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夢鏡 義高と大姫のものがたり |
倉本由布 |
集英社
コバルト文庫 |
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あらすじ
14歳になった大姫は、父・源頼朝から「姫の婿になるのは木曽義高だ」と突然縁談話をきりだされた。そんな押しつけが嫌な大姫は、怒って由比ガ浜の浜辺まで来てしまったが、そこで直垂姿の少年・木曽義高と出会った・・・。
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作品の舞台 |
由比ガ浜・・・大姫と木曽義高が浜辺で出会います。
亀ヶ谷坂・・・政子たちは義高を逃がすために、亀ヶ谷坂の下に馬を用意します。
勝長寿院・・・大姫のために祈祷が行われます。
常楽寺・・・義高の首塚は、常楽寺の裏山にあります。
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登場人物 |
大 姫 |
西の御所に住む姫。14歳。 |
木曽 義高 |
人質として鎌倉に連れてこられた少年。大姫の婿とされるが・・・。 |
源 頼朝 |
大姫の父。鎌倉幕府初代将軍。 |
北条 政子 |
大姫の母。御台さま。 |
源 義朝 |
頼朝の父。戦死。 |
源 義平 |
頼朝の兄。死亡。悪源太。 |
源 範頼 |
頼朝の弟。 |
阿野 全成 |
頼朝の弟。 |
源 義経 |
頼朝の末弟。 |
木曽 義仲 |
義高の父。頼朝の従弟。朝日将軍。 |
源 義賢 |
義仲の父。死亡。 |
万 寿 |
大姫の弟。後の「源 頼家」。 |
三 幡 |
大姫・万寿の妹。後の「乙姫」。 |
瑠 璃 音 |
大姫の侍女。北条家の郎党の娘。 |
十 郎 丸 |
大姫の下男。 |
冷 泉 局 |
政子に仕える女房。 |
静 御 前 |
義経の愛妾。 |
磯 禅 師 |
静の母。 |
河越 重頼 |
幕府の御家人。武蔵国の住人。 |
河越 重房 |
幕府の御家人。重頼の息子。 |
若 菜 |
重頼の娘。重房の妹。16歳。 |
畠山 重忠 |
幕府の御家人。 |
安達新三郎景盛 |
幕府の御家人。 |
土佐坊昌俊 |
幕府の御家人。 |
堀 藤次 |
幕府の御家人。 |
工藤 祐経 |
幕府の御家人。 |
平 清盛 |
平家の棟梁。死亡。 |
二 位 尼 |
清盛の妻。名は「時子」。 |
平 宗盛 |
清盛の子。平家の総大将。 |
平 知盛 |
清盛の子。宗盛の弟。 |
建礼門院徳子 |
清盛の娘。知盛の妹。 |
平 教盛 |
清盛の弟。 |
平 時忠 |
二位尼の弟。 |
池 禅 尼 |
清盛の継母。 |
平 家盛 |
池禅尼の子。死亡。 |
安徳 天皇 |
徳子の子。第81代天皇。 |
後白河法皇 |
第77代天皇。院政を敷く朝廷の実力者。 |
藤原 秀衡 |
奥州藤原氏の棟梁。 |
藤原 泰衡 |
秀衡の子。 |
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雪の系譜 竹御所・鞠子 |
倉本由布 |
集英社
コバルト文庫 |
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あらすじ
源頼家を父に持つ鞠子は、父の死後、鎌倉の片隅で細々と暮らす日々を過ごしていた。ある日鞠子が北条屋敷に向かう途中、三浦泰村の後ろ姿を見かけた。それ以来、鞠子の心は泰村にときめいてしまうのだが・・・。
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作品の舞台 |
北条屋敷・・・鞠子がよく遊びに行きます。
筋替橋・・・鞠子は筋替橋のあたりで、北条屋敷に向かう三浦泰村を見かけます。
勝長寿院・・・政子は勝長寿院の奥の館で、余生を送ります。
