. |
|
鎌倉ペンション物語 |
大石 静・小野紀美子 |
角川文庫 |
|
あらすじ
夫の昭次郎、一人息子の幹彦と暮らす芙美子は、特に愉しみも無く平凡な毎日を過ごしていた。そんな芙美子は紅葉を報せる新聞記事に誘われ鎌倉へ一人旅に出たが、そこで老後生活を謳歌する寒河江たちと出会った・・・。
|
|
作品の舞台 |
由比ガ浜・・・民也が経営する「ペンション・オフショア」があります。
小町通り・・・修が経営する「有馬自然食品店」があります。
姥ヶ谷・・・侘助がアルバイトをする「サーフショップ・ドルフィン」があります。
七里ガ浜・・・有希がアルバイトをするガソリンスタンドがあります。
銭洗弁財天・・・渚はアメリカ人の夫婦に頼まれて、銭洗弁財天を案内します。
鶴岡八幡宮・・・有希は八幡宮の境内で数人の仲間とともに補導されます。 |
|
登場人物 |
山田 晴子 |
「湘南家政婦紹介所」所属の家政婦。シングルマザー。40歳。離婚後に「長谷川」姓から「山田」姓に戻したばかり。 |
山田 有希 |
晴子の一人娘。鎌倉女学院高等部に通う高校2年生。16歳。 |
栗原 民也 |
「ペンション・オフショア」オーナー。 |
栗原 真梨 |
民也の妻。病弱。 |
唐沢 南 |
民也の長女。商社マンと結婚後、マレーシアに住む。 |
栗原 渚 |
民也の次女。大学4年生。 |
栗原 侘助 |
民也の長男。高校生。 |
尾西 洋一 |
「ペンション・オフショア」のシェフ。 |
悦子 |
「ペンション・オフショア」のパート。近所に住む主婦。 |
光代 |
「ペンション・オフショア」のパート。近所に住む主婦。 |
長谷川 実 |
晴子の前夫。 |
長谷川清子 |
実の後妻。 |
長谷川百合 |
実と清子の娘。 |
有馬 修 |
「有馬自然食品店」の主人。 |
有馬梅之助 |
修の父。 |
有馬 鶴 |
修の母。 |
有馬 穂波 |
修の妻。 |
唐沢 秀夫 |
南の夫。商社マン。 |
大林 |
秀夫の上司。専務。 |
関口 |
秀夫の上司。課長。 |
藤本 |
秀夫の同僚。女性社員。 |
宮市 正典 |
民也の友人。作家。 |
林 |
民也の友人。 |
猪原 信二 |
「鎌倉女学院」の高校教師。有希のクラスの担任。 |
田村 照子 |
「神奈川南高校」の高校教師。 |
ラルフ富塚 |
「サーフショップ・ドルフィン」のオーナー。 |
伊藤 良枝 |
鎌倉山に住む未亡人。 |
|
. |
|
|
あらすじ
聡は高校受験を控える中学3年生。両親の離婚後、父に引き取られ二人暮らしをしていた。塾の模試では、母の住まいの近くにある第一志望の高校の合格率も高いといわれていた。聡はこのことをどうしても母に知らせたくて電話をかけるのだが…。
|
|
作品の舞台 |
鎌倉・・・聡は鎌倉に近い海辺の町に暮らしています。
|
|
登場人物 |
河野 聡 |
サッカー部所属の中学3年生。 |
父 |
聡の父。聡と二人暮らし。 |
母 |
聡の母。世田谷のマンションに住む。 |
若い男 |
モーターサイクル店の店員。 |
|
. |
|
|
あらすじ
公夫の住む盛岡へ向かうかすみは、贖罪の思いでいっぱいだった。中学校時代、彼女は公夫の描いた絵を自分の作品としてコンクールに出品した過去があるからだった・・・。
|
|
作品の舞台 |
県立近代美術館・・・かすみと再会した公夫は、県立近代美術館に飾られている盛岡出身の画家・松本竣介の「立てる像」の話をします。
|
|
