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あらすじ
パリで成功を収めた日本人天才ファッションデザイナー・狩野達矢のもとに、彼の師で日本ファッション界の大御所・菊島醇平の急死の報が伝えられた。早速帰国した達矢に、会社の再建を願う醇平の息子・健太郎が経営するかつて達矢が勤めていた「菊島コーポレーション」や大手アパレルメーカーらがメインデザイナーとして専属契約を勝ち取ろうと仕掛けてくるが、達矢は独立心が強く全ての商談を破棄した。すると健太郎は彼の活躍を阻止しようと露骨な妨害工作を企ててきた。そこで達矢は元同僚で恋人の千坂琴美をマネージャーにして妨害工作に対抗するのだが…。
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作品の舞台 |
若宮大路・・・達矢と多摩代は、通り沿いの「千寿閣ホテル(架空のホテル名)」の喫茶室で商談をします。
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登場人物 |
狩野 達矢 |
パリファッション界に彗星のごとく現れた天才デザイナー。34歳
元「菊島コーポレーション」企画開発部サブデザイナー。日本で「ブティック・カノー」社長。金沢市生まれ。 |
千坂 琴美 |
「菊島コーポレーション」の社長秘書。33歳。達矢の恋人。
醇平の死後、退職し達矢のマネージャーとなる。「ブティック・カノー」副社長。 |
菊島 醇平 |
日本オートクチュール界の大御所。「菊島コーポレーション」社長。達矢の服飾界の師。 |
菊島健太郎 |
醇平の息子。「菊島コーポレーション」の後継者だが、ファッションセンスは無い。放蕩息子。 |
北村 紫織 |
健太郎の妻。女優。 |
宮永美由樹 |
健太郎の秘書。元・ファッションモデル。達矢に気があり内部情報を流す。 |
原田奈美恵 |
歌舞伎町ソープランド「千姫」の№1ソープ嬢。元・健太郎の内妻。 |
高倉 郁美 |
自称・田園調布に住む社長令嬢「岡田清美」。24歳。健太郎の愛人。 |
ジャクリーヌ・ドヌーブ |
パリファッション界の花型モデル。26歳。達矢の恋人。 |
風祭 京香 |
「ジャパン航空」の職歴6年目のスチュワーデス。 |
絹本多摩代 |
「白鳳不動産商事」の未亡人社長。36歳。鎌倉に住む。「ブティック・カノー」表参道店が入るビルのオーナー。 |
兵藤 稲吉 |
アパレルメーカー「富士レーヨン」常務。 |
落合万智子 |
「富士レーヨン」広報室主任。32歳。 |
朝比奈寛三 |
アパレルメーカー「帝国アパレル」専務。 |
狩野 勇作 |
達矢の亡父。加賀友禅の織元「狩野織物有限会社」社長。 |
狩野美寧子 |
達矢の亡母。加賀友禅の図柄を描く女流下絵師。 |
安藤 満代 |
「ブティック・カノー」の常連客。中年の社長夫人。 |
ジャック・ロベルト |
「菊島コーポレーション」主任デザイナー。パリの新進デザイナー。 |
ジャック・フィリップス |
パリの有名ファッション誌「ヴォ―ゲル」編集長。 |
ピエール・ガストン |
パリの有名ファッション誌「デビュタント」服飾専門記者。 |
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あらすじ
大坂・島之内の合薬商・沢松屋直右衛門はやり手の人物。得意客で呉服問屋のご隠居・津田甚兵衛からの依頼で精力薬の開発を依頼された。彼は若い妾・サトを迎え一人前の女にしたいと願っているが、消渇(糖尿病)になり一物が不如意となっているのだ。そこで直右衛門は秘薬の開発に尽力を注ぐのだが…。
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作品の舞台 |
東慶寺・・・ゆきは浩太郎を連れて東慶寺へ向かいます。
