泉鏡花の作品
泉鏡花の作品です。

作品名 発行年
活人形 1893
金時計 1893
星あかり 1898
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活人形 泉 鏡花 ちくま文庫
あらすじ
 東京の本郷病院に一人の男が毒を飲まされ瀕死の状態で駆け込んできた。その男・本間次三郎の話によると、叔母が嫁いだ赤城家で身内による乗っ取り騒動がおき、次三郎と夫婦になるはずだった長女・下枝が行方不明になってしまったというのだ。そこで探偵の倉瀬泰助は、赤城家のある鎌倉に向かった・・・。

 作品の舞台
 雪ノ下・・・赤木邸があります。
 滑川・・・鎌倉に着いた泰助は、滑川畔の宿「八橋楼」に滞在します。
 登場人物
倉瀬 泰助 美青年探偵。左頬に傷痕がある。
赤城 鎌倉の雪ノ下に住む資産家。病気で死亡。
赤城の妻。
赤城 下枝 赤城の長女。
赤城  藤 赤城の次女。
お録 赤城家の飯炊きをする老婆。
赤城 得三 赤城の親戚。赤城の娘や財産を狙う。
八蔵 得三の下男。
本間次三郎 赤木の妻の甥。下枝の恋人。小田原生まれ。
高田 駄平 得三の友人。横浜に住む高利貸し。
銀平 駄平の下男。
得右衛門 鎌倉の旅館「八橋楼」の主人。
若者 得右衛門の下男。
主人 神田小柳町にある旅店の主人。
医師 東京にある「本郷病院」の医師。
警部 警視庁警部。
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金時計 泉 鏡花 ちくま文庫
あらすじ
 長谷にあるアーサー・ヘイゲンの別邸前にある広告標が立った。その広告は、ヘイゲン氏が散策中に金時計を落としてしまったため、見つけたものに100円を御礼するというものだった。そこで周辺の住民たちは御礼金を目当てに草刈りまでして探したのだが、結局見つからずじまいだった。しかしヘイゲン氏の本当の目的は、金をかけずに自宅周辺を綺麗にさせることで、律儀に探す日本人たちをバカにしていた。そのからくりに気がついた子爵の子・三郎とその従者・大助は、そんなヘイゲン氏に対してある策で懲らしめようとする。


 作品の舞台
 長谷・・・アーサー・ヘイゲン邸があります。
 登場人物
アーサー・ヘイゲン 東京に住む学校講師。鎌倉に別荘を持つ。
三郎 年紀 逗子の小坪に住む子爵の息子。正義感が強い。
栗山 大助 三郎の従者の少年。三郎に忠実につくす。
ヘイゲン氏の妾。日本人。
執事 ヘイゲン邸の執事。
飯炊き ヘイゲン邸の飯炊き女。
老人 ヘイゲン邸の近所に住む老人。
少年 スリの少年。
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星あかり
(『みだれ橋』改題)
泉 鏡花 青空文庫
あらすじ
 妙長寺の本堂横の座敷に滞在している主人公は、一緒に滞在する友人の忠告も聞かず夜の墓場の散歩に出たのだが、気がついたときには座敷を閉めだされてしまった。無理に出てしまった以上、友人を叩き起こすこともできなかったため、仕方なく海岸の方へ散歩へ行くことにした…。


 作品の舞台
 妙長寺・・・主人公や山科が寄宿しています。
 乱橋・・・座敷を閉めだされた主人公は、乱橋あたりから海岸の方へ散歩に出ます。
 雪ノ下・・・百姓は雪の下の朝市へ向かうため、荷車をひいていきます。
 由比ガ浜・・・やがて主人公は由比ガ浜にたどりつきます。
 登場人物
主人公 妙長寺に寄宿している。
山科 主人公と共に妙長寺に寄宿する友人。医学生。
和尚 妙長寺の住職。
婆さん 妙長寺に住みこむ手伝いの婆さん。
百姓 荷車をひく百姓。