登場人物 |
清水かすみ |
大田区に住む電話会社の人事担当。24歳。 |
久慈 公夫 |
盛岡の酪農組合の指導員。かすみの幼なじみ。24歳。 |
S |
かすみの中学校時代の美術教師。 |
|
. |
|
|
あらすじ
保健センター職員の水島千加子は、バリ島から届いた草野誠之からの手紙に動揺を隠せなかった。鎌倉を散策中ふと知りあった二人だったが、誠之の妻が二人の関係を怪しんでいるようで・・・。
|
|
作品の舞台 |
鎌倉の寺の睡蓮の花・・・水島千加子は小町大路を歩いていると、近くのお寺の境内にある睡蓮を思い出します。
源平池・・・千加子と再会した誠之は、源平池で妻の話をします。 |
|
登場人物 |
水島千加子 |
品川区の保健センター職員。24歳。 |
草野 誠之 |
K大学土木工学科助教授。 |
妻 |
誠之の妻。誠之より年上。 |
|
. |
|
|
あらすじ
OLの二ノ宮こと葉は、幼なじみの厚志の結婚式で心惹かれるスピーチに出会った。それは伝説のスピーチライター・久遠久美の祝辞だった。それを聞いたこと葉はすぐに久美に弟子入りし、スピーチの教えを乞うことになった。そんな彼女にセンスを見出した久美は、こと葉に「政権交代」を目指す野党のスピーチライターに抜擢した。さらにこと葉が住む地元の野党候補のブレーンに加わることになったが、その候補とは現職厚労相で医師会の重鎮である大物候補に対抗する二世候補の厚志だった…。
|
|
作品の舞台 |
小町通り・・・句会の後、こと葉は厚志たちと小町通りのあんみつ屋に行きます。
稲村ガ崎・・・厚志と恵里の新居があります。
鎌倉駅・・・厚志が選挙戦の第一声を駅前であげます。
由比ガ浜・・・由比ガ浜公会堂で「今川厚志決起集会」が行われます。
|
|
登場人物 |
二ノ宮こと葉 |
製菓会社「トウタカ製菓」総務部のOL。27歳。 |
今川 厚志 |
こと葉の幼なじみ。広告代理店「白鳳堂」のコピーライター。28歳。 |
今川 恵里 |
厚志の新妻。「白鳳堂」のアルバイト。21歳。 |
久遠 久美 |
厚志の知人。フリーのスピーチライター。「伝説のスピーチライター」と呼ばれる。 |
二ノ宮驟雨 |
こと葉の祖母。日本を代表する俳人。日本俳句協会理事。本名・二ノ宮キク代。 |
二ノ宮文雄 |
こと葉の父。驟雨の息子。 |
二ノ宮詩歌 |
こと葉の兄。銀行員。32歳。 |
今川 篤朗 |
厚志の父。元衆議院議員。元「民衆党」幹事長。昨年死亡。 |
和田日間足 |
広告代理店「番通」のコピーライター。こと葉のライバル的存在。 |
和田日図四 |
日間足の父。コピーライター。 |
鈴木 吉造 |
牛丼チェーン「吉原家」社長。 |
東野 高一 |
「トウタカ製菓」5代目社長。 |
臼井 |
「トウタカ製菓」広報部長。 |
小山田次郎 |
「民衆党」党首。 |
秋庭 孝造 |
「民衆党」選挙対策委員長。 |
久保田忠義 |
「民衆党」幹事長。 |
伊野田信一郎 |
小山田の第一秘書。 |
竹ノ内美也子 |
小山田の私設秘書。 |
新渡戸 潤 |
今川厚志事務所の広報担当。 |
小早川順造 |
「進展党」党首。内閣総理大臣。 |
細内 武三 |
「進展党」選挙対策委員長。 |
黒川 常治 |
「進展党」神奈川4区候補。現職の厚労相。医師会の有力者。 |
千堂 千華 |
こと葉の同僚。商社役員の令嬢。 |
奈菜 |
こと葉の同僚。 |
美和 |
こと葉の同僚。 |
寛 |
千華の夫。 |
北原 正子 |
