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あらすじ
1年前に恋人の畑野俊を亡くして以来、作家の高柳舞子は筆を絶っていた。それは旧家である高柳家の財宝をめぐり、両親が相次いで変死を遂げていた草原で今度は恋人まで失ってしまったからだ。そんな彼女に一人の危ない香りがする男が近づいてきた。彼は俊のいとこで出版社社員の大河原彰だった…。
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作品の舞台 |
鎌倉・・・高柳舞子宅、仲井かおる宅があります。
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登場人物 |
高柳 舞子 |
鎌倉きっての旧家に暮らす女流作家。高柳家の一人娘。 |
高柳 信男 |
舞子の亡父。 |
高柳 浮子 |
舞子の亡母。 |
高柳 良達 |
高柳家の始祖。武将。 |
仲井 忠也 |
良達の家来。 |
仲井かおる |
高柳家の隣人。仲井家の子孫。 |
仲井 修二 |
かおるの弟。 |
待子 |
高柳家の家政婦。 |
畑野 俊 |
舞子の恋人。『S出版』社員。1年前に変死。 |
大河原 彰 |
俊のいとこ。『S出版』社員。 |
コーネル |
舞子の飼い犬。シェパード。 |
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