四条金吾
日蓮に帰依した鎌倉武士・四条金吾を描いた作品です。
作品名 発行年
四条金吾 1972
コミック四条金吾 1993
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四条金吾 芝城太郎 潮出版社
あらすじ
 禅に帰依していた鎌倉武士の四条金吾は、友人たちから禅や念仏を否定する僧がいることを聞かされた。そこで日蓮という名のその僧に興味を抱いた金吾は、説法を聞きに行くことになったのだが…。、

 作品の舞台
 建長寺・・・金吾は善の帰りに友人から日蓮の話を聞きます。
 収玄寺・・・四条金吾邸があります。
 登場人物
四条 頼基 江馬家の執事。四条金吾。日蓮の強信者。
由比乃 頼基の妻。
月満 頼基と由比乃の長女。
教王 頼基と由比乃の次女。
日蓮 鎌倉中の諸事を敵にまわす上人。
江馬 親時 江間家当主。
松尾庄衛門尉 江間家家臣。頼基の上司。
進士 善春 江間家家臣。頼基の友人。日蓮の強信者。
島木 江間家家臣。頼基の友人。
四条 頼季 江間家家臣。頼基の長弟。
四条 頼実 江間家家臣。頼基の次弟。
名越の尼 親時の祖母。日蓮の強信者。
北条 時頼 鎌倉幕府5代執権。
北条 時宗 鎌倉幕府8代執権。時頼の子。
安達 泰盛 幕府評定衆のトップ。時宗の義兄。
平  頼綱 時宗の執事。侍所所司。
北条 義宗 幕府評定衆。
名越 教時 幕府評定衆。
仙波 盛直 幕府評定衆。
北条 時輔 六波羅探題南方。時宗の異母兄。
名越 光時 親時の父。時頼に謀反を疑われ伊豆に配流。
工藤 吉隆 安房国天津の領主。頼基の友人。日蓮の強信者。
東条 景信 安房国小松原の地頭。
良観 極楽寺の僧。日蓮と対立する。
竜象房 叡山の僧。釈迦の再誕といわれる。日蓮と対立する。
日朗 日蓮の高弟。
日心 日蓮の高弟。
鏡忍坊 日蓮の高弟。
坂部入道 日蓮の強信者。
伊沢入道 日蓮の強信者。
得業寺 日蓮の強信者。
熊王 日蓮の強信者の少年。
貧しい農民。
次郎太 貧しい農民。米の子。
貧しい農民。
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コミック 四条金吾 作:笠元彦(第1巻)
  鏑矢光和(第2~5巻)
画:大石倉人
第三文明社
あらすじ
 幕府より官名の「左衛門尉」を与えられた四条頼基は、官名の唐名から「四条金吾」と呼ばれるようになった。正義感が強すぎるため行き過ぎるところもある性格だったが周りからの信頼も厚く、彼が仕える名越家でも執事を務めている。ある日金吾は、今までの僧の教えを否定する僧・日蓮の存在を知る。彼と出会った金吾はその後彼の教えにのめりこむようになった…。


 作品の舞台
 収玄寺・・・四条金吾邸があります。
 光則寺・・・宿屋光則邸があります。
 鶴岡八幡宮・・・頼綱に捕らわれた日蓮は龍ノ口へ送られる際、八幡宮に寄ります。
 松葉ヶ谷・・・日蓮の庵が襲われます。
 登場人物
四条 頼基 江間(名越)氏の執事。四条金吾。日蓮の強信者。
四条 頼員 頼基の父。
四条 頼隆 頼基の長兄。
四条 頼季 頼基の長弟。
四条 頼実 頼基の次弟。
むらさき 頼基の亡妻。
頼基の二番目の妻。
月満御前 頼基と葵の娘。
頼基の母。口うるさい。
江間 朝時 先々代江間家当主。光時の亡父。名越流北条氏3代目当主。
江間 光時 先代江間家当主。朝時の長男。
江間 親時 江間家当主。光時の長男。
名越の尼 朝時の妻。日蓮の強信者。
北条 時章 朝時の次男。幕府の評定衆。名越流北条氏2代目当主。
名越 教時 朝時の六男。幕府の評定衆。
名越 公時 時章の嫡男。名越流北条氏3代目当主。
名越の新尼 公時の妻。
比企 能本 鎌倉の御家人。比企一族の末裔。葵の父。
池上 康光 武蔵国の御家人。
池上 宗仲 康光の長男。江間氏家臣。
池上 宗長 康光の次男。江間氏家臣。
進士 善春 江間氏家臣。
富木 常忍 下総国の御家人。日蓮の強信者。
平助 頼基の従者。
松造 頼基の従者。
日蓮 日蓮宗の開祖。
日朗 日蓮の弟子。
日秀 日蓮の弟子。
日弁 日蓮の弟子。
日禅 日蓮の弟子。
日興 日蓮の弟子。伯耆坊。
日暁 日蓮の弟子。鏡忍坊。
日心 日蓮の弟子。
三位坊 日蓮の弟子。
伊沢入道 日蓮の弟子。
坂部入道 日蓮の弟子。
得業寺殿 日蓮の弟子。
道隆 宋の禅僧。建長寺を開山。
法然 浄土宗の開祖。
弘法 真言宗の開祖。空海。
叡尊 真言律宗の復興者。
良観(忍性) 真言律宗の僧。叡尊の法弟。極楽寺を開山。
侍司 寿福寺の侍司。
周防房 真言律宗の僧。
入沢入道 真言律宗の僧。
竜象房 延暦寺の僧。
北条 時頼 鎌倉幕府5代執権。後の最明寺入道。
北条 長時 鎌倉幕府6代執権。
北条 政村 鎌倉幕府7代執権。
北条 時宗 鎌倉幕府8代執権。
北条 貞時 鎌倉幕府9代執権。
北条 重時 連署も務める鎌倉幕府の有力者。長時の父。後の極楽寺入道。
北条 時輔 時頼の長男。時宗の異母兄。
北条 義宗 長時の子。幕府の評定衆。
北条弥源太 幕府の実力者。日蓮の強信者。
時頼御家尼 時頼の妻。
重時御家尼 重時の妻。
平  盛時 北条得宗家の執事。
平  頼綱 盛時の子。得宗家の家司。侍所所司。
平  宗綱 頼綱の長男。
平  資宗 頼綱の次男。
安達 泰盛 幕府の評定衆。時宗の母方の祖父。
宿屋 光則 時頼の側近。
伊東 祐光 伊豆国伊東の地頭。
波木井実長 甲斐国波木井の地頭。日蓮の強信者。
東条 景信 安房国東条の地頭。
宗 総馬尉 対馬の武将。
工藤 吉隆 安房国天津の領主。
本間六郎左衛門 鎌倉の御家人。
南条 時光 駿河国熱原の地頭。日蓮の強信者。
山城 民部 江間家の家臣。
島田左衛門 江間家の家臣。
医師殿 光時の看病をする医師。
神四郎 駿河国熱原の名主。
弥五郎 神四郎の長弟。
弥六郎 神四郎の次弟。後に神四郎、弥五郎、弥六郎は「熱原の三烈士」と呼ばれる。
弥三郎 伊豆の船守。日蓮をかくまう。
千代 頼基を慕う近所の子供。
千代の父。
千代の母。