リスニングボランティアの草分け的存在。日間足の言葉の師匠。 |
片山 |
「番通」常務。 |
今川 言織 |
厚志と恵里の娘。 |
|
. |
|
|
あらすじ
大学へ入学した病弱でお嬢様育ちの羽柴真美子は、先輩にあたる増村栞子にえらく心酔していた。自らの師と肉体関係を持ち、14才の頃から詩の創作と煙草を始めた栞子に、自分にはないものをたくさん持っているというのがその理由のようだ。真美子の親友・浅野美里はそんな彼女の姿を見ていると、まるで栞子に真美子を取られた気分になりおもしろくなかったが・・・。
|
|
作品の舞台 |
イワタコーヒー・・・真美子と栞子が鎌倉へ行った際にここで名物のホットケーキを食べます。
鎌倉文学館・・・真美子は栞子と別れたあと、一人で文学館へ行きバラを鑑賞します。
七里ガ浜・・・真美子は文学館を出たあと、砂浜を歩きます。 |
|
登場人物 |
増村 栞子 |
聖フェリシモ女学院大学2年生。大磯の実家から大学に通う。元・詩人。 |
羽柴真美子 |
聖フェリシモ女学院大学1年生。病弱でお嬢様育ち。 |
浅野 美里 |
聖フェリシモ女学院大学1年生。真美子の幼なじみ。容姿端麗で将来の夢は女子アナ。 |
蓮見 |
聖フェリシモ女学院大学教授。栞子の恋人。 |
増村栄一郎 |
栞子の父。翻訳家。聖フェリシモ女学院大学理事。元・教授。 |
久我山メアリー |
聖フェリシモ女学院大学女子寮『リリーズハイツ』の寮母。 |
羽柴 正治 |
『リリーズハイツ』のオーナー。真美子の叔父。 |
羽柴裕美子 |
正治の娘。おっとりとした控えめな性格。 |
四十万 |
裕美子の婚約者。32歳。会社経営者。 |
小島 真由 |
聖フェリシモ女学院大学2年生。童顔で巨乳。 |
山本美奈子 |
聖フェリシモ女学院大学卒業生。蓮見の元教え子。 |
中村 常義 |
聖フェリシモ女学院大学教授。長老。 |
村西 尊 |
お笑いコンビ「ピロートークス」のメンバー。 |
山田 |
お笑いコンビ「ピロートークス」のメンバー。 |
三池伊佐夫 |
栞子の知人。 |
三池 駒夫 |
伊佐夫の父。経済アナリスト。 |
黒木 隆一 |
フリーカメラマン。早稲田の大学院卒。26歳。 |
萩尾 有春 |
隆一の知人。映画監督。 |
アソウ ミユキ |
パリに住む通訳。 |
水沢マリカ |
若手女優。 |
川添 梶子 |
有名カメラマン。 |
手島 |
K大生。 |
岸 |
ウェブコンテンツ制作会社社長。 |
輝美コウジ |
ラジオパーソナリティー。 |
西村 幸雄 |
横浜の日本大通りにある書店『CANAL』のアルバイト店員。 |
オサケン |
横浜の日本大通りにある書店『CANAL』のアルバイト店員。 |
勇 |
横浜の日本大通りにある書店『CANAL』のアルバイト店員。 |
斉藤 |
横浜の日本大通りにある書店『CANAL』のアルバイト店員。 |
多田 |
横浜の日本大通りにある書店『CANAL』のアルバイト店員。 |
|
. |
|
|
あらすじ
母子家庭で育った森下文乃は、父親の離婚とその時に起こった恐ろしい経験の影響で三十路に入っても男性に不信感を持つ性格は変わらず、長続きしない恋愛を繰り返していた。そんな文乃は編集の仕事をきっかけに洋画家・桐原暁子と出会った。マスコミを受け入れない暁子だったが、文乃だけはなぜか心が合ったようだった・・・。
|
|
作品の舞台 |
二階堂・・・桐原暁子の古びたレンガの家があります。
|
|
