恋を知らぬまま死んでゆく KADOKAWA
あらすじ
 高校3年になる魚住聖良と中学3年生の時に喧嘩をしたまま疎遠となってしまったいとこの菜々子が海岸で遺体となって発見された。彼女は最後のメールを聖良に送ったが返信をしないままでいた。彼女の葬儀の後、彼女の母は聖良を菜々子の部屋へ入ることを許し、好きなものを持って行っていいと言ってくれた。菜々子は失恋が原因で自殺してしまったと母は自分に言い聞かしていたが、彼女の部屋にあるものを一つ一つ見ていくうちに聖良は菜々子との出来事を思い返していた…。(2020年)


 作品の舞台
 材木座・・・菜々子の遺体が発見されます。
 小町通り・・聖良は青井を連れてアクセサリー屋へ行きます。
 由比ガ浜・・・聖良と青井は陽が沈む頃に砂浜へ着きます。
 登場人物
魚住 聖良 葉山学園高等部3年。
鵜飼菜々子 葉山学園高等部3年。聖良のいとこで幼なじみ。
青井  諒 葉山学園高等部3年。聖良のクラスメイト。
三原 啓太 葉山学園高等部3年。聖良のクラスメイト。悪目立ちをしている。
聖良の父。
聖良の母。
聖良の妹。
鵜飼 伶子 菜々子の母。聖良の母の姉。菜々子が小学2年の時に離婚。
長崎 葉山学園高等部3年。
西藤 葉山学園高等部地学教師。