小学生歴史文庫 その1
歴史関係の小学生文庫です。

作品名 発行年
太平記物語 1928
元寇物語 1936
みたみ我れ等 蒙古襲来と時宗 1941
みたみ我れ等 鉢の木の源左衛門 1941
日本名婦伝 愛に殉じた薄幸の舞姫 静御前 1954
日本名婦伝 鎌倉幕府の尼将軍 北条政子 1954
蒙古きたる 1958
源氏の若武者 1958
少年少女日本史談 蒙古来と南北朝 1959
武家政治をひらいた 源 頼朝 1985
伝記文庫 源義経 2004
鎌倉の姫将軍 北条政子 2021
歴史英雄伝 北条義時 武士の世を開いた男 2021
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太平記物語 菊池 寛 温古堂文庫
あらすじ
 横暴な幕府の政治に後醍醐天皇の側近たちが倒幕の密談をしていたが露見し、後醍醐天皇・日野資朝・日野俊基たちは流罪となってしまった。しかし倒幕の火は消えず、朝廷側は一大勢力となって襲いかかろうとしていた…。

 作品の舞台
 極楽寺・・・幕府軍の本間山城左衛門は、新田軍の大館宗氏に襲いかかり討ち取ります。
 稲村ガ崎・・・義貞は龍神に捧げるために黄金の太刀を海へ投げ入れます。
 葛西谷・・・追い詰められた高時ら北条一族は自刃します。
 登場人物
後醍醐天皇 第95代天皇。倒幕の旗上げをする。
大塔宮 後醍醐の第3皇子。護良親王。
足利 尊氏 上野国の豪族。幕府の御家人。幕府に反旗を翻す。
足利 直義 尊氏の弟。
千寿王 尊氏の息子。
細川律師定禅 足利軍の将。
細川刑部少輔 足利軍の将。
小貮入道妙慧 足利軍の将。
斯波尾張守高経 足利軍の将。
淵辺 義博 直義の家来。
新田太郎義貞 下野国の豪族。幕府の御家人。幕府に反旗を翻す。
脇屋次郎義助 義貞の弟。
大舘 宗氏 新田軍の将。
大舘 氏明 新田軍の将。宗氏の子。
江田 行義 新田軍の将。
堀口 貞満 新田軍の将。
大島 守之 新田軍の将。
佐々木塩屋判官高貞 新田軍の将。
大友左近将監貞載 新田軍の将。
舟田入道義昌 新田軍の将。
宇都宮公綱 新田軍の将。
大友千代松丸 新田軍の将。
中野藤内左衛門 新田軍の将。
楠木多聞兵衛正成 河内国の悪党。
楠木七郎正季 正成の弟。
楠木 正行 正成の子。
和田五郎正遠 楠木軍の将。
平野将監 楠木軍の将。
北畠中納言顕家 朝廷軍の将。奥州の国司。
赤松次郎入道円心 朝廷軍の将。播磨国の住人。
赤松律師則祐 朝廷軍の将。円心の子。大塔宮の家来。
佐用 範家 赤松軍の家来。
土居二郎通増 朝廷軍の将。伊予国の住人。
得能弥三郎通言 朝廷軍の将。伊予国の住人。
名和 長年 朝廷軍の将。伯耆国の住人。
児島備後三郎高徳 朝廷軍の将。備後国の住人。
桜山四郎入道玆俊 朝廷軍の将。備後国の住人。
足助次郎重範 朝廷軍の将。三河国の住人。
菊地 武俊 朝廷軍の将。筑後国の住人。
日野中納言資朝 後醍醐の側近。
日野蔵人砂弁俊基 後醍醐の側近。
四条中納言隆資 後醍醐の側近。
花山院尹大納言師賢 後醍醐の側近。
土岐左近蔵人頼員 後醍醐の側近。
千種六条少将忠顕 後醍醐の側近。
万里小路藤房 後醍醐の側近。
万里小路季房 後醍醐の側近。藤房の弟。
阿新 資朝の子。
本間山城入道 佐渡守護。
光林房玄尊 大塔宮の家来。
村上彦四郎義光 大塔宮の家来。
北条相模守高時 鎌倉幕府14代執権。
北条相模二郎時行 高時の子。
金沢将監貞顕 幕府軍の将。鎌倉幕府12代連署。
金沢 貞将 幕府軍の将。貞顕の子。
大仏 貞直 幕府軍の将。北条氏大仏流。
赤橋 盛時 幕府軍の将。鎌倉幕府16代連署。
名越尾張守高家 幕府軍の将。北条氏名越流。
名越越前守 幕府軍の将。北条氏名越流。
桜田 貞国 幕府軍の将。北条氏桜田流。
阿曾弾正少弼治時 幕府軍の将。北条氏阿曾流。
二階堂出羽入道貞藤 幕府軍の将。政所執事。
本間山城左衛門 幕府軍の将。
三浦 義勝 幕府軍の将。
宇都宮治部大夫 幕府軍の将。
佐々木隠岐判官清高 幕府軍の将。
佐々木弾正左衛門 幕府軍の将。
陶山藤三義高 幕府軍の将。
小宮山次郎 幕府軍の将。
荒尾 九郎 幕府軍の将。
岩菊丸 吉野の執行。
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元寇物語 菊池 寛 新日本社
あらすじ
 鎌倉幕府に蒙古・高麗から使者がやってきた。そして幕府は領土拡大を狙う彼らに対抗して、執権を若き北条時宗に代えた。しかし繰り返しやってくる使者にいらだちを隠せない時宗は、使者を処刑し元国の戦いに挑むことになった…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・6万の宇都宮貞綱軍は元との戦いに間に合いませんでした。
 由比ガ浜・・・時宗は杜世忠らを処刑します。
 登場人物
北条 時宗 鎌倉幕府8代執権。相模太郎。
北条 政村 鎌倉幕府7代執権。その後連署。北条家の長老。
北条 実政 北条一門の将。弘安の役では日本軍総司令官。鎮西奉行。
惟康親王 鎌倉幕府7代将軍。
少弐 資能 少弐氏2代当主。太宰少弐。法号・覚恵。
少弐 経資 少弐氏3代当主。資能の嫡男。太宰少弐。
