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あらすじ
蝙蝠をくれたことが縁となった日比野家の末っ子・皆三と下町の娘・お涌は、身分の違いはあるものの仲良くなっていった。そんな皆三を溺愛する母のふみは、お涌に息子をとられてしまうのではないかと心配し、お涌に別の男との縁談話を世話することになった…。
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作品の舞台 |
鎌倉・・・お涌(涌子)は別荘から見える鎌倉の山並みを眺めながら夫の帰りを待ちます。
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登場人物 |
お涌(涌子) |
下町の洋服業組合の副頭取の娘。11歳。 |
日比野皆三 |
旧家・日比野家の末っ子。12歳。眉目秀麗。土蔵の中で暮らす。 |
祖父 |
皆三の亡祖父。元・銀行の頭取。 |
父 |
皆三の亡父。祖父から突然離縁を言い渡され、葉山の別荘で暮らす中、病死する。 |
おふみ |
皆三の母。 |
長男 |
皆三の長兄。海外留学したまま音信不通。 |
次男 |
皆三の次兄。芸人となり関西へ行ったまま音信不通。 |
女中 |
日比野家の女中。 |
T |
皆三が敬愛する中学の理科教師。水産講習所の講師。 |
島谷 |
病院の研究助手。日比野家の親戚の孤児。 |
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