とはずがたり
後深草院二条が綴った紀行文「とはずがたり」に関する作品です。
作品名 発行年
マンガ日本の古典13 とはずがたり 1995
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マンガ日本の古典13
とはずがたり
いがらしゆみこ 中公文庫コミック
あらすじ
 二条は幼少の頃に母を亡くし、後深草院と共に育てられた。そして14歳になった頃、若き公卿・西園寺実兼の想い人となるが、後深草院からの寵愛を受け、院の子供を身籠ってしまう…。

 作品の舞台
 鶴岡八幡宮・・・出家後の二条が参拝します。
 鎌倉・・・八幡宮参拝後、二条は体調を崩し半年ほど滞在します。
 登場人物
二条 後深草院の後宮に入った女房。14歳。幼名は「あかこ」。
後深草院 後嵯峨天皇の第3皇子。29歳。第89代天皇。皇位13年の後、帝の位を弟に譲る。
後嵯峨法皇 後深草院の父。第88代天皇。
亀山天皇 後深草院の弟。第90代天皇。
大宮院 後深草院・亀山天皇・斎宮の母。皇太后。
斎宮 御嵯峨法皇の娘。伊勢神宮の巫女。
久我 雅忠 二条の父。公卿。大納言。
大納言典侍 二条の母。後深草院の乳母。
四条 隆親 典侍の父。二条の祖父。公卿。兵部卿。
四条 隆顕 典侍の叔父。公卿。大納言。善勝寺殿。
西園寺実兼 公卿。権中納言。「雪の曙」。
性助入道親王 仁和寺の阿闍梨。御嵯峨天皇の第6皇子。「有明の月」。
鷹司 兼平 摂政太政大臣。「近衛の大殿」。
藤原 兼行 後深草院の側近。歌人。「山桃の中将」。
東二条院 後深草院の正妻。40歳。
京極殿 二条の叔母。
中納言 東二条院付きの女房。
玄輝門院 後深草院の女院。
真願房 二条の知り合い。醍醐寺勝倶胝院の尼。
左将曹久則 後深草院の片腕。
久我の尼 雅忠の継母。