少弐 景資 資能の三男。
少弐 資時 経資の長男。
大友 頼泰 豊後国の御家人。
戸次 親秀 豊後国の御家人。
大村 親隆 肥前国の御家人。
大村 澄宗 肥前国の御家人。
龍造寺秀時 肥前国の御家人。
江田 秀家 肥前国の御家人。
菊池 武房 肥後国の御家人。
菊池 康成 肥後国の御家人。
赤星 有隆 肥後国の御家人。
託摩 頼秀 肥後国の御家人。
竹崎 季長 肥後国の御家人。
大矢野種保 肥後国の御家人。
大矢野種村 肥後国の御家人。種保の弟。
山田 重基 薩摩国の御家人。
西郷 政隆 薩摩国の御家人。
城  隆経 薩摩国の御家人。
島津 久経 薩摩国の御家人。
三井 資長 長門国の御家人。
三井 隆安 長門国の御家人。
河野 通有 伊予国の御家人。
武田 信時 安芸国守護。
平  隆景 壱岐国守護。
宗  助国 対馬国守護。
小太郎 助国の家来。
兵衛次郎 助国の家来。
弥次郎 対馬の島民。
塔次郎 対馬の島民。
宇都宮貞綱 幕府の長老。
亀山天皇 第90代天皇。
後宇多天皇 第91代天皇。亀山の第2皇子。
西園寺実氏 親幕府派の公卿。関東申次。
四条 隆行 公家。右京大夫。
菅原 長成 朝廷の侍読。文章博士。
鐵木眞 蒙古族の酋長。テムジン。成吉思汗。
忽必烈 元国初代皇帝。鐵木眞の孫。
玄宗 高麗国王。
太陽罕 乃満部の部長。
趙良弼 元国の家臣。
潘阜 高麗国の家臣。
忻都 東路軍副元帥。
洪茶丘 東路軍副元帥。
劉復享 東路軍副元帥。
金方慶 東路軍副元帥。
范文虎 江南軍副元帥。
黒的 元国の使者。
殷弘 元国の使者。
杜世忠 元国の使者。
何文著 元国の使者。
撤都魯丁 元国の使者。
徐賛 元国の使者。
夏貴 元国の使者。
周福 元国の使者。
欒忠 元国の使者。
陳光 元国の使者。
宗君斐 高麗国の使者。
金賛 高麗国の使者。
金有成 高麗国の使者。
マルコ・ポーロ イタリア・ベニスの商人。
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みたみ我れ等 蒙古襲来と時宗 大坪久純 六合書院
あらすじ
 弘安4年春、蒙古からの圧力もあるせいなのか、鎌倉の空も何となく重い空気が漂い、民衆たちの表情も曇りがちだった。そこへ西国から一人の武士が蒙古襲来の知らせを幕府に届けたのだった…。

 作品の舞台
 大蔵谷・・・北条時宗邸があります。
 極楽寺坂・・・西国からやってきた一人の武士が蒙古襲来の報をもたらします。
 由比ガ浜・・・元国からの使者を処刑します。
 登場人物
北条 時宗 鎌倉幕府8代執権。
北条 実政 北条一門の将。弘安の役での幕府軍総大将。
大友 頼泰 豊後国の御家人。幕府軍の将。
惟康親王 鎌倉幕府7代将軍。
源  兼章 惟康の侍読。文章博士。
亀山天皇 第90代天皇。
宗  助国 対馬の地頭。
忽必烈 元国・蒙古の皇帝。
杜世忠 忽必烈の重臣。
何文著 忽必烈の重臣。
潘阜 元国からの使者。
漁師 奥州・外ヶ浜の漁師。
老人 鎌倉・長谷に住む老人。
武士 西国から鎌倉にやってきた武士。
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みたみ我れ等 鉢の木の源左衛門 大坪久純 六合書院
あらすじ
 上野国佐野郷に程近い一軒家に一夜の宿を求めた時頼と信濃入道は、佐野常世の家で体を休めた。常世夫婦は二人にたいそうなもてなしを行ない、寒さをしのぐため見事な枝ぶりの鉢植えの古梅を薪代わりに囲炉裏にくべた…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・常世にお召し出しの布令が発せられます。
 登場人物
佐野源左衛門常世 上野国佐野郷の御家人。元・佐野郷の領主。
北条 時頼 元・鎌倉幕府5代執権。出家し最明寺入道として放浪の旅の途中。
二階堂信濃入道 時頼の同行者。元・時頼の重臣。
北条 時宗 鎌倉幕府8代執権。
源藤太藤栄 上野国佐野郷の領主。
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日本名婦伝
愛に殉じた薄幸の舞姫 静御前
村雨退二郎 偕成社
あらすじ
 吉野山に逃れた義経一行は静と別れるが、その彼女も鎌倉方の追手に捕らえられてしまう。お腹に義経の子どもがいる静は、鎌倉へ送られ幕府の監視下に置かれてしまう・・・。

 作品の舞台
 鶴岡八幡宮・・・静が舞殿で舞を舞います。
 由比ガ浜・・・頼朝は新三郎に静の子を海に捨てるよう命じます。
 登場人物
静御前 京の白拍子。義経の愛妾。
源  義経 頼朝の異母弟。平家討伐軍総大将。
源  頼朝 義経の異母兄。鎌倉幕府初代将軍。鎌倉殿。
梶原平三景時 頼朝の懐刀。侍所所司。平家討伐の軍奉行。
梶原源太景季 景時の嫡男。
梶原 景茂 景時の三男。
北条 時政 頼朝の懐刀。鎌倉幕府初代執権。
北条 政子 時政の長女。頼朝の妻。
大姫 頼朝と政子の長女。
木曽 義仲 頼朝の従兄弟。
源  行家 頼朝・義経の叔父。
磯禅師 静の母。京の白拍子。
常盤御前 義経の生母。
一条 長成 常盤の結婚相手。公卿。大蔵卿。
一条 良成 長成の子。
武蔵坊弁慶 義経の郎党。
佐藤 忠信 義経の郎党。
