小島政二郎の作品
小島政二郎の作品です。

作品名 発行年
びろうどの眼 1957
峰の一本松 1978
.
峰の一本松 小島政二郎 鎌倉書房
あらすじ
 娘のミコが学徒動員で川崎市柿生の軍需工場へ通いだした頃、借りていた家を追い出された政二郎たちは鎌倉市大町へ転居することになった。そして工場までの通勤が大変になった娘は、吉祥寺に住むいとこの家で暮らすことになった。しかしほどなくして彼女は体を壊し実家へ戻ってきた…。

 作品の舞台
 比企ヶ谷・・・政二郎たちが転居します。
 若宮大路・・・道沿いの松に松くい虫の被害がでます。
 屏風山・・・妻は次郎を連れ峰にある松の木へ向かいます。 ※【屏風山】は宝戒寺後方の山。
 登場人物
小島政二郎 物語の語り手。小説家。
小島みつ子 政二郎の妻。
小島 美龍(ミコ) 政二郎の娘。英文科女子大2年生。
お清 小島家の女中。
リッキ 小島家の飼い犬。スタッグ・ハウンド種。
テッポウ小父さん 政二郎のいとこ。吉祥寺に住む人造肥料の高級社員。
宮田 政二郎の友人。慶応卒の泌尿器科医。医学博士。
田村 宮田の友人。慶大卒の腎臓専門医。医学博士。
菊池  寛 政二郎の友人。小説家。
倉島竹二郎 政二郎の友人。小説家。
石川 武美 政二郎の友人。「主婦の友社」初代社長。
水野 成夫 政二郎の友人。「国策パルプ工業(現・日本製紙)」社長。
次郎 馴染みの植木屋。