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あらすじ
圭子は朗のことが好きでたまらないのだが、朗は冷たいそぶりするうえ、圭子に一方的に別れを告げて去ってしまう。その傷心の圭子が、TVでみたのは「一週間後に巨大な隕石が地球に衝突する」というニュースだった。もやもやとするこの状態を打破するのは、朗に会うしかない。圭子は江古田の自宅から、鎌倉の朗の家まで歩いていくのだが・・・。
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作品の舞台 |
由比ガ浜~七里ガ浜・・・圭子は、鎌倉の海岸で朗のことを捜し歩きます。
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登場人物 |
山村 圭子 |
大学生。20歳。趣味は油絵を描くこと。 |
森田 朗 |
大学生。22歳。趣味は彫刻を創ること。 |
森田進一郎 |
朗の父。 |
森田 幸子 |
朗の母。 |
森田美穂子 |
朗の姉。 |
大介 |
圭子と朗の友人。 |
田村 明広 |
世田谷に住む会社員。 |
田村由利子 |
明広の妻。 |
緑川佐智子 |
明広の愛人。 |
坂本 真理 |
目黒に住む高校3年生。18歳。 |
坂本かおり |
真理の妹。15歳。 |
山岸 |
かおりの彼氏。 |
小坂 美樹 |
真理の同級生。 |
沢村 智子 |
新横浜に住む小学6年生。11歳。 |
村岡 |
智子の親友。クラスメート。 |
長田 |
村岡の友だち。 |
佐竹 |
村岡の友だち。 |
理絵 |
智子の友だち。 |
明実 |
智子の友だち。 |
貴子 |
智子の友だち。 |
吉岡 |
智子の友だち。 |
本間 良 |
鎌倉に住む会社員。 |
本間 恭子 |
良の妻。大学生で新婚。旧姓・秋野。 |
里村 浩一 |
恭子の元恋人。 |
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あらすじ
泰子は、鎌倉にある直史の家に嫁ぐことになったが、仄暗い家といい、物静か過ぎる姑といい、どこか踏みきれずにいた。しかし、一緒に暮らすようになり、姑とうまくいきだすと、泰子は色々と家の仕事を任されるようになった。そんな中、泰子が裏の空地の草取りをしていると、やぐらの中に小さい穴をみつけたのだが、それを知った時から、姑の態度が急変して・・・。
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作品の舞台 |
海蔵寺・・・直史の家は、海蔵寺の脇の細道を入ったところにあります。
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登場人物 |
直史 |
鎌倉の扇ヶ谷に住む外資系会社の営業マン。 |
泰子 |
直史の妻。 |
姑 |
直史の母。直史夫婦と一緒に住む。 |
志郎 |
泰子の従兄。 |
女 |
直史の家の坂の下に住む女。 |
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あらすじ
会社の元同僚だった小宮は、定年退職を迎えた私を自らが住む鎌倉の旧家に誘った。そこで彼は、代々刀鍛冶をやっていたこの家に伝わるひと竿の日本刀を私に見せるのだが、私はその刀の傍で佇むアジサイ色の着物を着た女の幽霊を見てしまう…。
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登場人物 |
私 |
今春定年退職をした男。妻と死別し一人暮らし。 |
小宮 |
私の元同僚。鎌倉の旧家に住む。妻と離婚し一人暮らし。 |
亮子 |
私の亡妻。 |
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あらすじ
女流文学の大家・大原鳳月が鎌倉の自宅で、若手演出家とともに焼死した。鳳月の秘書・若桑律子は鳳月の葬儀後、堀口に彼女の絶筆原稿とともに自分の創作小説の原稿を渡すのだが、その原稿の内容はなんと鳳月の自叙伝風小説だった・・・。
