高浜眞子の作品
高浜眞子の作品です。Kindle本で発表されています。
作品名 発行年
鎌倉由比ガ浜殺人事件 2014
盗作の舞台 2017
グィネヴィア姫の首飾り 2018
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盗作の舞台 高浜眞子 デジタル
エステイト
あらすじ
 新宿の「テアトルふらんす」で公演される舞台『ジャンヌ・ダルク』に脚本の盗作騒ぎが巻き起こった。脚本を担当するのは新人女性脚本家の三橋里奈だったが、まだ文章力が無い彼女は大物脚本家・佐々部春吉に色仕掛けでせまり、舞台の脚本担当の座を得ていた。盗作元も判明し、一時は公演中止も検討されていたが、ベテラン脚本家の高井麻巳子や、その友人で大学教授の山浦の尽力により、舞台は無事に初日を迎えることができた。一方里奈はどうしても『ジャンヌ・ダルク』に執着する理由があり、ヨーロッパへ渡り次の一手を考えていた…。

 作品の舞台
 由比ガ浜・・・高井麻巳子が住むマンションに、川田夕美が寝泊まりすることになります。
 佐助・・・山浦教授宅があります。
 登場人物
高井麻巳子 ベテラン脚本家。50歳。由比ガ浜在住。
山浦 鎌倉大学社会心理学教授。麻巳子の高校時代の友人。テレビではコメンテーターとしても知られる。
山浦 鮎子 山浦の妻。ノイローゼとなり単身でフランス・ベルサイユで居住。
坂戸  真 中堅演出家。46歳。舞台『ジャンヌ・ダルク』の演出を担当。吉祥寺在住。
三橋 里奈 新人脚本家。30代後半。『ジャンヌ・ダルク』の脚本を担当。
箱崎 松男 舞台監督。『ジャンヌ・ダルク』の舞台監督を担当。
佐々部春吉 「インペリアルシアター」演出部主任。演出家協会の常任理事。里奈とは男女の関係。
佐々部美鈴 春吉の妻。
春吉の長男。
春吉の次男。
照山  敏 建設会社「照山カンパニー」2代目社長。『ジャンヌ・ダルク』のスポンサー。
芹山  瞬 テレビ関係業務の便利屋。里奈の愛人2号。
川田 夕美 新人女優。22歳。『ジャンヌ・ダルク』のジャンヌ・ダルク役。
新井 夢子 新人女優。『ジャンヌ・ダルク』のジャンヌ・ダルクの代役。
安田 女優。『ジャンヌ・ダルク』の王妃役。
水谷 男優。『ジャンヌ・ダルク』のシャルル7世役。
田端 男優。『ジャンヌ・ダルク』のブルゴーニュ公役。
緑川 男優。『ジャンヌ・ダルク』の神学者役。
都崎 あき 女性脚本家。3年前に死亡。
都崎 ふゆ あきの姪。軽井沢在住。あきの著作権者。
滝田 地域連合会の事務担当。
姫川 弥助 白馬にある「姫川牧場」の牧場主。春吉の幼なじみ。
姫川 八重 弥助の妻。
弁護士 美鈴が依頼した弁護士。
探偵 弁護士が依頼した探偵。
山下 白馬の住人。村芝居の出演者。
看護婦 「新宿病院」の看護師。
刑事 新宿中署刑事。
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グィネヴィア姫の首飾り 高浜眞子 デジタル
エステイト
あらすじ
 物置にあった古い写真に写る首飾りが気になった初村未智瑠は、名も知らない曾祖父のエピソードを聞くために、老人ホームに入所中の祖父・太郎を訪ねた。太郎の話によると曾祖父・元は鎌倉に住む三雲伯爵夫人に支援を受けながらある研究に没頭していたというのだ…。


 作品の舞台
 由比ガ浜・・・初村一馬邸があります。
 佐助・・・レストラン「コリエ」があります。
 雪ノ下・・・三雲夫人が教会の鐘を寄付します。
 浄明寺・・・みつの娘の家があります。
 鎌倉山・・・執事の家があります。
 登場人物
初村未智瑠 鎌倉に住む女子大生。19歳。
初村 一馬 未智瑠の父。サラリーマン。
初村 マヤ 未智瑠の母。探究心が強く凝り性。
初村 太郎 未智瑠の祖父。逗子の老人ホームに入所中。
初村  元 未智瑠の亡曾祖父。30年前に死亡した欧州の装身具の研究者。
三雲 伯爵 北海道の炭鉱王。元貴族院議員。故人。
三雲伯爵夫人 伯爵の妻。元のパトロン。鎌倉の大地主。故人。
みつ 夫人付きの女中。夫人より3歳年上。故人。
みつの娘。90歳に近い老婆。
孫娘 みつの孫娘。夫婦で親の近所に住む。60歳くらい。
執事 鎌倉山に住む三雲家の執事。
佐分利 レストラン「コリエ」の雇われ支配人。
ロザリオ 「雪ノ下カトリック教会」の神父。
留美 未智瑠の大学の友人。伯爵家の出。
あずみ 未智瑠の大学の友人。
牧野 男爵 三雲の友人。故人。
牧野 公平 男爵の息子。「牧野大学」学長。
アルチュール フランス大使館の書記。
マリオ マルセイユの教会の神父。
ミカエル ルアンの教会の神父。
ボナルディ伯爵 ノルマンディーに住む富豪。
松澤 パリにある「パスツール研究所」の研究員。
学芸員 「サン・ジェルマン・アン・シー考古学研究所」の学芸員。
指導員 逗子にある老人ホーム「逗子の里」の係員。