登場人物 |
森下 文乃 |
神保町の出版社「白河出版」の編集者。男性に不信感を持つ。34歳。 |
桐原 暁子 |
高名な洋画家。旧姓・磯貝。71歳。 |
桐原 義信 |
暁子の亡夫。実業家。22年前に死亡。 |
磯貝 広之 |
暁子と義信の長男。「国境なき医師団」の内科医としてアフリカに滞在中。 |
桐原美穂子 |
義信の妹。 |
山辺 昭三 |
文乃の父。67歳。 |
森下 文絵 |
文乃の母。昭三と離婚後、一人で文乃を育て2年前に死亡。 |
山辺美津代 |
昭三の後妻。69歳。 |
奈津 |
文乃の従妹。 |
芦川修一郎 |
文乃の友人。『毎朝新聞社』社会部記者。 |
石原 真司 |
文乃の元恋人。修一郎の親友。13年前に死亡。 |
瀬戸 俊輔 |
文乃の元恋人。広告デザイナー。 |
野崎 陵 |
文乃の元恋人。エンジニア。 |
西沢 舞 |
俊輔の婚約者。 |
安西 依子 |
文乃の友人。校閲者。 |
吉岡 三郎 |
「白河出版」の雑誌編集長。文乃の上司。 |
河瀬 透 |
文乃の友人。国際派カメラマン。 |
杉山 さだ |
桐原家の元家政婦。現在は養老ホームに入居中。 |
磯貝 十蔵 |
暁子の父。故人。 |
磯貝 みと |
暁子の母。故人。 |
藤原 忠雄 |
暁子の養父。故人。 |
藤原 芳子 |
暁子の養母。故人。 |
須山 光晴 |
弁護士。 |
節子 |
門前仲町の豆腐屋『双葉』の女将。 |
千葉 |
修一郎の友人。 |
|
. |
|
|
あらすじ
雑誌編集者の甲野修平は、ベテラン作家・高林光一郎の担当をしている。昔気質の高林は、原稿が仕上がるとFAXなどを用いらず、常に手渡しを好んでいた。そのため鎌倉にある高林のもとへ出向いた修平は、帰社の途中の電車内で原稿が入ったバッグを奪われてしまう…。
|
|
作品の舞台 |
由比ガ浜・・・高林の仕事場があります。
|
|
登場人物 |
高林光一郎 |
作家歴40年のベストセラー作家。 |
甲野 修平 |
文芸誌「小説大河」編集者。高林の担当。 |
上村 優一 |
「小説大河」編集長。 |
|
. |
|
|
あらすじ
保育士になって5年目の小川美南は、今日も園児たちの予想できない行動にてんやわんやとなっていた。そんな保育園での事件や行事を通して、彼女は受け持ちの園児・旬太の父親・志賀隆平のことが気になっていた。隆平はシングルファーザーとなって1年2ヶ月。定時に退社しやすい部署に移動し、子育てに奮闘中だった・・・。
|
|
作品の舞台 |
西鎌倉・・・美南が勤める『かえで保育園』があります。
大船・・・美南の家があります。
湘南深沢・・・美南はモノレールの車窓から、一人で歩いている理斗の姿を見かけます。 |
|
登場人物 |
小川 美南 |
『かえで保育園』の保育士。25歳。「もり組」担当。 |
丸石 沙耶 |
『かえで保育園』の保育士。25歳。 |
金子 |
『かえで保育園』の保育士。「やま組」担当。 |
木村 敦子 |
『かえで保育園』の保育士。愛犬家。 |
園長 |
『かえで保育園』の園長。着任5年目。 |
カツミ |
フリーのイラストレーター。27歳。取材を通して美南たちと知り合う。 |
志賀 旬太 |
『かえで保育園』の「もり組」の園児。5歳。 |
志賀 隆平 |
旬太の父。離婚して1年2ヶ月目のシングルファーザー。定時退社しやすい部署へ異動し子育て奮闘中。 |
花村 理斗 |
『かえで保育園』の「もり組」の園児。5歳。 |
花村マリ子 |