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作品の舞台 |
源氏山・・・大原鳳月邸や料亭「湖月庵」があります。
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登場人物 |
大原 鳳月 |
大物女流作家。58歳。本名・大原朋子。 |
若桑 律子 |
鳳月の秘書。38歳。 |
堀口 |
「アテナ書房」文芸部編集担当。月刊誌『花伝書異問』を担当。28歳。 |
村上 顕子 |
「アテナ書房」文芸部編集担当。堀口の同期。 |
田村 |
「アテナ書房」社長。 |
宇沢 |
「アテナ書房」文芸部長。 |
有子 |
「博集社」文芸部編集担当。 |
稲垣 |
「N新聞社」書籍担当。 |
中沢 英彦 |
「小劇場通信」編集長。 |
四谷 成徳 |
若手演出家。 |
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あらすじ
亡き父の影響で絵を描くことが好きなサッカー少年、木島悟。叔父の通だけに心を開く少女、村田みのり。その2人が鎌倉の高校で出会い、お互いに新たな感情が芽生えてくる・・・。
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作品の舞台 |
霊仙山・・・通が借りたコテージは、霊仙山の頂上付近にあります。
長谷寺・・・悟らサッカー部仲間が集うカフェ「ハーフタイム」は、長谷寺の近くにあります。
七里ガ浜・・・悟はみのりに会うために、七里ヶ浜へ急ぎます。
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登場人物 |
木島 悟 |
絵を描くことが好きな高校生。サッカー部ではGK。 |
村田みのり |
心を閉ざしがちの高校生。父は藤沢市役所勤務。母は編物教室講師。大学生の姉がいる。 |
森下 哲生 |
悟の父。印刷屋。離婚後は江古田に住む。 |
木島 歩美 |
悟の母。離婚後、子供二人を引き取る。 |
木島 玲美 |
悟の妹。 |
木幡 通 |
みのりの叔父。イラストレーター。ペンネームは「とおりゃんせ」。 |
弁慶 |
通の飼い猫。ペルシャと雑種の混血。8歳。 |
似鳥 |
サッカー部員のたまり場であるカフェ「ハーフタイム」のウエイトレス。 |
大島 |
サッカー部顧問。世界史教師。 |
本間 |
サッカー部員。GK。キャプテン。 |
三宅 |
サッカー部員。GK。 |
森川 |
サッカー部員。FW。 |
田代 |
サッカー部員。MF。 |
黒田 |
サッカー部員。DF。 |
進藤 |
サッカー部員。DF。 |
大原 |
サッカー部員。MF。 |
吉田 |
サッカー部員。MF。 |
佐々木 |
サッカー部員。 |
江守 |
サッカー部員。 |
香川 |
サッカー部員。 |
南山 |
サッカー部員。 |
杉下 |
サッカー部員。 |
加藤 |
サッカー部員。 |
三崎 |
森川の彼女。 |
金田 |
悟のサッカースクール仲間。 |
石川 舞 |
悟の友人。 |
小宮 |
深山学院サッカー部員。 |
佐伯 |
深山学院サッカー部員。 |
河田 |
深山学院サッカー部員。 |
江田美和子 |
みのりのクラスメート。内気でどんくさい。 |
近藤 |
みのりのクラスメート。クラス委員。 |
弥生 |
みのりのクラスメート。 |
山口 |
みのりのクラスメート。 |
安原 |
みのりのクラスメート。いじめのボス。 |
須貝 |
みのりのクラスメート。文芸部員。 |
戸田 |
みのりのクラスメート。 |
前田 |
みのりのクラスメート。 |
園田 |
みのりのクラスメート。 |
加藤 |
陸上部員。 |
山本 |
美術部員。 |
大森 |
美術教師。 |
根本 |
玲美の恋人。子持ちのネット専門古書商。 |
カズくん |
根本の息子。5歳。 |
勝山 |
雑誌「ROUND」編集長。 |
谷口 |
フリー編集者。女性誌「アプリコット」スタッフ。 |
田端 |
編集プロダクション社長。 |
政岡 |
アシスタントディレクター。 |
白井 |
青山出版社員。 |
森 和美 |
写真家。 |
渡辺 |
吉祥寺のギャラリー「ほら貝」オーナー。 |
ナカノ真野 |
