痴人の愛
谷崎潤一郎の『痴人の愛』関連書です。原作もマンガもさほど違いはありません。
作品名 発行年
痴人の愛 1924
痴人の愛 -まんがで読破- 2016
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痴人の愛 谷崎潤一郎 宝島社文庫
あらすじ
 電気技師・河合譲二は、同僚からも「君子」と呼ばれるほど真面目で堅物だった。そんな彼は世間を知らない少女を希望通りに教育し、いずれは自分の妻にしようという計画を持っていた。彼は浅草のカフェの女給・ナオミにその計画を打ち明けるが、ナオミは親元を含めその計画を受け入れる。こうして2人の奇妙な共同生活が始まるのだが…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・鎌倉へ遊びに行った譲治は、ナオミの美しく育った肢体に気がつきます。
 由比ガ浜・・・政太郎の別荘があります。
 登場人物
河合 譲治 「君子」と呼ばれるほど真面目で武骨者の電気技師。28歳。
奈緒美 浅草のカフェの女給。文中では「ナオミ」と描かれる。15歳。
浜田 ナオミの友人。慶應義塾の学生。ダンスクラブを創設する。
熊谷政太郎 ナオミの悪友。鎌倉に別荘を持つ。
ナオミの悪友。
中村 ナオミの悪友。
シャムレスカヤ ロシア人女性。伯爵夫人。ダンスの講師。
春野綺羅子 ナオミのダンス仲間。帝劇の舞台女優。
井上 菊子 ナオミのダンス仲間。容姿が良くない。
杉崎 音楽教師。
おかみ 鎌倉の植木屋の女将。
宇都宮に住む譲治の母。
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痴人の愛 -まんがで読破- 原作:谷崎潤一郎
作画:Teamバンミカス
イースト・プレス
あらすじ
 武骨で田舎育ちのサラリーマン・河合譲治は、浅草のカフェで働くナオミに一目惚れをした。そして彼は彼女を自ら教育して望み通りの女性に育て上げようと、身寄りのない彼女を引き取って二人で生活しようともちかける。ナオミはその申し出を承諾し、大森の洋館で2人の奇妙な生活が始まったのだが…。


 作品の舞台
 鎌倉・・・譲治とナオミは、初めて遊びに行った鎌倉を「2人の記念の場所」としています。
 登場人物
河合 譲治 真面目で武骨もので田舎育ちの電気会社勤めのサラリーマン。28歳。
奈緒美 浅草のカフェの女給。15歳。
浜田 ナオミの友人。ダンス仲間。
熊谷政太郎 ナオミの悪友。ダンス仲間。
ナオミの友人。ダンス仲間。
春野綺羅子 ナオミの友人。ダンス仲間。舞台女優。
井上 菊子 ナオミの友人。ダンス仲間。
シャムレスカヤ 西洋人のダンス講師。
おかみ 鎌倉の植木屋の女将。
郷里に住む譲治の母。