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あらすじ
伊豆国の豪族・北条氏の一の姫・北条政子は、馬も乗りこなす男勝りな娘。そんな政子の前に10歳年上の源氏の御曹司・源頼朝が現れた。天下の権勢を誇る平家には逆らいたくない北条家の当主・時政としては、娘と頼朝の仲をあまりよくないと思っているのだが…。
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作品の舞台 |
大倉御所・・・1180年、頼朝と政子は二人の新居となる館を立ち上げます。
西御門・・・義高は西御門の外に隠していた馬を使い、鎌倉から逃亡を図ります。
腰越・・・義経が鎌倉入りをとめられます。
勝長寿院・・・1185年、大御堂の落慶が華やかに行われます。
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登場人物 |
北条 政子 |
北条家の一の姫(長女)。その後、頼朝の妻となる。 |
源 頼朝 |
伊豆に流罪となった源氏の御曹司。後に鎌倉幕府初代将軍となる。 |
北条 時政 |
北条家の当主。政子の父。後の鎌倉幕府初代執権。 |
北の方 |
時政の妻。政子の母。 |
北条 宗時 |
時政の長男。政子の長兄。三郎。 |
北条 範子 |
時政の次女。 |
北条 義時 |
時政の次男。政子の長弟。小四郎。後の鎌倉幕府二代執権。 |
北条 時子 |
時政の三女。阿波局。(史実では違う説もあり。) |
北条 時房 |
時政の三男。五郎。 |
北条 直子 |
時政の四女。 |
北条 聖子 |
時政の五女。 |
牧 親子 |
時政の後妻。牧の方。 |
安達藤九郎 |
頼朝付きの世話役。 |
中原小中太 |
頼朝付きの世話役。 |
藤原 邦道 |
頼朝付きの絵師。 |
文覚 |
頼朝の側近。奈古谷寺の僧。 |
小鳥 |
西国生まれの女猿楽師。頼朝や政子のそばに居つく。 |
吉祥 |
小鳥の母。白拍子。 |
源 範頼 |
頼朝の弟。源氏の六男。 |
阿野 全成 |
頼朝の弟。源氏の七男。時子の夫。 |
義円 |
頼朝の弟。源氏の八男。 |
源 義経 |
頼朝の弟。源氏の九男。 |
源 朝子 |
頼朝の異母姉妹。坊門姫。 |
大姫 |
頼朝と政子の長女。 |
源 頼家 |
頼朝と政子の長男。後の鎌倉幕府二代将軍。 |
源 実朝 |
頼朝と政子の三男。後の鎌倉幕府三代将軍。 |
源 行家 |
頼朝の叔父。父・義朝の異母弟。 |
木曽 義仲 |
頼朝の従兄弟。朝日将軍。 |
木曽 義高 |
義仲の子。大姫の許婚。 |
巴 御前 |
義仲の愛妾。 |
今井 兼平 |
義仲の腹心。 |
静 御前 |
義経の愛妾。白拍子。 |
磯 禅師 |
静の母。 |
河越 重子 |
義経の正室。郷御前。 |
河越局 |
頼家の乳母。河越尼。重子の母。 |
ひさめ |
政子の侍女。大姫の世話役。 |
阿夜 |
政子の侍女。後に義時の妻。 |
金剛 |
義時と阿夜の子。後の「北条泰時」。 |
藤姫 |
義時の後妻。姫の前。比企家の姫。 |
野依 |
頼朝の侍女。常陸家の姫。 |
大江 広元 |
頼朝の側近。元・京の公家。 |
伏見 広綱 |
頼朝の右筆。文書係。 |
梶原 景時 |
頼朝の腹心。 |
比企 能員 |
幕府の有力御家人。 |
畠山 重忠 |
幕府の有力御家人。 |
平 広常 |
幕府の有力御家人。上総介。 |
工藤 祐経 |
幕府の御家人。 |
安達 景盛 |
幕府の御家人。藤九郎の子。 |
土肥 遠平 |
幕府の御家人。弥太郎。 |
足利 義兼 |
幕府の御家人。範子の夫。 |
曾我 十郎 |
武士。 |
曾我 五郎 |
武士。 |
平 清盛 |
平家の棟梁。 |
平 重盛 |
清盛の長男。 |
平 宗盛 |
清盛の三男。 |
平 維盛 |
重盛の嫡男。 |
平 清宗 |
宗盛の嫡男。 |
平 時忠 |
清盛の義弟。大納言。 |
後白河法皇 |
都で院政を行う権力者。 |
徳子 |
後白河の中宮。 |
安徳帝 |
徳子の子。 |
以仁王 |
後白河の第二皇子。高倉宮。 |
藤原 基房 |
関白。 |
源 頼政 |
以仁王の歌詠み仲間。 |
一条 能保 |
公卿。朝子の夫。 |
大庭 景親 |
相模国の武将。平家軍。 |
伊東 祐親 |
伊豆国の豪族。流罪中の頼朝の監視役。 |
八重 |
祐親の三女。。 |
亀 |
良橋家の姫。 |
牧 宗親 |
駿河国の住人。親子の父。 |
藤原 秀衡 |
奥州藤原氏の棟梁。 |
藤原 泰衡 |
秀衡の次男。 |
弁慶 |
義経の家来。 |
佐藤 為信 |
義経の家来。 |
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あらすじ
傷心旅行で鎌倉に来たОLの海堂美鳥は、路地裏にある花屋を訪ねることになった。風宮高王・朝比奈多のイケメン二人が経営する店内には生花と古美術が並び、興味を持った美鳥は古美術の倉庫代わりに使っている高王の実家も訪ねることになった。その実家は生きているかのような感情を持つ鬱蒼とした森の中にあり、来るものを拒むような雰囲気を持っていた…。