理斗の母。ホテルの企画室で働く。 |
村上 千夏 |
『かえで保育園』の「もり組」の園児。5歳。 |
村上 久志 |
千夏の父。24歳。 |
佐野ひかり |
『かえで保育園』の「もり組」の園児。5歳。 |
佐野奈保子 |
ひかりの母。24歳。 |
篠田 光一 |
『かえで保育園』の「もり組」の園児。5歳。 |
篠田 瑞恵 |
光一の母。経理事務のパート社員。 |
代々木安奈 |
『かえで保育園』の「もり組」の園児。5歳。 |
吉住 可穂 |
『かえで保育園』の「もり組」の園児。5歳。 |
久保田絵美 |
『かえで保育園』の「もり組」の園児。5歳。 |
吉本健太郎 |
『かえで保育園』の「もり組」の園児。5歳。 |
品川 佳樹 |
高校生。『かえで保育園』の卒園生。 |
品川 巧巳 |
高校生。佳樹の弟。『かえで保育園』の卒園生。 |
富岡 |
奈保子の恋人。地元スーパーの仕入れ担当。 |
外岡 |
園児の保護者。 |
岸本 |
園児の保護者。 |
野村 |
園児の保護者。 |
三沢 |
園児の保護者。 |
|
. |
|
|
あらすじ
ギャンブル狂の父から名前を付けられた小学生の矢島大穴(ダイアナ)は、「本が好き」という共通の趣味を持つ全く正反対の暮らしで育った神崎彩子と仲良しになった。しかし、進路先が別れ会わなくなった二人は様々な経験を積み、10年後再会する…。
|
|
作品の舞台 |
七里ガ浜・・・有香子の実家で祖母が暮らす「矢島学習塾」があります。
|
|
登場人物 |
矢島 大穴 |
地元の小学・中学・高校→大手書店「隣々堂」店員。幼少時から母子家庭で育つ。
ギャンブル狂の父が名づけた「大穴(ダイアナ)」という名前にコンプレックスを持つ。読書好き。 |
矢島有香子 |
大穴の母。歌舞伎町のキャバクラ「ヘラクレス」の雇われママ。源氏名は「ティアラ」。
山の上女学園高等部中退。 |
矢島 蛍 |
大穴の父。幼少時に失踪。その後、大穴は蛍の正体を知ることに…。 |
祖母 |
有香子の母。大穴の祖母。七里ガ浜在住。 |
神崎 彩子 |
大穴の親友。地元の小学→世田谷にある「山の上女学院」中等部高等部→壮生大学。
高校時代は文芸部部長。大学はイベントサークル「シュガー」に所属。読書好きのお嬢様。 |
神崎 貴子 |
彩子の母。出版社の料理本の編集者。 |
父 |
彩子の父。元「はっとりけいいち」の編集担当。 |
ダン |
神崎家の飼い犬。シェットランドシープドック。 |
武田 良大 |
大穴・彩子たちの小学校のクラスメイト。肉屋の息子。大穴に気がある。 |
沢渡みかげ |
大穴・彩子たちの小学校のクラスメイト。学級委員。大穴のことを軽蔑した目で見る。
小学→「山の上女学院」中等部中退。 |
山崎 |
大穴・彩子たちの小学校の男子クラスメイト。 |
佐藤みゆき |
大穴・彩子たちの小学校の女子クラスメイト。好きなことはドッジボールと指相撲。 |
川口 |
大穴・彩子たちの小学校の女子クラスメイト。 |
佐山 |
大穴・彩子たちの小学校の女子クラスメイト。 |
岩田 敦子 |
大穴・彩子たちの小学校3年時のクラス担任。 |
岩井 |
大穴の中学時のクラス担任。 |
田所 不律 |
大手書店「隣々堂」スタッフリーダー。大穴の上司。 |
山木 涼子 |
「隣々堂」スタッフ。大穴の先輩。後に田所と結婚。 |
菅原真智子 |
「山の上女学園」創立者。 |
高柳修太郎 |
「山の上女学園」中等部教師。元・有香子の師。 |
