滴水古書堂の名状しがたき事件簿
黒崎江治著「滴水古書堂」シリーズです。

作品名 発行年
滴水古書堂の名状しがたき事件簿1 2019
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滴水古書堂の名状しがたき事件簿1 黒崎江治 講談社
あらすじ
 楠田由宇子は横浜にある古書店のアルバイトをすることになった。古書店「滴水古書堂」の主人・古戸時久は右半身が時より蠢く謎めいた男。そんな二人のもとに時久の古書経営の師・藤みことから相談を持ち掛けられた。彼女の相談は自分の店に置いてあった本が盗まれたということだが、その本は読んだ人間が死に至ってしまう魔導書「カルナマゴスの遺言」だった…。

 作品の舞台
 鎌倉・・・みことが経営する古書店「薄命堂」や、喫煙具店「紫苑」、六文字邸があります。
 登場人物
古戸 時久 横浜にある古書店「滴水古書堂」の店主。痩せた謎めいた男。
楠田由宇子 「滴水古書堂」のアルバイト。22歳。大学心理学科4年で臨床心理学専攻。
藤 みこと 鎌倉にある古書堂「薄命堂」の女性店主。時久の古書の師。
六文字 鎌倉に住む資産家。
三津 六文字邸の家政婦。
店主 鎌倉にある喫煙具店「紫苑」の店主。
佐名川 国分寺市に住む美術商。
山田 佐名川の事務所のアルバイト。
金山  茜 20代の女性造形作家。
梶村 徹也 横浜に住む会社員。
梶村 恵那 徹也の娘。9歳。
白金 純子 調査会社「チェアマンズ・コンサルティング」渉外部の社員。
葛城エリー 由宇子の高校・大学時代の友人。22歳。貿易会社勤務。日英ハーフ。
浦賀 エリーの執事。
宮崎真奈加 由宇子の高校・大学時代の友人。22歳。
瓜生ヴィンセント エリーの友人。日英ハーフ。
不破理々子 エリーの会社の先輩。
赤門 幸人 エリーの友人。聖職者。
滝村 時久の大学院時代の知人。大学の民俗学の教授。
村長 長野県にある外穂村の村長。
外穂村長の夫人。
赤井 外穂村に住む猟師。
桐島 外穂村の診療所の医師。
神奈子 外穂村に住む少女。
花鶏 神奈子の弟。名前の読み名は「あとり」。
瑠璃 神奈子と花鶏の祖母。
樋口 ワンダーフォーゲル部の男子大学生。
高坂 ワンダーフォーゲル部の女子大学生。
時久の友人。考古学者。大学の講師。
ヴェロニカ・フランチェスカ 東京にある私立大学の学生。3年生。サタン研究を専攻。
麦島 埋蔵文化財団の職員。