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登場人物 |
鞠 子 |
14歳の姫。「竹御所」と呼ばれる。 |
阿 古 屋 |
鞠子の乳母。鞠子と共に暮らし世話をする。 |
千 歳 |
阿古屋の娘。鞠子と共に暮らし世話をする。 |
菊 松 |
阿古屋の母。鞠子と共に暮らし世話をする。鞠子は「ばば様」と呼ぶ。 |
源 頼朝 |
鞠子の祖父。鎌倉幕府初代将軍。死亡。 |
北条 政子 |
鞠子の祖母。 |
源 頼家 |
鞠子の父。鎌倉幕府2代将軍。死亡。 |
木曾義仲女 |
鞠子の母。死亡。 |
源 実朝 |
鞠子の叔父。頼家の弟。鎌倉幕府3代将軍。 |
坊門信清女 |
実朝の妻。 |
阿 波 局 |
実朝の乳母。政子の妹。 |
一 幡 |
頼家の長男。鞠子の異母兄。死亡。 |
公 暁 |
頼家の次男。鞠子の異母兄。 |
千 寿 |
頼家の三男。鞠子の異母兄。後の「栄実」。死亡。 |
禅 暁 |
頼家の四男。鞠子の異母兄。京都で出家の身。 |
北条 義時 |
政子の弟。鎌倉幕府2代執権。 |
伊賀の方 |
義時の妻。 |
伊賀 光宗 |
伊賀の方の兄。政所執事。 |
伊賀 光季 |
伊賀の方の兄。京都守護。 |
伊賀 光綱 |
光季の子。 |
北条太郎泰時 |
義時の嫡男。後の鎌倉幕府3代執権。 |
北条 時子 |
泰時の妹。 |
北条四郎政村 |
義時の子。鞠子の遊び友達。後の鎌倉幕府7代執権。 |
北条 久子 |
泰時の娘。 |
北条 時房 |
義時の弟。 |
三浦 義村 |
鎌倉幕府の有力御家人。 |
三浦小太郎時村 |
義村の長男。 |
三浦次郎泰村 |
義村の次男。 |
三浦駒若丸 |
義村の四男。後の「三浦光村」。 |
三浦 胤義 |
義村の弟。 |
大江 広元 |
鎌倉幕府の有力御家人。政所別当。 |
和田 義盛 |
鎌倉幕府の有力御家人。侍所別当。 |
比企 能員 |
鎌倉幕府の有力御家人。死亡。 |
若 狭 局 |
能員の娘。一幡の母。死亡。 |
長尾新六定景 |
鎌倉幕府の御家人。 |
足利 義氏 |
鎌倉幕府の御家人。 |
定 暁 |
元・八幡宮別当。死亡。 |
一条 実雅 |
公卿。 |
坊門 信清 |
公卿。実朝の妻の兄。 |
源 仲章 |
貴族。実朝の教育係。 |
三 寅 |
鎌倉幕府4代将軍。後の「藤原頼経」。 |
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鎌倉盛衰記(1) 海に眠る 義高と大姫 |
倉本由布 |
集英社
コバルト文庫 |
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あらすじ
頼朝の長女・大姫の許婚として鎌倉へやって来た志水冠者・木曽義高。しかし実際は「人質」としての役割だということを幕府の周囲の人々も義高本人も知っていた。そして父・義仲の死を知らされ、義高は自らの行く末を悟ったようだったが・・・。
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作品の舞台 |
化粧坂・・・政子は義高を逃がすため、化粧坂の途中に馬を用意します。
鶴岡八幡宮・・・静は、鶴岡八幡宮の舞殿で舞を奉納します。
南御堂・・・静は大姫に誘われ、南御堂の万灯会に出向きます。
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南御堂とは、大御堂とも呼ばれ源氏の菩提寺でもある勝長寿院のことです。
また万灯会とは、たくさんの灯明をともして死者の霊を供養する行事です。 |
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登場人物 |
志水冠者義高 |
鎌倉へ人質としてやってきた木曽の御曹子。11歳。 |
大 姫 |
鎌倉御所の姫。6歳。 |
海野小太郎幸氏 |
義高の従者。12歳。 |
源 頼朝 |
大姫の父。鎌倉幕府初代将軍。 |