遠藤 洋子 |
「山の上女学園」中等部教師。 |
富田 春香 |
「山の上女学園」中等部生徒。彩子の親友。 |
米盛 恵美 |
「山の上女学園」中等部生徒。彩子の親友。 |
木村 |
壮生大学学生。イベントサークル「シュガー」リーダー。 |
榎本 亮太 |
壮生大学学生。「シュガー」メンバー。女に手が早い。 |
紗耶香 |
壮生大学学生。彩子の同級生。「シュガー」メンバー。 |
三阪 有紀 |
壮生大学学生。彩子の後輩。新潟生まれのお嬢様。「シュガー」メンバー。 |
アリス・カーネギー |
彩子のヨークシャー留学の寄宿先の娘。「山の上女学園」高等部セントヘレナ校の生徒。 |
スティーブ・カーネギー |
アリスの弟。小学生。 |
ミノル |
有香子の男友だち。 |
はっとり けいいち |
『秘密の森のダイアナ』の作者。ペンネームは「服部蛍一」。 |
|
. |
|
私の何をあなたは憶えているの |
小手鞠るい |
双葉文庫 |
|
あらすじ
末期がんのため海が見える高台に建つホスピスに入院している編集者の洋司。彼は数年前から娘を道連れにして死んだ妻の死の理由が、娘の学校のクラス担任・塚本にあると確信していた。しかし塚本は現在、仕事も家庭も捨てホームレス生活をしていた。そこで、塚本の妻だった女性をつきとめ彼女が営む店を訪ねるのだが…。
|
|
作品の舞台 |
由比ガ浜・・・つぐみは、母の雑貨店を改装した帽子店「ぼうしやさん」を営業しています。
|
|
登場人物 |
深沢 洋司 |
出版社の編集者。57歳。末期がんでホスピスに入院中。 |
深沢 佐織 |
洋司の妻。13年前に交通事故死。 |
深沢 琴美 |
洋司の娘。佐織と共に事故死。享年10歳。 |
塚本 健介 |
元・琴美のクラス担任。現在は新宿中央公園でホームレス生活。 |
野坂つぐみ |
健介の元妻。鎌倉で帽子店「ぼうしやさん」を経営。 |
野坂美佐子 |
つぐみの亡母。学生運動にのめりこむ傍ら、女一人でつぐみを育てる。 |
女性作家 |
洋司が担当していた女性作家。洋司が入院するホスピスで4年前に病死。享年53歳。 |
姉 |
女性作家の姉。洋司に未発表の日記小説を渡す。作品上名前は出てこない。 |
妹 |
洋司の妹。作品上名前は出てこない。 |
由貴子 |
女性作家の小説上の登場人物。アメリカに住む主婦。 |
S |
女性作家の小説上の登場人物。日本に住む男性。 |
カレン |
女性作家の小説上の登場人物。由貴子の店の店員。 |
|
. |
|
|
あらすじ
作家の萱野千紘は、あるパーティーで編集者の柴田に突然声をかけられた。それ以来彼女は自分の心を翻弄するような態度をとる柴田とは、今でも恋愛ともいえないような関係が続いている。そんな千紘は祖父を2か月前に亡くし、彼女の母は鎌倉にある実家の整理をしていた。母は娘のために数え切れないほどの蔵書をデータ化し、本を処分するため裁断する日々を過ごしているのだった…。
|
|
作品の舞台 |
鎌倉・・・千紘の祖父が住んでいた家があります。
|
|
登場人物 |
萱野 千紘 |
作家。29歳。心に傷を持つ。 |
母 |
千紘の母。スナックを経営。 |
父 |
千紘の父。元編集者。母と離婚。 |
祖父 |
千紘の母方の亡祖父。学者。2か月前に死亡。 |
柴田 |
出版社「芙蓉社」の編集者。千紘と奇妙な関係を続けている。 |
編集長 |
柴田の上司。 |
猪俣 駿 |
千紘の友人。イラストレーター。 |
エミ |