堀  景光 義経の郎党。
源八兵衛 義経の郎党。
熊井 太郎 義経の郎党。
源  有綱 義経の郎党。
御所五郎丸 義経の小舎人。
二階堂行政 幕府の官吏。
土肥 実平 幕府の御家人。
工藤 祐経 幕府の御家人。
畠山 重忠 幕府の御家人。
千葉 常秀 幕府の御家人。
八田 朝重 幕府の御家人。
安達新三郎 幕府の御家人。
土佐坊昌俊 幕府の御家人。
三上弥六家季 昌俊の家来。昌俊の弟。
錦織 三郎 昌俊の家来。
門真 太郎 昌俊の家来。
水尾谷十郎 昌俊の家来。
筑後権守俊兼 幕府の役人。
民部丞盛時 幕府の役人。
藤原 邦通 幕府の役人。
緒方三郎惟義 筑後国の御家人。
平  時実 公家。平家の将。
以仁王 後白河の第3皇子。
示顕坊 吉野山中院谷示顕坊の主。山伏。
横川覚範 鎌倉方の比叡僧。
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日本名婦伝
鎌倉幕府の尼将軍 北条政子
村雨退二郎 偕成社
あらすじ
 伊豆韮山の豪族の娘・政子は流刑中の源氏の御曹司・源頼朝と恋をしたが、平家方からは伊豆の目代・山木兼隆との縁談が持ち込まれた。政子は頼朝のもとに向かい、やがて頼朝が源氏再興の旗上げをすることになった…。

 作品の舞台
 大倉幕府・・・頼朝が鎌倉・大蔵の地に幕府を開きます。
 鶴岡八幡宮・・・実朝が暗殺されます。
 登場人物
北条 政子 伊豆国韮山の豪族の娘。頼朝の正妻。尼将軍。二位禅尼。
北条 時政 伊豆国韮山の豪族。政子の父。頼朝の懐刀。
北条 義時 時政の次男。頼朝の懐刀。
源  頼朝 伊豆国蛭ヶ小島に流刑中の源氏の御曹司。鎌倉幕府初代将軍。鎌倉殿。
源  範頼 頼朝の異母弟。
源  義経 頼朝・範頼の異母弟。
大姫 頼朝の長女。
源  頼家 頼朝の次男。鎌倉幕府2代将軍。
源  実朝 頼朝の四男。鎌倉幕府3代将軍。
公暁 頼家の次男。鶴岡八幡宮別当。
木曽 義仲 頼朝の従兄弟。
木曽 義高 義仲の嫡男。大姫の許婚。
海野小太郎 義高の家来。
安達藤九郎盛長 頼朝の従者。
三浦大介義明 頼朝方の将。相模国三浦の豪族。
三浦次郎義澄 頼朝方の将。義明の次男。
千葉 常胤 頼朝方の将。
千葉六郎太夫胤頼 頼朝方の将。常胤の六男。
堀  藤次 幕府の家来。
藤内 光澄 堀の家来。
稲毛 重成 幕府の家来。
結城 七郎 幕府の家来。
宇佐美三郎 幕府の家来。
梶原 藤太 幕府の家来。
当麻 太郎 範頼の家来。
大江 広元 幕府の官吏。
三善 康信 幕府の官吏。頼朝の乳母の妹の子。
三善 康清 幕府の官吏。康信の弟。
江太新平次 北条家の厩の舎人。
御所五郎丸 義経の舎人。
源藤太 北条家の雑色。
藤原 邦通 幕府の役人。
後白河法皇 第77代天皇。朝廷の権力者。
以仁王 後白河の第3皇子。
源  頼政 公卿。源三位。
平  維盛 平家方の将。清盛の孫。
波多野右馬允 平家方の将。相模国の住人。
首藤滝口三郎 平家方の将。相模国の住人。
山木 兼隆 平家方の将。伊豆国の目代。
文陽房覚淵 伊豆山の層。頼朝の仏教の師。
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蒙古きたる 海音寺潮五郎 講談社
あらすじ
 肥後天草生まれの少年・獅子島小一郎は母と鎌倉からの帰り道に何者かに襲われ、ふとした縁で後深草天皇の近臣・藤原実兼のもとで暮らすようになった。しかし彼は権力争いから後深草の弟・亀山に謀略を仕掛けようとした…。

 作品の舞台
 材木座・・・赤菊やマヤは曲木細工を売り歩きます。
 極楽寺坂・・・小一郎たちは義豊たちに襲われます。
 登場人物
獅子島小一郎 肥後国天草の若い御家人。弓が得意。
獅子島兵衛尉正清 小一郎の父。肥後国獅子島の豪族。
小一郎の母。
後深草天皇 第89代天皇。
亀山天皇 第90代天皇。後深草の弟。
藤原 実兼 後深草の近臣。公卿。西園寺中納言。
多子姫 実兼の妹。
住国 実兼の家来。
岩国太郎義豊 実兼の家来。
岩国次郎義澄 義豊の弟。
河野 通有 伊予国の豪族。
通有の妻。
河野八郎通久 通有の嫡男。幼名・千宝丸。
為則 通有の家来。
為景 通有の家来。
イスマイル くぐつの一族の一員。ホラズム国出身のペルシア人。
マヤ くぐつの一族の一員。赤菊の姉貴分。
赤菊 くぐつの一族の一員。身軽で元気いっぱいの少年。
タイカン イスマイルの飼い犬。
モハメッド・アリ ホラズム国王の遺児。
北条 時宗 鎌倉幕府8代執権。
赤橋 義直 北条一門の将。赤橋流。
安達 宗景 幕府軍総大将。
宗  助国 対馬の地頭。
平  景隆 壱岐守護代。
忽必烈 蒙古の皇帝。
杜世忠 忽必烈の重臣。
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源氏の若武者 小山勝清 大日本雄弁会
講談社
あらすじ
 鞍馬寺に預けられていた遮那王は非凡な才能を発揮しすくすくと育っていった。そんな彼に源氏の血が流れていると知り邪魔をするものも出てくるが、たくましく育った彼は「源九郎義経」と名を改め、平家打倒をかかげる兄・源頼朝のもとへ馳せ参じた…。

 作品の舞台
 大倉幕府・・・頼朝は鎌倉に幕府を開きます。