北条 政子 |
大姫の母。 |
木曽 義仲 |
義高の父。頼朝とは従兄弟同士。 |
万 寿 |
大姫の長弟。後の「源 頼家」。 |
三 幡 |
大姫の妹。 |
千 幡 |
大姫の次弟。後の「源 実朝」。 |
河越重頼妻 |
万寿の乳母。 |
か え で |
大姫付きの侍女。 |
源 義朝 |
源氏の棟梁。頼朝の父。戦死。 |
源 義賢 |
義朝の弟。義仲の父。死亡。 |
源 義平 |
義朝の長男。戦死。 |
源 義経 |
義朝の九男。頼朝の異母弟。 |
静 |
義経の愛妾。白拍子。19歳。 |
磯 禅 師 |
静の母。 |
一条 高能 |
大姫の従兄弟。公家。頼朝の京邸の留守役。 |
一条 能保 |
高能の父。公家。京都守護。 |
安達新三郎清経 |
頼朝の雑色。 |
平 清盛 |
平家の棟梁。 |
祇王 御前 |
清盛の愛妾。 |
後白河法皇 |
第77代天皇。隠居し院政を敷く。 |
安徳 天皇 |
第81代天皇。清盛の孫。 |
以 仁 王 |
後白河の第3皇子。 |
武田 信光 |
甲斐源氏の棟梁。 |
藤原 秀衡 |
奥州藤原氏の棟梁。 |
工藤 祐経 |
幕府の御家人。 |
梶原 景時 |
幕府の御家人。 |
梶原 景茂 |
幕府の御家人。景時の子。 |
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鎌倉盛衰記(2) 空耳の恋唄 頼家私伝 |
倉本由布 |
集英社
コバルト文庫 |
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あらすじ
1198年、木曽義仲の娘・文殊は大姫を亡くした政子の世話のため鎌倉にやってきた。そんな文殊は住まいとなる小御所の庭で、儚げな青年・源頼家と出会う。頼家の命で「桜子」と名を改めた文殊は、その後頼家の妻となるのだが・・・。
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作品の舞台 |
鎌倉御所・・・桜子は鎌倉御所の「小御所」と呼ばれる棟で暮らすことになりました。
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小御所は、現在の雪ノ下にある清泉小学校のあたりにあったようです。 |
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登場人物 |
文 珠 |
京都育ちの木曽の姫。後に「桜子」と名を変える。17歳。 |
木曽 義仲 |
文珠の父。戦死。 |
木曽 義高 |
義仲の長男。文珠の異母兄。死亡。 |
秋 乃 |
文珠付きの侍女。都生まれの都育ち。20歳。 |
菊 松 |
文珠の乳母。 |
阿 古 屋 |
文珠の乳姉妹。 |
藤 五 郎 |
文珠の従者。元・義仲の郎党。 |
菊 |
義仲の妹。文珠の叔母。 |
源 頼朝 |
鎌倉幕府初代将軍。死亡。 |
阿野 全成 |
頼朝の異母弟。 |
北条 政子 |
頼朝の妻。頼朝の死後、尼御台となる。 |
大 姫 |
政子の長女。義高の許嫁。死亡。 |
源 頼家 |
頼朝の長男。鎌倉幕府2代将軍。17歳。 |
三 幡 |
頼朝の次女。13歳。 |
千 幡 |
頼朝の次男。後の「源 実朝」。 |
阿 波 局 |
政子の妹。千幡の乳母。全成の妻。 |
若 狭 局 |
頼家の妻。一幡の母。 |
一 幡 |
頼家の長男。 |
善 哉 |
頼家の次男。 |
千 寿 |
頼家の三男。 |
宝 寿 |
頼家の四男。 |
北条 時政 |
鎌倉幕府初代執権。政子の父。 |
牧 の 方 |
時政の妻。 |
北条 義時 |
幕府の有力御家人。時政の子。 |
北条太郎頼時 |
幕府の有力御家人。義時の子。後の「北条泰時」。 |
北条五郎時連 |
幕府の有力御家人。政子の弟。 |
比企 能員 |
幕府の有力御家人。若狭の父。 |
安達藤九郎盛長 |
幕府の有力御家人。 |
三浦 義村 |
幕府の有力御家人。 |
梶原 景時 |