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登場人物 |
沢松屋直右衛門 |
大坂・島之内一丁目にある合薬商「沢松屋」の主人。47歳。越後西部の山村の農家の出。
幼名は「平作」。玄沢のもとで医学を学び、「沢松屋」の婿養子となる。 |
おのぶ |
直右衛門の妻。 |
お貞 |
おのぶの母。直右衛門の舅。三味線が得意。 |
娘 |
直右衛門の長女。他家へ嫁ぐ。 |
治一郎 |
直右衛門の長男。2年前から医学を学ぶため長崎留学。 |
お夏 |
直右衛門の次女。16歳。 |
米七 |
「沢松屋」の手代。 |
佐七 |
「沢松屋」の手代。 |
安吉 |
「沢松屋」の丁稚。 |
女中 |
「沢松屋」の女中。 |
大橋 玄沢 |
大坂の町医者。直右衛門の医学の師。文斎とは同門。 |
河田 源石 |
大坂の町医者。直右衛門の得意客。ヤブ医者。 |
井口 文斎 |
越後西部の山村の医者。直右衛門(平作)に玄沢を紹介する。 |
津田甚兵衛 |
「沢松屋」の上得意客。68歳。心斎橋の呉服問屋「津田商店」のご隠居。 |
お福 |
甚兵衛の妾。28歳。「津田商店」の近くに妾宅を構える。現在は実家に帰省。 |
おサト |
妾宅の新米女中。17歳。今宮の叩き大工の娘。お福の帰省後、新たな妾となる。 |
およね |
妾宅の年増女中。37歳。 |
菅谷恵之丞 |
島之内の長屋に住む彦根藩浪人。元・彦根藩勘定方。 |
ゆき |
恵之丞の妻。瓦屋町の呉服問屋「岡田屋呉服店」の下縫い。 |
浩太郎 |
恵之丞の長男。 |
父 |
ゆきの父。彦根藩の国学師範。 |
兄 |
ゆきの兄。彦根藩士。 |
小西吉兵衛 |
道修町の薬仲買商「小西吉兵衛商店」の主人。直右衛門の7歳年上。 |
信助 |
「小西吉兵衛商店」の番頭。 |
福島七兵衛 |
淡路町の薬仲買商「福島屋」の主人。故人。「福島屋」は「小西吉兵衛商店」の脇店。 |
お房 |
七兵衛の後家。夫の死後、「福島屋」で采配を振るうやり手の女将。 |
唯七 |
「福島屋」の手代。 |
福島 兵助 |
七兵衛の父。「福島屋」のご隠居。紀州の農家の出。 |
福島秀太郎 |
吉兵衛の息子。10歳。「福島屋」の跡継ぎ。 |
坂東助五郎 |
新町橋上の合薬商「坂東閨房商店」の主人。 |
広田屋伝兵衛 |
五ヶ所本商人「広田屋」主人。 |
真田屋 |
道修町の唐薬商「真田屋」主人。 |
美代 |
越後西部の山村の農家の娘。平作の幼なじみ。後に村の小料理屋の女将となる。 |
祖母 |
美代の祖母。労咳で寝たきり。 |
伴蔵 |
平作の父。 |
市助 |
伴蔵の作男。平作の3歳年上。 |
正吉 |
市助の友人。農民。 |
仁三郎 |
市助の友人。農民。 |
重蔵 |
村の庄屋。 |
羽根屋 |
高津の口入れ屋。 |
長助 |
薬の行商人。 |
すみ |
新堀町(阿波座)の小見世の遊女。 |
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あらすじ
出張先から東京へ戻った須藤祐一郎は、羽田空港でキャリーケースを取り違えて帰宅してしまった。どうやらキャリーケースは鎌倉に住む書道家のものらしい。後日、北鎌倉で待ち合せた祐一郎は、キャリーケースの持ち主・清水陽美に魅了され、彼女が経営する書道塾の塾生になってしまった…。
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作品の舞台 |
北鎌倉・・・陽美が経営する「N書道院北鎌倉支部書道塾」があります。
円覚寺・・・祐一郎たちは土曜坐禅会に参加します。
鶴岡八幡宮・・・塾を破門された祐一郎は、幸枝と密会します。
由比ガ浜・・・祐一郎と幸枝は「鎌倉Pホテル」に泊まります。
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