 腰越・・・義経は頼朝に鎌倉入りを止められます。
 鶴岡八幡宮・・・静は頼朝の命により舞を舞います。
 登場人物
源  義経 義朝の九男。頼朝・範頼の異母弟。全成・義円の同母弟。幼名・牛若・遮那王。
源  義朝 源氏の棟梁。為義の長男で嫡男。
源  義平 義朝の長男。
源  朝長 義朝の次男。
源  頼朝 義朝の三男で嫡男。鎌倉幕府初代将軍。鎌倉殿。義経の異母兄。
源  範頼 義朝の六男。義経の異母兄。
阿野 全成 義朝の七男。義経の同母兄。
源  義円 義朝の八男。義経の同母兄。
源  為義 源氏の棟梁。義朝の父。
源  為朝 為義の八男。鎮西八郎。強弓の使い手。
常盤御前 全成・義円・義経の母。
一条 長成 常盤の再婚相手。公家。
関屋 常盤の母。
静御前 義経の愛妾。
源  義賢 為義の次男。義朝の長弟。
木曽 義仲 義賢の長男。朝日将軍。
巴御前 義仲の妻。
北条 時政 伊豆国韮山の豪族。頼朝の腹心。
北条 政子 時政の長男。頼朝の正妻。
伊勢三郎義盛 義経の郎党。
武蔵坊弁慶 義経の郎党。
常陸坊海尊 義経の郎党。
鷲尾三郎義久 義経の郎党。
佐藤 継信 義経の郎党。
佐藤 忠信 義経の郎党。
片岡 八郎 義経の郎党。
亀井 六郎 義経の郎党。
備前平四郎 義経の郎党。
那須 与一 義経の郎党。
江田 源三 義経の郎党。
喜三太 義経の馬丁。
梶原 景時 幕府の有力御家人。侍所所司。平家討伐の軍奉行。
梶原源太景季 幕府の御家人。景時の嫡男。
梶原平次景高 幕府の御家人。景時の次男。
梶原三郎景家 幕府の御家人。景時の三男。
和田小太郎義盛 幕府の有力御家人。侍所別当。
畠山次郎重忠 幕府の有力御家人。時政の娘婿。笛の名人。
土肥 実平 幕府の御家人。
河越 重頼 幕府の御家人。義経の舅。
熊谷次郎直実 幕府の御家人。
工藤 祐経 幕府の御家人。
佐々木高綱 幕府の御家人。
石田次郎為久 幕府の御家人。
武田 信義 幕府の御家人。甲斐源氏の将。
土佐房昌俊 幕府の御家人。
安達新三郎 頼朝の雑色。
大江 広元 幕府の官吏。公文所別当。
平  清盛 平家の棟梁。義朝のライバル的存在。
池禅尼 義盛の継母。
平  重盛 清盛の長男。
平  宗盛 清盛の三男。
平  知盛 清盛の四男。
平  教盛 清盛の弟。
平  教経 教盛の長男。
平  敦盛 平家一門の将。
伊東 祐親 平家方の将。伊豆国伊東の豪族。
山木 兼隆 平家方の将。伊豆国目代。
城太郎資永 平家方の将。越後国の豪族。
鎌田次郎正清 義朝の家来。
河島次郎俊盛 義朝の家来。
長田庄司忠致 正清の舅。
陵  兵衛 下野国小堀の豪族。
河野四郎通有 伊予国の豪族。水軍の将。
湛増 熊野別当。水軍の将。
藤原 範季 範頼の養父。
藤原 秀衡 奥州藤原氏3代当主。
藤原 泰衡 奥州藤原氏4代当主。秀衡の嫡男。
藤原 忠衡 泰衡の弟。
吉次 奥州の黄金商。
鬼一法眼 京・一条堀川の陰陽師。軍師。
幸寿 法眼の娘。
湛海坊 京で名の知れた悪僧。
東光坊蓮忍 鞍馬寺住職。義経の仏教の師。
聖門坊 行脚僧。正清の子。鎌田正近。
覚日坊 鞍馬寺の僧。
浄念 鞍馬寺の小坊主。後の湛海坊の子分・七蔵。
権治 鞍馬寺の下男。
後白河法皇 第77代天皇。朝廷の権力者。
高倉天皇 第80代天皇。
安徳天皇 第81代天皇。
以仁王 後白河の第3皇子。
源  頼政 公卿。源三位。
由利 太郎 近江国の盗賊。
藤沢 入道 近江国の盗賊。
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少年少女日本史談
蒙古来と南北朝
浅野 晃 偕成社
あらすじ
 曽我兄弟の仇討や源氏三代の死を経て、鎌倉幕府は大きく変わりその実権は北条氏が握っていた。そんな幕府に対して、領土拡大を狙う蒙古・高麗からの使者がやってきた…。

 作品の舞台
 大倉幕府・・・巻狩りで頼朝が襲われた報が届いた幕府で範頼が口を滑らせます。
 鶴岡八幡宮・・・実朝が公暁に暗殺されます。
 極楽寺・・・小笠懸で時宗が手柄をあげます。
 東勝寺・・・北条一門が自刃します。
 登場人物
源  頼朝 鎌倉幕府初代将軍。鎌倉殿。
北条 政子 頼朝の正妻。
源  範頼 頼朝の異母弟。蒲殿。
源  義経 頼朝・範頼の異母弟。
源  頼家 頼朝と政子の長男。鎌倉幕府2代将軍。
源  実朝 頼朝と政子の次男。鎌倉幕府3代将軍。
公暁 頼家の次男。鶴岡八幡宮別当。
藤原 頼経 鎌倉幕府4代将軍。
宗尊親王 鎌倉幕府6代将軍。
北条 時政 鎌倉幕府初代執権。政子・義時の父。
牧の方 時政の後妻。
平賀 朝雅 時政の娘婿。京都守護。
北条 義時 鎌倉幕府2代執権。時政の次男。
北条 時房 時政の三男。義時の異母弟。初代連署。
北条 泰時 鎌倉幕府3代執権。義時の長男。
北条 重時 六波羅探題。泰時の弟。
北条 経時 鎌倉幕府4代執権。泰時の孫。
北条 時頼 鎌倉幕府5代執権。経時の弟。
松下禅尼 経時・時頼の母。
北条 長時 鎌倉幕府6代執権。重時の子。
北条 政村 鎌倉幕府7代執権。北条一門の長老。
北条 時宗 鎌倉幕府8代執権。幼名・相模太郎。
北条 宗頼 長門探題。時宗の異母弟。
北条 実政 九州探題。
北条 高時 鎌倉幕府14代執権。