幕府の有力御家人。 |
結城 朝光 |
幕府の有力御家人。 |
和田 義盛 |
幕府の有力御家人。 |
中原 仲業 |
幕府の文官。 |
大江 広元 |
幕府の文官。政所別当。 |
佐々木盛綱 |
幕府の御家人。頼朝の死後、出家し「西念」と名乗る。 |
二階堂行光 |
幕府の御家人。 |
三浦 義連 |
幕府の御家人。時連の烏帽子親。 |
安達弥九郎景盛 |
幕府の御家人。 |
阿 子 |
景盛の側室。 |
小笠原弥太郎 |
頼家の側近。 |
比企 三郎 |
頼家の側近。 |
比企弥四郎時員 |
頼家の側近。 |
中野 五郎 |
頼家の側近。 |
平 知康 |
頼家の側近。 |
小 三 郎 |
時員の従者。 |
丹波 時長 |
京都の名医。 |
後鳥羽天皇 |
第82代天皇。院政を敷く朝廷の実力者。 |
鞠 子 |
頼家と文珠の娘。またの名を「結」。 |
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あらすじ
1181年、葵は生まれ育った河越庄を離れ鎌倉へ向かう途中、鬼王丸という不思議な少年に出会った。鬼王丸は「源九郎義経」を訪ねるために、鎌倉へ行くと言っていた。そんな彼の何気ない一言から、葵の心の中で「義経」の名前が離れなくなってしまった・・・。
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作品の舞台 |
鶴岡八幡宮・・・八幡宮の上棟式で、義経は馬の曳き役を命じられます。
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登場人物 |
葵 |
武蔵国河越庄で生まれ育った姫。14歳。後に義経の妻になる。 |
小夏 |
葵の侍女。葵と乳姉妹。 |
千鳥 |
葵の侍女。葵と乳姉妹。 |
河越 重頼 |
葵の父。武蔵国河越庄の豪族。 |
河越小太郎重房 |
葵の兄。 |
藤太 |
葵の従者。 |
源 頼朝 |
鎌倉幕府初代将軍。源氏の棟梁。 |
源 範頼 |
頼朝の弟。蒲冠者。 |
源 義経 |
頼朝の弟。 |
源 義朝 |
頼朝・義経の父。死亡。 |
源 行家 |
頼朝・義経の叔父。 |
常盤 |
義朝の愛妾。義経の母。 |
静 |
義経の愛妾。白拍子。 |
伊勢三郎義盛 |
義経の郎党。 |
鬼王丸 |
義経の弟分。 |
藤原 長成 |
常盤の再婚相手。 |
中原 広元 |
鎌倉幕府の有力御家人。頼朝の側近。後の「大江広元」。 |
梶原平三景時 |
鎌倉幕府の有力御家人。 |
梶原 景季 |
鎌倉幕府の御家人。景時の子。 |
土佐坊昌俊 |
鎌倉幕府の御家人。 |
藤原 秀衡 |
奥州藤原氏の当主。 |
藤原 香子 |
秀衡の愛妾。 |
藤原 国衡 |
秀衡の長男。 |
藤原 幸衡 |
国衡の子。 |
藤原 泰衡 |
秀衡の次男。香子の子。 |
後白河法皇 |
第77代天皇。院政を敷く朝廷の実力者。 |
平 清盛 |
平家の棟梁。 |
平 時子 |
清盛の正室。 |
平 時忠 |
公家。時子の弟。 |
平 宗盛 |
清盛と時子の子。 |
聖弘 |
奈良・興福寺の僧。 |
弥太郎 |
平泉と京都を行き来する金商人。 |
愛寿 |
義経と葵の間に生まれた娘。 |
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鎌倉盛衰記(3) 十三夜心中 建暦初恋始末 |
倉本由布 |
集英社
コバルト文庫 |
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あらすじ
1213年、身寄りのない末里妹は、頼家の子・千寿の館にいた。十三夜の月を見ながら、由比ガ浜を散歩するのが好きな末里妹は穏やかな毎日を送っていたが、婚約者の七郎や兄と慕う小二郎たちが次第に幕府の権力争いに巻き込まれていく・・・。
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作品の舞台 |
