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あらすじ
義経一行は西国落ちを決意し摂津の大物浦から船出をしたが、暴風雨に見舞われちりぢりに難破した。この状況に動揺する弁慶のもとに、幼少の頃から恩を受けていた熊野の長老格の老女・山の井、舟木の2人が現れた…。
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作品の舞台 |
腰越・・・義経は捕虜の平宗盛らを連行し腰越に到着しました。
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登場人物 |
源九郎義経 |
源氏の御曹司。頼朝の異母弟。 |
武蔵坊弁慶 |
義経の郎党。熊野の出。延暦寺の破戒僧。 |
父 |
弁慶の父。熊野の別当。 |
母 |
弁慶の母。二位の大納言の娘。 |
山の井 |
熊野・真砂荘に住む長老格の老女。弁慶の恩人。 |
舟木 |
熊野・井岡荘に住む長老格の老女。弁慶の恩人。 |
伊岡の板 |
熊野の巫女。 |
鳥羽法皇 |
第74代天皇。朝廷の権力者。 |
後白河法皇 |
第74代天皇。鳥羽の第4皇子。朝廷の権力者。 |
静御前 |
義経の愛妾。後白河が寵愛する白拍子。 |
源 頼朝 |
源氏の棟梁。鎌倉殿。後の鎌倉幕府初代将軍。義経の異母兄。 |
新宮十郎行家 |
頼朝・義経の叔父。 |
常盤御前 |
義経の母。 |
大江 広元 |
幕府の官吏。公文所別当。 |
佐藤 忠信 |
義経の郎党。奥州信夫荘司の息子。 |
藤の江 |
忠信の妹。 |
藤原 泰衡 |
奥州藤原氏4代当主。 |
藤原 忠衡 |
泰衡の弟。藤の江の夫。 |
平 宗盛 |
平家軍の総大将。 |
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あらすじ
崇徳院と後白河院、頼朝と義仲。2つの兄弟身内同士の争いがおこったために世の中は随分と乱れてしまった。歌聖・西行は甥からの領地争いの書状を受け、同族でもある奥州藤原家を訪ねた…。
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作品の舞台 |
大倉幕府・・・頼朝は鎌倉の大倉を本拠地として構えます。
鶴岡八幡宮・・・静は八幡宮の奉納舞を舞います。
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登場人物 |
西行 |
「歌聖」と呼ばれる歌人・僧侶。俗名は「佐藤義清」。元・鳥羽院の北面武士。 |
佐藤 仲清 |
西行の弟。紀州田仲荘の荘司。 |
佐藤 能清 |
西行の甥。紀伊国に住む。 |
鳥羽院 |
第74代天皇。朝廷の権力者。 |
崇徳院 |
第75代天皇。鳥羽の第1皇子。後白河の同母兄。 |
後白河院 |
第77代天皇。鳥羽の第4皇子。崇徳の同母弟。朝廷の権力者。 |
尾藤太知宣 |
紀州田仲荘の荘司。仲清と領地争いになる。 |
源 頼朝 |
源氏の棟梁。鎌倉殿。後の鎌倉幕府初代将軍。 |
源 義経 |
頼朝の異母弟。 |
源 義仲 |
頼朝の従兄弟。 |
大江 広元 |
幕府の官吏。頼朝の腹心。公文所別当。 |
梶原 景時 |
幕府の御家人。頼朝の懐刀。侍所所司。 |
安達新三郎清経 |
頼朝の雑色。通り名は「逃げ足の新三郎」「鼻の新三郎」。 |
静御前 |
義経の愛妾。 |
重源 |
浄土宗の僧。東大寺大勧進職。 |
藤原 範季 |
公卿。木工頭。 |
平 清盛 |
平家の棟梁。 |
平 時忠 |
清盛の義弟。能登に配流。 |
平 重衡 |
清盛の五男。。東大寺・興福寺を焼き払う。 |
藤原 秀衡 |
奥州藤原氏3代当主。 |
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あらすじ
西行は旧友・佐藤基治が暮らす信夫郡の大鳥城へやってきた。同族の出でもある彼らは奥州藤原氏を頼ってやってきた源義経の今後について頭を悩ましていた。鎌倉にいる頼朝は必ず弟に追手を仕掛けてくる。基治は息子たちを義経に従わせている。鎌倉との戦いはもうそこまで近づいているのだ…。
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作品の舞台 |
大倉幕府・・・鎌倉の頼朝は藤原氏に対抗姿勢をあらわにします。
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登場人物 |
西行 |
「歌聖」と呼ばれる歌人・僧侶。俗名は「佐藤義清」。元・鳥羽院の北面武士。 |
佐藤 基治 |
西行の古い友人。藤原氏の軍事顧問。信夫郡の郡司。 |
乙和 |
基治の妻。奥州藤原氏の出。 |
佐藤 前信 |
基治の長男。先妻との子。 |
佐藤 継信 |
基治の三男で嫡男。義経の郎党。 |
佐藤 忠信 |
基治の四男。義経の郎党。 |
藤の江 |
前信・継信・忠信の妹。忠衡の妻。 |
楓 |
継信の妻。 |
鶴若 |
継信の長男。 |
若桜 |
忠信の妻。 |
佐藤 季春 |
基治の亡父。信夫大郡司。 |
藤原 秀衡 |
奥州藤原氏3代当主。 |
藤原 泰衡 |
奥州藤原氏4代当主。秀衡の次男で嫡男。 |
藤原 忠衡 |
秀衡の三男。藤の江の夫。 |
源 頼朝 |
源氏の棟梁。鎌倉殿。後の鎌倉幕府初代将軍。 |
源 義経 |
頼朝の異母弟。兄と対立し奥州藤原氏を頼る。 |
川窪 太郎 |
頼朝の家臣。前信の舅。 |
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あらすじ
頼朝からの命を拒み続けた静はとうとう文治2年4月8日に鶴岡八幡宮に参詣、奉納舞を舞うことになった。彼女は源氏の御曹司の室として毅然とした態度をとるが、周りの御家人からはそういう目で見られていなかった…。
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作品の舞台 |
鶴岡八幡宮・・・静は奉納舞を舞います。
大倉幕府・・・頼朝は静に舞を舞うように命じます。
由比ガ浜・・・静が産んだ男児はすぐに海に投げ捨てられました。
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登場人物 |
静御前 |
義経の愛妾。白拍子。 |
磯禅師 |
静の母。白拍子。 |
其駒 |
静の妹弟子。白拍子。 |
催馬楽 |
静の妹弟子。白拍子。 |
源 頼朝 |
源氏の棟梁。鎌倉殿。後の鎌倉幕府初代将軍。 |
北条 政子 |
頼朝の妻。 |
大姫 |
頼朝と政子の長女。 |
万寿 |
頼朝と政子の長男。後の「源頼家」。 |
木曽 義高 |
大姫の許婚。2年前に死亡。 |
源 義経 |
頼朝の異母弟。 |
母 |
頼朝の母。熱田神宮司の娘。 |
常盤御前 |
義経の母。九条院の雑仕女。 |
梶原 景時 |
幕府の御家人。 |
畠山 重忠 |
幕府の御家人。 |
工藤 祐経 |
幕府の御家人。 |
堀 弥太郎 |
義経の郎党。 |
佐藤 忠信 |
義経の郎党。 |
藤原 通憲 |
公卿。磯禅師の師。 |
後白河院 |
第77代天皇。朝廷の権力者。 |
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