赤橋 守時 鎌倉幕府16代執権。
北条四郎 高時の弟。
亀寿丸 高時の次男。北条時行。
諏訪三郎 亀寿丸の家来。
北条 英時 九州探題。
大仏 貞直 北条一門の将。
大江 広元 幕府の官吏。公文所別当。
源  仲章 実朝の侍読。文章博士。
梶原 景時 幕府の有力御家人。
畠山 重忠 幕府の有力御家人。
比企 能員 幕府の有力御家人。
熊谷 直実 幕府の有力御家人。出家後、法然の弟子となり蓮生房を名乗る。
工藤 祐経 幕府の御家人。
仁田四郎忠常 幕府の御家人。
曽我十郎祐成 幕府の御家人。
曽我五郎時致 幕府の御家人。
河津 祐泰 伊豆国伊東の豪族。曽我兄弟の亡父。
草野七郎 実政の家来。
藤原 泰衡 奥州藤原氏4代当主。
東条 景信 安房国東条の豪族。
佐野源左衛門常世 上野国佐野の御家人。
河野 通有 伊予国の御家人。
河野八郎 伊予国の御家人。通有の長男。
河野 通時 伊予国の御家人。
大友 頼泰 豊後国の御家人。
菊池 武房 肥後国の御家人。
竹崎 季長 肥後国の御家人。
大矢野種保 肥後国の御家人。
大矢野種村 肥後国の御家人。種保の弟。
島津 久経 薩摩国の御家人。
少弐 資能 筑前国の御家人。太宰少弐。
少弐 経資 筑前国の御家人。太宰少弐。資能の長男。
平  景高 壱岐守護。
宗  助国 対馬守護。
長崎 高資 幕府の執事。内管領。
日蓮 日蓮宗の祖。
法然 浄土宗の祖。
漆間 時国 法然の亡父。美作国の押領使。
明石 源内 美作国の荘官。時国を殺害する。
親鸞 浄土真宗の祖。
栄西 臨済宗の祖。
道元 曹洞宗の祖。
如浄 天台僧。道元の仏教の師。
源  通親 道元の父。公家。
西行 元武士の僧。歌人。
無学祖元 宋の禅僧。時宗の仏教の師。
岩菊丸 吉野山の層。
後白河法皇 第77代天皇。朝廷の権力者。
後鳥羽上皇 第82代天皇。朝廷の権力者。
土御門上皇 第83代天皇。
順徳上皇 第84代天皇。
仲恭天皇 第85代天皇。
後嵯峨天皇 第88代天皇。
後深草天皇 第89代天皇。
亀山天皇 第90代天皇。後深草の弟。
後醍醐天皇 第96代天皇。南朝1代天皇。
恒良親王 後醍醐の皇子。
尊良親王 後醍醐の皇子。
後村上天皇 第97代天皇。南朝2代天皇。後醍醐の第7皇子。
光明天皇 北朝2代天皇。
後光厳天皇 北朝4代天皇。
護良親王 後醍醐の第3皇子。
村上 義光 護良の家来。
赤松 則祐 護良の家来。
足利 高氏 上野国の御家人。その後、反幕府派に寝返る。室町幕府初代将軍。
足利 義詮 高氏の嫡男。室町幕府2代将軍。
足利 義満 義詮の嫡男。室町幕府3代将軍。
足利 直義 上野国の御家人。高氏の弟。
高  師直 足利家の執事。
高  師泰 師直の弟。
細川 定禅 高氏の家来。
淵辺 義博 直義の家来。
新田 義貞 下野国の御家人。その後、反幕府派に寝返る。
脇屋 義助 下野国の御家人。義貞の弟。
大舘 宗氏 義貞の家来。
瓜生  保 義貞の家来。
楠木 正成 河内国の悪党。
楠木 正季 正成の弟。
楠木 正行 正成の長男。
楠木 正儀 正行の弟。
平野将監 正成の家来。
和田 正忠 正成の家来。
西園寺実氏 公家。
日野 資朝 後醍醐の近臣。
日野 俊基 後醍醐の近臣。
阿新丸 資朝の子。
北畠 親房 後醍醐の近臣。
北畠 顕家 後醍醐の近臣。親房の子。
北畠 顕能 後醍醐の近臣。親房の子。顕家の弟。
藤原 藤房 後醍醐の近臣。
藤原 季房 後醍醐の近臣。
千種 忠顕 後醍醐の近臣。
四条 隆資 後村上の近臣。
本間入道 越前国敦賀の住人。
本間三郎 本間入道の子。
児島 高徳 備前国の住人。
野長瀬六郎 紀伊国の住人。
野長瀬七郎 紀伊国の住人。六郎の弟。
土居 通増 伊予国の住人。
得納 通綱 伊予国の住人。
名和 長年 伯耆国の住人。
赤松 則村 播磨国の住人。
菊池 武時 南朝方の将。
菊池 武重 南朝方の将。武時の嫡男。
菊池 武敏 南朝方の将。武時の九男。
二階堂道薀 幕府方の将。
阿曾弾正時治 幕府方の将。
湯浅入道定仏 幕府方の将。
名越越前守 幕府方の将。
金沢将監 幕府方の将。
本間山城左衛門 幕府方の将。
細川 頼春 阿波国・伊予国の守護大名。
細川 顕氏 讃岐国・土佐国の守護大名。
細川 頼之 頼春の子。室町幕府2代管領。
テムジン 蒙古の王。
クビライ 元国初代皇帝。テムジンの孫。
忻都 元国軍元帥。
洪茶丘 元国軍副元帥。
杜世忠 元国からの使者。
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武家政治をひらいた 源 頼朝 左近義親 講談社
火の鳥伝記文庫
あらすじ
 平家との権力争いに敗れた源氏は棟梁の義朝を殺され、その子供たちは各地へ流された。伊豆に流された頼朝は打倒平家のため土地の豪族たちの助けを借り、平家と戦う・・・。

 作品の舞台
 大倉幕府・・・源頼朝は鎌倉の地に幕府をひらきます。
 登場人物
源  頼朝 鎌倉幕府初代将軍。幼名・鬼若。義朝の三男。
北条 政子 頼朝の妻。
大姫 頼朝の長女。
源  義朝 頼朝の父。為義の長男。源氏の棟梁。
由良御前 頼朝の母。藤原季範の娘。
源  義平 義朝の長男。頼朝の長兄。
源  朝長 義朝の次男。頼朝の次兄。
