
昨日今日 1977
日常片々 1978
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刈田の蛙 永井龍男 講談社
あらすじ
 龍男のもとに突然60年ぶりに旧友のH・Yから電話がかかってきた。どうやら龍男の作品がラジオ放送されたのを聞いた彼が、懐かしく思いつい電話をかけてしまったようだ。彼はすぐにも会いたいという様子だったが、龍男は四国へ行く用事があり断ってしまう…。

 作品の舞台
 鎌倉駅・・・新京へ向かう日、龍男は雪降る中を駅まで歩きます。
 登場人物
永井 龍男 小説家。
H・Y F市に住む龍男の旧友。
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谷戸からの通信 永井龍男 講談社
あらすじ
 背中が急に痛み出した龍男は内科医に診てもらったが、再検査のため脊髄のレントゲンを撮ることになった。そして再検査の結果、ガンの疑いは消えたものの潰瘍の治療のため、龍男は入院することになった。彼にとっては初めての入院だったため、最初は不安だったが、いざ当日になってみると否応もなく事が運んでいったため、気持ちに余裕もあった…。


 作品の舞台
 額田記念病院・・・龍男は、病室の窓から安国論寺が見える病室に入院します。
 材木座・・・一時退院を許された龍男は、材木座の娘の家に行きます。
 登場人物
永井 龍男 小説家。
永井 悦子 龍男の妻。
永井 朝子 龍男の長女。
友達 龍男の旧友。
すし屋 鎌倉にある馴染みの寿司屋。
内科医 龍男の行きつけの医師。
外科医 龍男の行きつけの医師。
N病院(額田記念病院)の外科医。
看護婦 N病院(額田記念病院)の看護婦。
付添婦 N病院(額田記念病院)の付添婦。
老女 N病院(額田記念病院)の隣室の入院患者。
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昨日今日 永井龍男 講談社
あらすじ
 円覚寺の塔頭で暮らす龍男の知人の同居人がケガをして倒れていたという横浜伊勢佐木署から連絡が入った…。


 作品の舞台
 円覚寺・・・龍男は塔頭で暮らす知人のもとで、3日間ほど世話になりました。
 登場人物
永井 龍男 小説家。
知人 円覚寺の塔頭で暮らす龍男の知人。
×× 知人と暮らす同居人。
知人 龍男の古馴染みの知人。
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日常片々 永井龍男 講談社
あらすじ
 昔の鎌倉には人間味のある優しさというか緩さというか、そういったものがあった。作者は、そんな昔の鎌倉を回顧する…。


 作品の舞台
 鎌倉駅・・・この頃の鎌倉は、顔なじみの駅員に声をかければ、定期券を見せなくても改札を通してもらえる緩さがありました。
 鶴岡八幡宮・・・戦争が近づくと、武運長久を祈願する人が増えます。
 十二所・扇ヶ谷・二階堂・・・戦中まで鉱泉宿がありました。
 瑞泉寺・・・山門の右手にある水がおいしいようです。
 登場人物
永井 龍男 小説家。
老夫婦 子供がいない会社社長夫婦。
養子夫婦 老夫婦の養子に入った夫婦。
主婦 老婦人の世話をする商店の主婦。