由比ガ浜・・・十三夜の月の夜、末里妹が散歩します。
小町・・・千寿と宝寿は、小町にある北条屋敷に預けられます。
壽福寺・・・千寿と宝寿は出家し、壽福寺に入ります。
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登場人物 |
末 里 妹 |
8年前以前の記憶がない畠山家の娘。 |
源 頼家 |
鎌倉幕府2代将軍。死亡。 |
源 実朝 |
鎌倉幕府3代将軍。頼家の弟。 |
千 寿 |
頼家の三男。13歳。 |
宝 寿 |
頼家の四男。12歳。 |
小 二 郎 |
千寿の従者。末里妹にとって兄のような存在。 |
北条 政子 |
頼家・実朝の母。尼御台。 |
大 姫 |
政子の長女。死亡。 |
三 幡 |
政子の次女。死亡。 |
北条 時政 |
鎌倉幕府初代執権。政子の母。 |
三浦 義村 |
幕府の有力御家人。 |
比企 能員 |
幕府の有力御家人。 |
畠山 重忠 |
幕府の有力御家人。死亡。 |
畠山 重保 |
幕府の有力御家人。重忠の子。末里妹の兄。死亡。 |
北条 泰時 |
幕府の有力御家人。 |
和田 義盛 |
幕府の有力御家人。 |
和田四郎義直 |
幕府の御家人。義盛の四男。 |
和田五郎義重 |
幕府の御家人。義盛の五男。 |
和田六郎義信 |
幕府の御家人。義盛の六男。 |
和田七郎秀盛 |
幕府の御家人。義盛の七男。15歳。 |
綾 女 |
義盛の娘。秀盛の双子の妹。15歳。 |
和田 胤長 |
幕府の御家人。義盛の甥。 |
和田 朝盛 |
幕府の御家人。義盛の孫。 |
工藤 十郎 |
幕府の御家人。 |
泉小次郎親衡 |
信濃国の住人。 |
安 念 |
親衡の郎党。 |
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約束 大姫・夢がたり |
倉本由布 |
集英社
コバルト文庫 |
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あらすじ
高校2年生の藤丸萌実は、最近同じ夢ばかり見るようになった。その夢の中で萌実は源頼朝の娘・大姫となり、大恋愛や辛い別れをたくさん経験するのだが、次第に現実の世界でも夢の中の出来事とシンクロすることが続いてしまう・・・。
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作品の舞台 |
鎌倉散策・・・一連の出来事が終わったあと、萌実は慶剛と鎌倉でデートをします。
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鎌倉駅 → 鶴岡八幡宮 → 頼朝の墓 → 腹切やぐら → 寿福寺 → 岩船地蔵堂 → 亀ヶ谷坂 → 北鎌倉駅
二人は上記のコースを散策します。
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登場人物 |
藤丸 萌実 |
高校2年生。華道部員。 |
佐々木慶剛 |
高校1年生。サッカー部員。萌実と父親同士がイトコ。 |
佐々木裕希 |
慶剛の兄。大学4年生。萌実の家庭教師。 |
水島 沙知 |
高校1年生。サッカー部マネージャー。慶剛に片想い。 |
源 頼朝 |
鎌倉幕府初代将軍。 |
大 姫 |
頼朝の長女。6歳。 |
源 義高 |
大姫の許婚。11歳。 |
源 義仲 |
義高の父。 |
一条 高能 |
頼朝の妹の子。都の貴族。 |
丹 後 局 |
朝廷で権力を持つ女官。 |
し の |
義仲に仕える信濃の豪族の娘。 |
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きっとひとりじゃない 鎌倉夢紀行 |
倉本由布 |
集英社
コバルト文庫 |
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あらすじ
