太宰治の作品
太宰治の作品です。

作品名 発行年
道化の華 1935
狂言の神 1936
東京八景(苦難の或人に贈る) 1941
十五年間 1946
人間失格 1948
まんがで読破 人間失格 2007
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狂言の神 太宰 治 ちくま文庫
あらすじ
 風変わりで恥ずかしがりやな津軽生まれの作家・笠井一は、サラリーマン生活に憧れて「都新聞」の採用試験を受けたが不採用となり、絶望して首を吊って死のうと思ったことを、わたしこと「笠井一」が書こうと思う…。

 作品の舞台
 七里ガ浜・・・太宰は7年前に七里ガ浜にある「青松園」(恵風園療養所がモデル)に収容されました。
 長谷・・・江ノ島から鎌倉へ江ノ電で向かう途中、太宰は長谷で下車し食事をとります。
 二階堂・・・深田久弥邸があります。
 日蓮上人辻説法跡・・・太宰が前を歩きます。
 登場人物
笠井  一 津軽生まれの作家。本名・手沼謙蔵。太宰治がモデル。
手沼源右衛門 一の亡父。貴族院議員。
手沼  高 一の母。
長兄 一の長兄。
一の妻。
一の甥。医学生。
久保田万太郎 小説家。
深田 久弥 小説家。二階堂在住。
保田與重郎 文芸評論家。
女中 浅草の食堂「ひさごや」の女中。15~6歳。
新内 30歳前後の新内流し。
巡査 駐在所の巡査。
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東京八景(苦難の或人に贈る) 太宰 治 青空文庫
あらすじ
 修治は伊豆の南にある温泉宿を訪れた。彼はこの宿に滞在し、それまでの10年間に津軽の芸妓・小山初代と一緒に暮らした東京での出来事を短篇小説に書こうとしていた…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・修治はバーの女と鎌倉へ海水浴に行きます。また修治は小動での心中未遂の5年後、山中で首つり自殺を図ります。
 登場人物
津島 修治 小説家。32歳。筆名は「太宰治」。
津島美知子 修治の妻。
小山 初代 修治と東京で同棲していた青森生まれの芸妓。文中では「H」。
津島 文治 修治の長兄。津軽の生家に住む。
津島 圭治 修治の三兄。横浜市戸塚に住む。
井伏 鱒二 修治の師。48歳。小説家。文中では「先輩」。
佐藤 春夫 小石川で暮らしていたころに世話になった作家。文中では「S」。
石原 愛子 美知子の妹。文中では「妹」。
愛子の許婚。愛子との結納後、すぐに召集される。
Tの父。工場を経営。
職工 Tの父の工場に勤める職工。
女工 Tの父の工場に勤める女工。
洋画家 修治の友人。
銀座裏のバーのホステス。
辰野  隆 東京帝国大学仏蘭西文学教授。
院長 世田谷区経堂にある内科医院の院長。文治の友人。
女中 伊豆湯ケ野温泉「福田屋旅館」の女中。
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十五年間 太宰 治 新潮文庫
あらすじ
 1945年東京大空襲にあった太宰治一家は、他に頼るところもなかったので15年ぶりに津軽の生家に疎開することになった。戻ってみて思うのだが、太宰は15年もの間東京で暮らしていたのだが、都会人らしさが感じられないのだ…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・東京での15年を振り返ると、1946年におきた鎌倉心中事件のことを外せません。
 登場人物
津島 修治 小説家。37歳。筆名は「太宰治」。
津島美知子 修治の妻。
津島 園子 修治の長女。5歳。
津島 たね 修治の母。津軽の生家に住む。
津島 文治 修治の長兄。津軽の生家に住む。
津島 圭治 修治の三兄。27歳で病死。体の弱い彫刻家。
井伏 鱒二 修治の師。48歳。小説家。
朝太郎 修治の小説「火の鳥」の登場人物。大学生。
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人間失格 太宰 治 新潮文庫