千紘の大学時代の友人。広告代理店に勤務。 |
大学教授 |
千紘の大学時代の恩師。 |
英二 |
母が経営するスナックの常連客。母に気がある。 |
磯野 |
スナックの常連客。ライター。 |
國分 |
スナックの常連客。ライター。 |
西藪 |
祖父の家の隣に住む老女。 |
Shu |
美少女写真家。20歳。大きな賞をとるほどの実力がある。 |
店員 |
スペインバルの店員。 |
ケイコ |
母が飼うポメラニアン。 |
|
. |
|
名古屋16話
第十八話 静岡-そろそろ真面目な話をしよう |
吉川トリコ |
ポプラ社 |
|
あらすじ
名古屋暮らしの僕は10年来の付き合いとなる彼女の要望で自動車で鎌倉まで遊びに行き、2~3日遊んだ後浜松インター手前のパーキングエリアまで戻ってきた。すると彼女が生まれ育った浜松市天竜区が近くにあることを知り、そこには子供の頃から会っていない彼女の実父が暮らしているらしい。そこで二人は昔彼女が住んでいた家に向かうことになった…。
|
|
作品の舞台 |
鎌倉・・・二人はイワタコーヒー、ミルクホール、ディモンシュなどへ遊びに行きます。
鳩サブレー・・・二人はお土産に鳩サブレーを買います。 |
|
登場人物 |
僕 |
名古屋暮らしの会社員。30歳代。 |
彼女 |
僕の彼女。付き合って10年ほど。 |
姉 |
彼女の姉。 |
母 |
彼女の母。 |
養父 |
彼女が9歳の時の母の再婚相手。 |
実父 |
浜松市天竜区に住む彼女の実父。彼女は9歳の頃から会っていない。 |
|
. |
|
|
あらすじ
イラストレーターの冴子は人生の中で、ある選択をするときに必ず猫が関わってくる。いつも猫の存在に助けられ、新たな道を歩み続けるのだ…。
|
|
作品の舞台 |
由比ガ浜・・・新一郎と穂波は、由比ガ浜にある料理旅館で泊まります。
|
|
登場人物 |
松川 冴子 |
イラストレーター・絵本作家。 |
楢崎悠紀夫 |
冴子の元夫。建築技師。 |
松川 正道 |
冴子の父。 |
松川 菊江 |
冴子の母。実家は農家。 |
松川 光太 |
冴子の亡弟。4歳で死亡。 |
祖父 |
冴子の亡祖父。虫博士。 |
父 |
悠紀夫の実父。松山市在住。 |
楢崎真希子 |
父の後妻。穂波・悠紀夫の継母。父と同居。 |
楢崎 穂波 |
悠紀夫の姉。8歳年上。 |
山辺新一郎 |
穂波の恋人。シングルファーザー。3人の子持ち。 |
三女 |
新一郎の末娘。中学2年生。穂波とうまくいっていない。 |
恭子 |
冴子・悠紀夫の共通の友人。ジャズピアニスト。ニューヨーク在住。 |
牧野 路子 |
冴子の担当編集。 |
安達 耕平 |
冴子の友人。印刷業者。 |
大家 |
冴子が過ごした京都市左京区のアパートの大家。元・祇園のスナックのホステス。 |
園田景太郎 |
冴子が尊敬する絵本作家。 |
シルヴィア |
ニューヨーク留学中の悠紀夫の隣人。20歳。彫刻家見習い。 |
ハリー |
恭子が尊敬するジャズピアニスト。 |
ジュリー |
ニューヨークのバーで働く女性バーテンダー。 |
見合い相手 |
冴子の見合い相手。31歳。姫路市で書店経営。 |
プリン |
悠紀夫・冴子の飼い猫。 |
光一 |
冴子が離婚後、アパートで飼っていた黒猫。 |
ムー |
穂波が飼っている白とオレンジの縞模様の子猫。 |
マギー |
シルヴィアの飼い猫。 |
ウミ |
松川家に侵入する泥棒猫。 |
ミノ |
恭子が預かる黒猫。 |
|
|
|