水浦蒼生子は静岡県浜松市に住む高校1年生。彼女は以前タイムスリップをした時に、恋人となった織田信長の家臣・津田信澄を忘れられずにいた。そんな彼女が再びタイムスリップを体験するのだが、今度は雪降る鎌倉に来てしまい、怪我をして道に倒れている公暁を助けることになった・・・。
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登場人物 |
水浦蒼生子 |
浜松に住む高校1年生。母を亡くし一家の主婦役もこなす。 |
水浦 亘 |
蒼生子の父。 |
水浦 大地 |
蒼生子の弟。 |
津田 信澄 |
蒼生子の時空を超えた恋人。織田信長の家臣。 |
源 頼家 |
鎌倉幕府第2代将軍。死亡。 |
公 暁 |
頼家の子。幼名・善哉丸。 |
源 実朝 |
鎌倉幕府第3代将軍。幼名・千幡。 |
静 |
佐助ヶ谷に住む公暁の乳母。 |
北条 政子 |
頼家・実朝の母。尼将軍。 |
北条 義時 |
政子の弟。鎌倉幕府第2代執権。 |
三浦 義村 |
幕府の有力御家人。 |
和田 義盛 |
幕府の有力御家人。 |
大 姫 |
実朝の長姉。死亡。 |
三 幡 |
実朝の次姉。死亡。 |
駒 若 |
義村と静の子。 |
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天姫 1319・鎌倉崩壊 |
倉本由布 |
集英社
コバルト文庫 |
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あらすじ
赤橋家の娘・姫夜叉は北条得宗家の当主・北条高時と幼い頃から将来を誓う仲になっていた。そんな姫夜叉はある夜、高時と駆け落ちを決行するのだが事前に知られてしまい失敗に終わった。いったい誰がこの企てに気づいたのだろうか・・・。
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作品の舞台 |
小町・・・北条高時が住む北条屋敷があります。
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北条屋敷は、現在の宝戒寺の場所にありました。 |
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登場人物 |
姫 夜 叉 |
北条家の傍流・赤橋家の娘。14歳。 |
北条 高時 |
北条得宗家の当主。後に第14代鎌倉幕府執権となる。17歳。 |
佐々木四郎高氏 |
幕府の有力御家人。佐々木家の当主。24歳。 |
足利又太郎高氏 |
幕府の御家人。幼名・徳王丸。15歳。 |
足利 直義 |
又太郎の弟。 |
小 冬 |
又太郎と恋仲の少女。 |
北条 守時 |
姫夜叉の兄。「赤橋守時」。25歳。 |
長崎 高資 |
高時のお目付け役。 |
天 姫 |
姫夜叉の中に潜むもう一人の自分? |
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天姫 1333・鎌倉滅亡 |
倉本由布 |
集英社
コバルト文庫 |
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あらすじ
姫夜叉は「赤橋登子」と名を改めて足利尊氏の妻となったが、鎌倉幕府執権・北条高時への想いを捨てられずにいた。一方、登子の心の中に潜む天姫は高時率いる鎌倉幕府を滅亡へ導こうと画策する。次第に幕府は衰退の一途をたどっていき、登子はいよいよ天姫と対峙することになったが・・・。
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作品の舞台 |
化粧坂・・・姫夜叉と佐々木四郎高氏は、あることを調べるために化粧坂の遊女宿へ出向きます。
東勝寺・・・北条一族は、東勝寺で最期をむかえます。 |
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登場人物 |