源  希義 義朝の五男。頼朝の同母弟。
源  範頼 義朝の六男。蒲冠者。
源  義経 義朝の九男。
源  為義 義朝の父。
源  為朝 為義の八男。義朝の弟。鎮西八郎。
源  義隆 義朝の大叔父。
源  重成 義朝の従兄弟。
木曽 義仲 頼朝の従兄弟。
木曽 義高 義仲の子。
北条 時政 伊豆国守山の豪族。政子の父。鎌倉幕府初代執権。「十三人の合議制」の一人。
平賀四郎義信 河内源氏の武将。
武田 信義 甲斐源氏4代目当主。
一条 忠頼 信義の嫡男。
安田 義定 甲斐源氏の武将。信義の弟。
志田 義広 河内源氏の武将。常陸の豪族。為義の三男。
平  清盛 平家の棟梁。義朝とはライバル関係にあった。
平  時子 清盛の妻。清盛の死後は「二位尼」。
池禅尼 清盛の継母。
平  重盛 清盛の長男。
平  維盛 重盛の長男。
平  資盛 重盛の次男。
平  有盛 重盛の四男。
平  師盛 重盛の五男。
平  忠房 重盛の六男。
平  清房 清盛の八男。
平  清定 清房の長男。
平  知盛 清盛の四男。新中納言。
平  知章 知盛の長男。
平  重衡 清盛の五男。
平  忠度 清盛の異母弟。薩摩守。
平  経盛 清盛の異母弟。
平  徳子 清盛の次女。
平  経正 経盛の嫡男。皇后宮亮。
平  経俊 経盛の四男。若狭守。
平  教盛 清盛の異母弟。
平  通盛 教盛の嫡男。越前三位。
平  教経 教盛の次男。
平  盛俊 清盛の政所別当。越中前司。
平  忠正 清盛の叔父。
伊藤 忠清 平家の有力家人。上総守。
阿波 民部 平家の有力家人。四国の最大勢力。「田口成良」。
田口左衛門教能 民部の子。
崇徳天皇 第75代天皇。
後白河天皇 第77代天皇。院政を敷く朝廷の実力者。
二条天皇 第78代天皇。徳子の子。
安徳天皇 第81代天皇。
以仁王 後白河帝の第2皇子。
藤原 忠通 公卿。法性寺関白。
藤原 頼長 公卿。忠通の弟。後に兄と対立する。
信西 僧侶。忠通側に付き権力をふるう。
藤原 信頼 公卿。信西と対立する。
藤原 基房 公卿。関白。
源  頼政 公卿。源三位。
藤原 成親 公卿。権大納言。「鹿ケ谷の陰謀」の首謀者の一人。
平  康頼 公卿。後白河院の近臣。「鹿ケ谷の陰謀」の首謀者の一人。
西光 僧。後白河院の近臣。「鹿ケ谷の陰謀」の首謀者の一人。
俊寛 法性寺の僧。「鹿ケ谷の陰謀」の首謀者の一人。
鎌田 政家 義朝の近臣。
渋谷金王丸 義朝の近臣。
比企尼 頼朝の乳母。
安達藤九郎盛長 頼朝の従者。「十三人の合議制」の一人。
野三郎成綱 頼朝の従者。
新宮十郎行家 頼朝の叔父。
伊東祐親入道 伊豆国伊東の豪族。
伊東 祐清 祐親の次男。
八重姫 祐親の娘。頼朝の子を身ごもる。
千鶴丸 頼朝と八重の子。
江間小次郎 後の八重の夫。
山木 兼隆 伊豆国の目代。
橘  遠成 駿河国の目代。
大江 広元 幕府の文官御家人。公文所別当。「十三人の合議制」の一人。
三善 康信 幕府の文官御家人。問注所執事。「十三人の合議制」の一人。
中原 親能 幕府の文官御家人。政所公事奉行。「十三人の合議制」の一人。
二階堂行政 幕府の文官御家人。政所執事。「十三人の合議制」の一人。
足立 遠元 幕府の文官御家人。公文所寄人。「十三人の合議制」の一人。
梶原 景時 幕府の有力御家人。侍所別当。頼朝の懐刀。「十三人の合議制」の一人。
和田 義盛 幕府の有力御家人。侍所別当。「十三人の合議制」の一人。
畠山 重忠 幕府の有力御家人。武蔵国畠山の武将。
三浦 義澄 幕府の有力御家人。相模国三浦郡矢部の武将。
上総介広常 幕府の有力御家人。上総国・下総国の武将。
仁田 忠常 幕府の有力御家人。伊豆国仁田の武将。
熊谷 直実 幕府の有力御家人。武蔵国熊谷の武将。
平山武者所 幕府の有力御家人。武蔵国平山の武将。「平山季重」。
結城 朝光 幕府の有力御家人。下野国の武将。下野結城氏初代当主。
岡崎 義実 幕府の御家人。義澄のいとこ。
工藤 祐経 幕府の御家人。
加藤次光員 幕府の御家人。
加藤次景廉 幕府の御家人。光員の弟。
曽我十郎祐成 幕府の御家人。
曽我五郎時致 幕府の御家人。祐成の弟。
堀  藤次 幕府の御家人。
藤原 邦通 頼朝の右筆。
一条 能保 公卿。頼朝の妹(坊門姫)の夫。
佐々木定綱 近江国佐々木の武将。佐々木4兄弟の長男。
佐々木経高 近江国佐々木の武将。佐々木4兄弟の次男。
佐々木盛綱 近江国佐々木の武将。佐々木4兄弟の三男。
佐々木高綱 近江国佐々木の武将。佐々木4兄弟の四男。
佐々木定重 近江国佐々木の武将。定綱の子。
大夫属定康 近江国草野の豪族。
長田 忠致 尾張国野間の豪族。
多田 行綱 摂津国多田の豪族。
大庭 景親 相模国大庭御厨の武将。
千葉 常胤 下総国相馬御厨の武将。
土肥 実平 相模国土肥の武将。
土肥 宗平 相模国土肥の武将。実平の子。
安西 景益 安房国丸御厨の武将。
佐竹 隆義 常陸国の武将。常陸佐竹氏2代目当主。
佐竹 義政 隆義の長男。
足利 忠綱 下野国足利の武将。
天野 遠景 伊豆国田方郡天野の武将。
藤原 泰衡 奥州藤原氏4代目当主。
平  忠光 武将。三浦氏の三大始祖の一人。