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作品の舞台 |
鎌倉・・・高王と多が経営する花店「風」があります。
鶴岡八幡宮・・・多は大学のゼミの仲間を連れ八幡宮へ行くと、銀杏の精に出会います。
東鎌倉の水仙の寺・・・多は死んだ泉の面影を持つ水仙の精・至宝花と出会います(瑞泉寺か?)。 |
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登場人物 |
海堂 美鳥 |
インテリア会社の設計部デザイナー兼スタイリスト。 |
風宮 高王 |
鎌倉にある花屋「風」の古美術担当共同オーナー。 |
朝比奈 多 |
「風」の生花担当共同オーナー。法科の大学生。名前の読みは「まさる」。 |
風宮 若王 |
高王の父。郷土史家。時をさかのぼり先祖の久子姫を愛してしまう。 |
風宮久珠子 |
高王の母。旧姓・畠山。高王を産むが、産後の肥立ちが悪く亡くなってしまう。 |
久子姫 |
鎌倉御所の姫。風宮家の始祖。鎌倉幕府8代将軍・久明親王の娘。「風の御所」と呼ばれる。 |
風宮 頼王 |
南北朝の終わり頃活躍した風宮家の初代当主。 |
風宮 広王 |
頼王と久子の子。風宮家2代当主。 |
風宮 月子 |
室町後期頃活躍した風宮家の女性当主。「長月姫」と呼ばれる。幼名・秋子。 |
風宮 日王 |
戦国時代ごろの活躍した風宮家の当主。月子の子。 |
風宮 松王 |
戦国時代終期に活躍した風宮家の当主。 |
風宮 右人 |
若王の亡弟。高王の叔父。 |
風宮 右生 |
右人の長男。 |
朝比奈 糺 |
久子の守り役。 |
朝比奈 直 |
月子の守り役。 |
朝比奈 望 |
日王の守り役。 |
朝比奈 任 |
多の父。若王の秘書代わり。 |
風宮 時子 |
広王の妻。 |
小笹 |
久子の侍女。 |
北畠 満頼 |
南朝の遺臣。月子の父。 |
あぐり |
満頼の娘。 |
水津木 |
風宮家の家司。 |
春子姫 |
南朝の皇子・小倉宮の末娘。月子の姪。「春日姫」とも呼ばれる。 |
水津木兵部 |
本多家家老。水津木の子孫。 |
水津木一彌 |
兵部の長男。御側役。 |
水津木緑子 |
兵部の長女。一彌の妹。 |
主蓮寺 彩 |
高王の従妹で許嫁。故人。 |
主蓮寺 舞 |
彩の妹。自分が高王の許嫁と言い張る。 |
中根沢 裕 |
美鳥が勤めるインテリア会社の建設事業部長で美鳥の恋人。 |
夫人 |
「風」に着物を売りにくる女性客。高王の曽祖父の孫。 |
牡丹 |
「風」の店内に飾られた着物に執着する女性客。 |
深雪太夫 |
横浜の花街・港崎にある遊郭「美浜楼」の女将。 |
千代乃 |
深雪の禿。女郎見習い。 |
佐伯 |
「風」の女性客。鎌倉に引っ越してきた主婦。 |
真弓 |
美鳥の高校時代の友人。 |
泉 |
多の大学のゼミ仲間。20歳で交通事故死。 |
ときわ |
金木犀の樹に宿る精。 |
銀杏の精 |
大銀杏に宿る源実朝と神官の娘の間にできた子(産まれる前に死亡)の精。 |
至宝花 |
水仙の精。朝比奈家初代当主の想い人。 |
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あらすじ
S女子大学に通う花室和姫は、大学の最後の一年を鎌倉で過ごそうと市内の古い洋館で下宿をすることになった。その洋館「北都荘」は若き主人の北都東夜と、下宿人でK大医学生の水代星野が暮らしていた。東夜から母の部屋をあてがわれた和姫だったが、室内や周辺の森から異様なものを感じていた…。
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登場人物 |
北都 東夜 |
洋館「北都荘」の主。21歳。 |
水代 星野 |
「北都荘」の下宿人。K大医学部の学生。19歳。東夜の親戚。 |
花室 和姫 |
「北都荘」に引っ越してきたS女子大の学生。22歳。小田原育ち。 |
北都摩紗子 |
東夜の亡母。 |
探偵 |
和姫が調査を依頼した「秘密探偵社」の私立探偵。 |
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あらすじ
鵠沼に「湘南屋敷」と呼ばれる古い大屋敷がある。ここの住人は大学の講師をつとめる歴史学者の道院冬十ただ一人だった。そしてそんな彼を慕って個性的な生徒たちが集まってくるのだ。ある日、近くに住む大学1年生の浅海藍はその古びた屋敷に興味をひかれこっそり侵入するが、そこで屋敷を狙う地上げ屋にばったり出会ってしまう…。
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作品の舞台 |
稲村ガ崎・・・紫はもともと稲村ガ崎に住んでいました。
鎌倉・・・暁は朱羅、藍とともに叔父の家の風入れに行きます。
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