鎌倉やおよろず骨董堂
三萩せんやの『鎌倉やおよろず骨董堂』シリーズです。

作品名 発行年
鎌倉やおよろず骨董堂 つくも神探偵はじめました 2018
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鎌倉やおよろず骨董堂
つくも神探偵はじめました
三萩せんや 双葉文庫
あらすじ
 大学生の後田琴子は、両親の海外転勤を機に一人暮らしを考えていた。そこで彼女の特異体質である「付喪神が見える」ことから、不思議な体験をした『やおよろず骨董堂』がある鎌倉を訪ねることにした。すると店を訪ねた彼女に若い店主・時田星史郎から、いきなりある洋館へ行くのについてきてほしいと頼まれてしまう…。

 作品の舞台
 小町・・・星史郎が店主をつとめる『やおよろず骨董堂』があります。
 鶴岡八幡宮・・・『鎌倉骨董祭』が行われます。
 登場人物
後田 琴子 横浜にある大学に通う大学3年生。20歳。両親がイギリスに転勤するため、一人暮らしを考えている。
時田星史郎 小町にある『やおよろず骨董堂』の若い店主。
真暮 真司 イケメン警部。名探偵気取りのエゴイストだが人は悪くない。
鼓持 康隆 刑事。26歳。真司の相棒。真司に対しては「イエスマン」。
琴子のアンティークブローチに取り憑く少年付喪神。琴子の相棒でもある。
祖父 星史郎の亡祖父。『やおよろず骨董堂』の先代店主。昨年死亡。
吉野 大介 鎌倉市内にある西洋の洋館に住む貿易会社社長。
吉野 和子 大介の妻。料理研究家。
早川 大介のベテラン女性秘書。
桜木 吉野邸の使用人。
大船戸 吉野夫妻の大学時代の友人。
平間 吉野邸に出入りする宅配業者。
じじい 『やおよろず骨董堂』の店頭で売られる掛け軸に取り憑く付喪神。
青いモルフォ蝶 『やおよろず骨董堂』の店頭で売られる海色のランプに取り憑く付喪神。
赤い魚 『やおよろず骨董堂』の店頭で売られる珊瑚のネックレスに取り憑く付喪神。
エリス 吉野邸にある西洋人形に取り憑く少女付喪神。
マエストロ 吉野邸にあるピアノに取り憑く付喪神。
ミセス・キャット 吉野邸にある西洋テーブルに取り憑く白猫付喪神。
シードラゴン 吉野邸にある一輪挿しに取り憑くタツノオトシゴ付喪神。
姐さん 露店で売られる盃洗に取り憑く女性付喪神。
小狐 露店で売られるお稲荷さんの置物に取り憑くキツネ付喪神。
アマガエル 露店で売られる片瀬家の皿に取り憑く蛙付喪神。
栗鼠 琴子の部屋に置かれる風鐸に取り憑くリス付喪神。
琴子の部屋に置かれる犬の置物に取り憑く犬付喪神。
落し物の簪に取り憑く女性付喪神。
仙人 旗上弁財天近くの石に取り憑く老人付喪神。
ニット帽の男 『やおよろず骨董堂』へ泥棒に入った男。
店主 『鎌倉骨董祭』で骨董の露店を出していた男。
婦人 簪の落とし主。市内在住の婦人。
キジ猫 『やおよろず骨董堂』近くに訪れる灰色細身のキジ猫。