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伝記文庫 源義経 西本鶏介 ポプラ社文庫
あらすじ
 平治の乱で源義朝を破った平清盛は、源氏一門の者たちに追手をかけた。義朝の妾・常盤御前は今若・乙若・牛若の3人の子どもを連れ、京から奈良へ逃げようとしていたが追手に捕まり清盛のもとへ連れていかれた…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・頼朝は、後白河法皇からの宣旨を受け、義仲や平家を討伐するために範頼・義経を総大将に大軍を京へ送り込みます。
 腰越・・・壇ノ浦の戦いを終えた義経は、鎌倉入りを拒まれ腰越に留め置かれます。
 鶴岡八幡宮・・・捕らえられた静御前は、上棟式の奉納の舞を舞います。
 登場人物
源  義経 義朝の九男。頼朝の異母弟。幼名・牛若、遮那王。義仲・平家討伐軍総大将。
静御前 義経の愛妾。京の白拍子。
伊勢三郎義盛 義経の最初の家来。
佐藤 継信 義経の家来。佐藤兄弟の兄。
佐藤 忠信 義経の家来。佐藤兄弟の弟。
武蔵坊弁慶 義経の家来。怪力の破戒僧。
源  義朝 源氏の棟梁。頼朝・義経らの亡父。平治の乱で敗死。
常盤御前 義朝の愛妾。全成・義円・義経の母。
藤原 長成 義経の育ての親。常盤の嫁ぎ先。公卿。大倉卿。
源  義平 義朝の長男。平治の乱で敗死。
源  朝長 義朝の次男。平治の乱で敗死。
源  頼朝 義朝の三男。伊豆に流刑後、平家討伐に旗上げ。初代鎌倉殿。
源  範頼 義朝の六男。義仲・平家討伐軍総大将。
阿野 全成 義朝の七男。義経の同母兄。幼名・今若。
源  義円 義朝の八男。義経の同母兄。幼名・乙若。
源  義賢 義朝の弟。義仲の父。
木曽 義仲 義賢の長男。頼朝・義経らの従兄弟。朝日将軍。
中原 兼遠 木曽谷の豪族。義仲の養父。
北条 時政 伊豆国の豪族。頼朝の懐刀。
北条 政子 時政の長女。頼朝の正妻。
北条 義時 時政の次男。頼朝の腹心。
梶原 景時 相模国の豪族。頼朝の懐刀。
梶原 景季 相模国の豪族。景時の嫡男。
土肥 実平 相模国の豪族。頼朝の懐刀。
三浦 義澄 相模国の豪族。
畠山 重忠 武蔵国の豪族。時政の娘婿。
熊谷 直実 武蔵国の豪族。
武田 信義 甲斐源氏初代当主。
武田 有義 信義の四男。
足利 義兼 上野国の豪族。
佐々木高綱 近江国の豪族。
一条 能保 京都守護。
伊勢 義連 義朝の家来。義盛の父。
平  清盛 平家の棟梁。
平  時子 清盛の正妻。二位尼。
平  重盛 清盛の長男。内大臣。左近衛大将。
平  宗盛 清盛の三男。右近衛大将。
平  知盛 清盛の四男。
建礼門院徳子 清盛の長女。安徳の国母。
平  盛子 清盛の次女。基実の妻。
平  忠度 清盛の弟。
平  経正 清盛の甥。
平  経俊 清盛の甥。経正の弟。
平  通盛 清盛の甥。
平  教経 清盛の甥。通盛の弟。
平  維盛 重盛の長男。
平  資盛 重盛の次男。
平  有盛 重盛の四男。
平  師盛 重盛の五男。
平  盛俊 平家の侍大将。
斎藤 実盛 平家方の将。
按察局 二位尼・徳子に仕える女房。
藤原 秀衡 奥州藤原氏3代当主。義経の後ろ盾。
藤原 国衡 秀衡の長男。妾腹の子。
藤原 泰衡 秀衡の次男で嫡男。
藤原 忠衡 秀衡の三男。
藤原 高衡 秀衡の四男。
樋爪 俊衡 藤原一門の将。
樋爪 師衡 藤原一門の将。
金売り吉次 奥州の黄金商。
後白河法皇 第77代天皇。朝廷の権力者。
安徳天皇 第81代天皇。徳子の子。
後鳥羽天皇 第82代天皇。
以仁王 後白河の第3皇子。
九条 兼実 後白河の近臣。
藤原 基実 公卿。摂政。盛子の夫。
源  頼政 公卿。源三位。
源  広綱 頼政の子。
富樫 泰家 加賀・安宅関の関守。
東光坊蓮忍 鞍馬寺の高僧。義経の師。阿闍梨。
禅林坊覚日 鞍馬寺の僧。東光坊の弟子。阿闍梨。
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鎌倉の姫将軍 北条政子 文・こぐれ 京
絵・朝日川日和
講談社
青い鳥文庫
あらすじ
 母を早くに亡くした伊豆の豪族・北条家の長女・政子は、北条の里で暮らす民たちと今を懸命に生きていたため、嫁に行く年頃を過ぎてしまい本人もあきらめていた。そんな彼女のもとに流人だが源氏の若き頭領・頼朝から恋文が届いた・・・。

 作品の舞台
 鎌倉・・・源頼朝が亡くなり、政子も尼となります。
 登場人物
北条 政子 伊豆の豪族・北条家の長女。後に頼朝の妻となる。
源  頼朝 伊豆に流罪となった源氏の若き頭領。
北条 時政 北条家当主。政子の父。
北条 宗時 時政の長男。政子の兄。
北条 義時 時政の次男。政子と仲のいい弟。
北条 阿子 時政の次女。政子の妹。噂話が大好き。
さえ 政子の侍女。政子より少し年上。
平  清盛 平家の頭領。
山木 兼隆 伊豆国の代官。平家側の将。
後鳥羽上皇 第82代天皇。
北条の里の民。政子とは縄づくり仲間。
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歴史英雄伝 北条義時
武士の世を開いた男
文・小沢章友
絵・げみ
講談社
青い鳥文庫
あらすじ