姫 夜 叉 |
北条家の傍流・赤橋家の娘。結婚後「赤橋登子」と名を改める。17歳。 |
北条 高時 |
北条得宗家の当主。第14代鎌倉幕府執権。20歳。 |
佐々木四郎高氏 |
幕府の有力御家人。佐々木家の当主。姫夜叉は兄のように慕う。27歳。 |
足利又太郎高氏 |
幕府の御家人。姫夜叉の夫。「足利尊氏」と名を改める。18歳。 |
足利 直義 |
又太郎の弟。17歳。 |
小 冬 |
又太郎と恋仲の少女。17歳。 |
赤橋 守時 |
姫夜叉の兄。28歳。 |
長崎 高資 |
高時のお目付け役。 |
安藤又太郎季長 |
蝦夷管領。安藤家当主。 |
安藤五郎三郎季久 |
季長の異母弟。 |
安藤 季兼 |
季長の家臣。 |
後醍醐帝 |
第96代天皇。 |
尊 雲 |
帝の子。出家の身。後の「護良親王」「大塔宮」。 |
新田 義貞 |
幕府の御家人。後に鎌倉攻めをする。 |
北条 仲時 |
六波羅探題(北方)。 |
北条 時益 |
六波羅探題(南方)。 |
天 姫 |
姫夜叉の中に潜むもう一人の自分? |
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あらすじ
姫(大姫)と義高(木曽義高)は、子供の姿のまま長い間鎌倉の街を彷徨う幽霊たち。今日も悩みを持ったまま鎌倉を訪れる女性たちに、不思議な体験を見せていく・・・。
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作品の舞台 |
壽福寺・・・姫のねぐらは岩船地蔵堂でしたが、お堂が新しく作り変えられてからは壽福寺の墓地に移りました。
妙本寺・・・碧子のねぐらは、比企一族の館があった妙本寺です。
段葛・・・義高と眞衣子は、段葛で出会います。
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登場人物 |
姫 |
7歳の少女の幽霊。大姫。 |
義高 |
12歳の少年の幽霊。木曾義高。 |
碧子 |
姫の弟の嫁。比企一族。23歳の幽霊。 |
江見里 |
材木座に住む少女。7歳の時に交通事故で死亡。 |
杏子 |
江見里の姉。 |
二梛 |
鎌倉に遊びに来た女性。派遣社員。24歳。 |
椒子 |
二梛の親友。OL。24歳。 |
小川 敏明 |
二梛の婚約者。 |
大記 |
椒子の元・恋人。 |
喜和子 |
二梛、椒子の友人。 |
眞衣子 |
女子高生。 |
横井可菜子 |
眞衣子が憧れる男のいとこ。24歳。 |
蓮見 季絵 |
眞衣子のクラスメート。 |
源 頼朝 |
姫の父。 |
北条 政子 |
姫の母。 |
一条 高能 |
姫のいとこ。 |
一条 能保 |
高能の父。 |
木曾 義仲 |
義高の父。 |
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あらすじ
平凡なOL・可絵は結婚適齢期をむかえたものの恋人との交際にも行き詰り、気がつくと雨が降る鎌倉にたどり着いていた。そして、そんな彼女の様子を心配した一人の婦人は、彼女の探し物を見つけるために、一緒に街をさまよい歩くのだが・・・。
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作品の舞台 |
今小路・・・可絵がある婦人とともに、話をしながら歩きます。
扇ヶ谷・・・章司の家は、扇ヶ谷一丁目あたりにあります。
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登場人物 |
可絵 |
小さな証券会社のOL。26歳。 |
彼女 |
鎌倉で知り合った婦人。鎌倉に亡夫の墓がある。 |
後藤 |
可絵の恋人。28歳。可絵とは半年前から交際。 |
小沢 章司 |
可絵の中学時代の初恋相手。26歳。 |
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