華術師 宮籠彩人シリーズ
篠原美季が描く「華術師・宮籠彩人シリーズ」の作品集です。
作品名 発行年
迷宮庭園 華術師 宮籠彩人の謎解き 2014
雪月花の葬送 華術師 宮籠彩人の謎解き 2015
花想空間の宴 華術師 宮籠彩人の謎解き 2015
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迷宮庭園 華術師 宮籠彩人の謎解き 篠原 美季 新潮文庫
あらすじ
 昔から花を使った神事を司ってきた宮籠家の末裔・宮籠彩人は、現在も「華術師」として鎌倉の旧家に暮らしていた。そんなある日、近所で轢き逃げ事件が発生した。被害者は彩人の知人でお嬢様育ちの若妻・有平成美の夫、淳平だった。そして現場には何故か寄木細工の箱が落ちていた…。


 作品の舞台
 佐助・・・「花の迷宮」と呼ばれる宮籠彩人が住む旧家があります。
 北鎌倉・・・有平成美の実家があります。
 登場人物
宮籠 彩人 花を育てながら鎌倉の旧家に住む「華術師」。
立花  真 彩人を担当する雑誌編集者。名字の読み方は「たてはな」。
八千代 彩人の屋敷に住む執事。
宮籠 草一 彩人の父。旧姓・仙堂。
仙堂 橙子 華道家。草一の妹。彩人の叔母。
朽木 英子 鎌倉署刑事。
大倉 和久 鎌倉署刑事。英子の先輩刑事。
有平 成美 彩人の屋敷の近所に住む若妻。橙子の華道教室のアシスタント。
有平 淳平 成美の夫。食品会社の営業マン。成美とは大学時代のサークル仲間。
園田まなみ 山手に住むお嬢様。ピアノ教師。成美の大学時代のサークル仲間。
室井 幸介 成美の大学時代のサークル仲間。成美の元恋人。夏合宿中に湖で溺死。
広瀬 成美の大学時代のサークル仲間。
愛子 成美の大学時代のサークル仲間。
みゆき 成美の大学時代のサークル仲間。
室井 幸生 幸介の双子の弟。
種谷 真の上司。編集長。
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雪月花の葬送 華術師 宮籠彩人の謎解き 篠原 美季 新潮文庫
あらすじ
 鎌倉の住宅街の裏側にある山間で男性の死体が発見され、死体の身元が「河原俊也」と判明した。事件を担当していた鎌倉署の刑事・朽木英子はその名前を聞いた時、高校生時代に自らの周辺で起きた女子高校生失踪事件の関係者だということを思い出した…。


 作品の舞台
 佐助・・・「花の迷宮」と呼ばれる宮籠彩人が住む旧家があります。
 朝比奈・・・男性の死体は朝比奈ハイキングコースあたりで発見されます。
 大船・・・俊也は大船駅近くのアパートで暮らしています。
 小町通り・・・英子と瑠奈は、小町通りにある喫茶店で待ち合わせをします。
 登場人物
宮籠 彩人 花を育てながら鎌倉の旧家に住む「華術師」。
立花  真 彩人を担当する雑誌編集者。名字の読み方は「たてはな」。
八千代 彩人の屋敷に住む執事。
宮籠 草一 彩人の父。旧姓・仙堂。
仙堂 橙子 華道家。草一の妹。彩人の叔母。
朽木 英子 鎌倉署刑事。
大倉 和久 鎌倉署刑事。英子の先輩刑事。
千利 一寿 彩人の中学高校時代の先輩。茶道家元の後継者。
一色 瑠奈 英子の高校時代の友人。画家。
一色 孝造 瑠奈の父。ノイ食品工業株式会社最高経営責任者。
河原 清江 一色家の家政婦。半年前に死亡。
河原 俊也 清江の息子。
笙野 美雪 英子・瑠奈の高校時代の友人。10年前に行方不明となる。
大村  隆 郷土史家。坑道研究家。工務店経営。
朽木 静香 英子の母。静香の友人。
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花想空間の宴 華術師 宮籠彩人の謎解き 篠原 美季 新潮文庫
あらすじ
 宮籠邸に通う彩人担当の編集者・立花真が、ここ一ヶ月顔を見せず消息を絶っていた。彩人はそのことを気にしつつも、学生時代の先輩・千利に世界的指揮者・響正親が催す茶事に出かけた。そしてその翌日、茶事の参加者の山科が自宅マンションで殺され、彩人が事件の重要容疑者となってしまった…。


 作品の舞台
 佐助・・・「花の迷宮」と呼ばれる宮籠彩人が住む旧家があります。
 登場人物
宮籠 彩人 花を育てながら鎌倉の旧家に住む「華術師」。
立花  真 彩人を担当する雑誌編集者。名字の読み方は「たてはな」。
八千代 彩人の屋敷に住む執事。
宮籠 草一 彩人の父。旧姓・仙堂。故人。
仙堂 大樹 草一の弟。華道「花月流」家元。健康面に不安がある。
仙堂 美花 大樹の一人娘。
仙堂 橙子 草一・大樹の妹。華道家。彩人の叔母。
朽木 英子 鎌倉署刑事。
大倉 和久 鎌倉署刑事。英子の先輩刑事。
千利 一寿 彩人の中学高校時代の先輩。茶道家元の後継者。
響  正親 世界的指揮者。
山科 柊二 響の友人の息子。植物で空間を演出する「グリーン・アドバイザー」を名乗る。
花見川 遼 T大学・木下研究室の助手。響の研究をしている。
種谷 立花の上司。雑誌『花とラビリンス』編集長。
宮籠 百花 彩人の妹。彩人が学生の時、航空機事故死。