あらすじ
 東北の田舎で生まれた大庭葉蔵は幼い頃から裕福な家庭で過ごしてきたが、心の弱さから他人との価値観の違いに疑問を持ち、人間を怖れるようになったため「道化」を演じるようになった。しかし中学時代に同級生の竹一に「道化」を見抜かれてしまった葉蔵は人間からの恐怖を紛らわすため、旧制高等学校に入学後、悪友の堀木とともに酒や煙草、淫売婦などに溺れるようになる…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・葉蔵はツネ子と心中事件をおこします。
 登場人物
大庭 葉蔵 東北の田舎生まれの青年。心が弱く人間不信。画家を目指し上京する。
葉蔵の父。衆議院議員。月の大半は台東区上野にある別荘で過ごす。
葉蔵の長兄。東北の実家で暮らす。
竹一 葉蔵の中学時代の同級生。
小母 葉蔵が中学時代に世話になった夫人。50歳過ぎ。
アネサ 小母の長女。
セッちゃん 小母の次女。
安田新太郎 本郷千駄木町に住む洋画家。葉蔵の絵画の師。
堀木 正雄 新太郎の画塾の生徒。葉蔵の6歳年上の悪友。
キヌ 蓬莱町のカフェの女給。
旧制高等学校時代の葉蔵が下宿をする「仙遊館」の娘。
女子高等師範の女子文科生。左翼運動の同志。
ツネ子 銀座のカフェの女給。後に葉蔵と鎌倉の海岸で心中する。
丸坊主 銀座裏の寿司屋の大将。
渋田 大庭家の上野の別荘に出入りする美術商。通称「ヒラメ」。葉蔵と同郷。
シヅ子 雑誌社の編集者。28歳。夫と死別後、高円寺のアパートで長女と二人暮らし。後に葉蔵と同棲する。
シゲ子 シヅ子の長女。5歳。
マダム 京橋のスタンド・バアの女主人。侠義心のある性格。転がり込んできた葉蔵を温かく迎え入れる。
ヨシ子 スタンド・バアの向かいにある煙草屋の娘。純真な心の持ち主。18歳。後に葉蔵の妻になる。
奥さん 薬局の女主人。片足が小児マヒで不自由。
テツ 療養中の葉蔵の世話をする老女中。
友人 葉蔵の友人。女子大学の講師。
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まんがで読破 人間失格 太宰 治 イーストプレス
あらすじ
 東北の田舎で生まれた大庭葉蔵は幼い頃から裕福な家庭で過ごしてきたが、心の弱さから他人との価値観の違いに疑問を持ち、人間を怖れるようになったため「道化」を演じるようになった。しかし中学時代に同級生の竹一に「道化」を見抜かれてしまった葉蔵は人間からの恐怖を紛らわすため、旧制高等学校に入学後、悪友の堀木とともに酒や煙草、淫売婦などに溺れるようになる…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・葉蔵はツネ子と心中事件をおこします。
 登場人物
大庭 葉蔵 東北の田舎生まれの青年。心が弱く人間不信。画家を目指し上京する。
葉蔵の父。衆議院議員。月の大半は台東区上野にある別荘で過ごす。
葉蔵の長兄。東北の実家で暮らす。
竹一 葉蔵の中学時代の同級生。
小母 葉蔵が中学時代に世話になった夫人。50歳過ぎ。
アネサ 小母の長女。
セッちゃん 小母の次女。
安田新太郎 本郷千駄木町に住む洋画家。葉蔵の絵画の師。
堀木 正雄 新太郎の画塾の生徒。葉蔵の6歳年上の悪友。
旧制高等学校時代の葉蔵が下宿をする「仙遊館」の娘。
女子高等師範の女子文科生。左翼運動の同志。
ツネ子 銀座のカフェの女給。後に葉蔵と鎌倉の海岸で心中する。
渋田 大庭家の上野の別荘に出入りする美術商。通称「ヒラメ」。葉蔵と同郷。
シヅ子 雑誌社の編集者。28歳。夫と死別後、高円寺のアパートで長女と二人暮らし。後に葉蔵と同棲する。
シゲ子 シヅ子の長女。5歳。
マダム 京橋のスタンド・バアの女主人。侠義心のある性格。転がり込んできた葉蔵を温かく迎え入れる。
ヨシ子 スタンド・バアの向かいにある煙草屋の娘。純真な心の持ち主。18歳。後に葉蔵の妻になる。
奥さん 薬局の女主人。片足が小児マヒで不自由。
テツ 療養中の葉蔵の世話をする老女中。