 北条義時は伊豆国の豪族・北条時政の次男として生まれた。姉は伊豆に流刑中だった源氏の御曹司・源頼朝の妻となり、彼が平家打倒を旗上げすると同時に、その渦に巻き込まれていくのだった…。

 作品の舞台
 大倉幕府・・・鎌倉の大倉の地に幕府を築きます。
 鶴岡八幡宮・・・浜辺から山寄りに移します。
 登場人物
北条 義時 時政の次男。後の鎌倉幕府2代執権。頼朝の腹心。
北条 時政 伊豆国の豪族。後の鎌倉幕府初代執権。政子・宗時・義時・阿波局・時房の父。
北条 時定 時政の弟。
北条 政子 時政の長女。頼朝の正室。
北条三郎宗時 時政の長男。
阿波局 時政の次女。全成の妻。実朝の乳母。
北条 時房 時政の三男。政子・宗時・義時・阿波局の異母弟。
北条 泰時 義時の長男。後の鎌倉幕府3代執権。
北条 朝時 義時の次男。
牧の方 時政の後妻。
平賀 朝雅 牧の方の娘婿。京都守護。
源  頼朝 伊豆国韮山に流刑中の源氏の御曹司。後の鎌倉幕府初代将軍。初代鎌倉殿。
源  範頼 頼朝の異母弟。蒲殿。平家討伐軍総大将。
阿野 全成 頼朝・範頼の異母弟。義経の同母兄。
源  義経 頼朝・範頼の異母弟。全成の同母弟。
千鶴 頼朝の長男。早逝。
大姫 頼朝の長女。
源  頼家 頼朝の次男。後の鎌倉幕府2代将軍。2代目鎌倉殿。
三幡 頼朝の次女。
源  実朝 頼朝の三男。後の鎌倉幕府3代将軍。3代目鎌倉殿。
公暁 頼家の次男。実朝の猶子。
坊門姫 実朝の正室。
志田 義広 頼朝の叔父。
新宮十郎行家 頼朝の叔父。義広の異母弟。
源  光家 行家の長男。
木曽 義仲 頼朝の従兄弟。
木曽 義高 義仲の嫡男。大姫の許婚。
静御前 義経の愛妾。
畠山 重忠 武蔵国の有力御家人。時政の娘婿。
畠山 重保 武蔵国の御家人。重忠の長男。
河越 重頼 武蔵国の御家人。義経の舅。
比企 能員 武蔵国の有力御家人。頼家の乳母夫で舅。
比企 時員 武蔵国の御家人。能員の四男。頼家の近習。
若狭局 能員の長女。頼家の妻。
足立 遠元 武蔵国の有力御家人。
三浦 義澄 相模国の有力御家人。
三浦 義村 相模国の有力御家人。義澄の長男。
三浦 胤義 相模国の御家人。義澄の九男。承久の乱では朝廷軍。
三浦駒若丸 相模国の御家人。義村の四男。
岡崎 義実 相模国の御家人。義澄の叔父。
和田 義盛 相模国の有力御家人。義澄の従兄弟。
和田 義直 相模国の御家人。義盛の四男。
和田 義重 相模国の御家人。義盛の五男。
和田 胤長 相模国の御家人。義盛の甥。
梶原 景時 相模国の有力御家人。侍所所司。頼朝の懐刀。
梶原 景季 相模国の御家人。景時の嫡男。
土肥 実平 相模国の御家人。頼朝の懐刀。
上総介広常 上総国の豪族。
千葉介常胤 下総国の御家人。
千葉 胤正 下総国の御家人。常胤の嫡男。
千葉 胤綱 下総国の御家人。胤正の孫。
仁田 忠常 伊豆国の御家人。
工藤 茂光 伊豆国の豪族。頼朝軍に従軍。
宇佐美助茂 伊豆国の御家人。
武田 信義 甲斐国の御家人。甲斐源氏の出。
安田 義定 甲斐国の御家人。信義の弟。
小山 朝政 上野国の御家人。
長沼 宗政 上野国の御家人。朝政の弟。
結城 朝光 上野国の御家人。朝政・宗政の弟。
佐々木盛綱 近江国の御家人。
安達 盛長 幕府の有力御家人。頼朝の従者。
大江 広元 幕府の官吏。公文所・政所別当。頼朝の腹心。
三善 康信 幕府の官吏。問注所執事。
一条 能保 京都守護。
伊賀 光季 京都守護。
三寅 鎌倉幕府4代将軍。4代目鎌倉殿。
源  仲章 実朝の侍読。
源  光長 源氏方の将。美濃源氏の出。
今井 兼平 義仲の郎党。義仲の乳飲み子。
当麻 太郎 範頼の家来。
後白河法皇 第77代天皇。朝廷の権力者。
安徳天皇 第81代天皇。
後鳥羽法皇 第82代天皇。朝廷の権力者。
土御門天皇 第83代天皇。後鳥羽の第1皇子。
仲恭天皇 第85代天皇。
以仁王 後白河の第3皇子。
六条宮 後鳥羽の皇子。
冷泉宮 後鳥羽の皇子。
伊賀局 後鳥羽の寵姫。
藤原 成親 後白河の近臣。
俊寛 後白河の近臣。
西光 後白河の近臣。
九条 兼実 後白河の近臣。右大臣。
源  通親 後鳥羽の近臣で外祖父。
源  頼政 公卿。
源  仲綱 公卿。頼政の子。
坊門 信清 公卿。坊門姫の兄。
多田 行綱 摂津源氏の将。
藤原 秀康 朝廷軍の将。北面武士。
山田 重忠 朝廷軍の将。北面武士。
藤原 定家 公家。歌人。
文覚 真言僧。俗名・遠藤盛遠。
平  清盛 平家の棟梁。
平  時子 清盛の正室。二位尼。
平  重盛 清盛の長男。
平  宗盛 清盛の三男。
平  知盛 清盛の四男。
平  重衡 清盛の五男。
平  維盛 重盛の長男。清盛の孫。
平  時忠 時子の弟。清盛の義弟。
池禅尼 清盛の継母。
大庭 景親 平家方の将。相模国の豪族。
山内首藤経俊 平家方の将。相模国の豪族。
波多野義常 平家方の将。相模国の豪族。
伊東 祐親 平家方の将。伊豆国の豪族。
佐竹 秀義 平家方の将。常陸国の豪族。
山木 兼隆 平家方の将。伊豆国目代。
橘  遠茂 平家方の将。駿河国目代。
長田入道 平家方の将。駿河国の豪族。
藤原 秀衡 奥州藤原氏3代当主。
藤原 泰衡 秀衡の次男で嫡男。奥州藤原氏4代当主。
藤原 国衡 秀衡の長男で妾腹。
陳和卿 南宋の工人。