新人イラストレーター。 |
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あらすじ
在日韓国人の劇作家、梁秀香は自分の作品を韓国で上演することをもちかけられた。そして韓国へ渡った秀香は、李里花という女性に出会った。
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作品の舞台 |
大船・・・秀香の母は、北山の出資で大船に焼き鳥屋を開きます。
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登場人物 |
梁 秀香 |
劇作家。在日韓国人の二世。 |
梁 純晶 |
秀香の弟。 |
梁 良香 |
秀香の妹。 |
風元 |
劇団の演出家。 |
平山喜美子 |
劇団の最年長女優。 |
直江 史子 |
劇団の女優。 |
小原ゆきの |
劇団の若手女優。クォーターの在日韓国人。 |
金 智海 |
劇団の若手俳優。演劇の勉強のため韓国から来日。 |
石渡 |
劇団の俳優。 |
川口 |
劇団の舞台監督。 |
中川 |
劇団の制作係。 |
辻 |
カメラマン。 |
島田 |
評論家。 |
朴 里花 |
ゆきのの幼なじみの大学生。在日韓国人の三世。弘益大学で彫刻を専攻。 |
呉 恩姫 |
里花の従妹。旅行会社の事務係。 |
金 王淑 |
恩姫の高校時代の同級生。女優。 |
李 淳栄 |
釜山の劇場のオーナー。 |
鄭 慶優 |
韓国の劇団の制作係。 |
李 永玉 |
国分寺に住む里花の伯母。 |
菜穂 |
良香の友人。 |
李 希眞 |
武蔵野美術大学の受験生。 |
高階 秀之 |
劇団「紫の警察隊」の俳優。 |
前島 |
劇団「紫の警察隊」の演出家。 |
井本 |
劇団「海鳥」の俳優。 |
鶴見 |
劇団「海鳥」の俳優。 |
佐々木悦子 |
ゆきのと里花の幼稚園時代の先生。 |
栗原三木子 |
悦子と同居する女性。父は書道の大家。 |
北山 |
秀香の母の同棲相手。 |
安原 |
秀香の父が働いていたパチンコ店「旭御殿」の店長夫人。 |
田沢 |
「旭御殿」店員。 |
今村 |
元「旭御殿」店員。 |
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あらすじ
愛猫のユキオの命日に、鹿の子は元夫のウィリーとともに腰越の動物霊園に向かった。江ノ電に揺られながら、二人に昔の思い出がよみがえるのだが・・・。
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作品の舞台 |
腰越・・・愛猫のユキオが眠る動物霊園があります。
御成通り・・・ユキオを埋葬したあと、鹿の子とウイリーは御成通りの店で食事をとります。
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登場人物 |
鹿の子 |
広告代理店に勤める夫を持つ主婦。 |
ウィリー |
3年前に別れた鹿の子の元夫。大学講師。 |
ユキオ |
4年前に死んだ鹿の子の愛猫。 |
チビコ |
現在の鹿の子の愛猫。メス。 |
ヴェホ |
現在のウィリーの愛猫。メス。 |
マイキー |
ウィリーの年子の弟。 |
ジュディ |
ウィリーと同棲中の恋人。元・ウィリーの教え子。 |
ウィリアムJr. |
ウィリーとジュディの息子。 |
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あらすじ
父の腹違いの妹・祥子は洗練された美しさと脆さを持つ魅力があり、姪の寧子の中学校の美術教師・高山からも再三絵のモデルになってほしいと懇願されていた。そんな祥子が突然断崖から身を投げて亡くなってしまった…。
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作品の舞台 |
稲村ガ崎・・・祥子たちが暮らす佐々間邸があります。
東慶寺・・・研は祥子のことを東慶寺の水月観音像に例えます。
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登場人物 |
祖父 |
佐々間家の当主。 |
祖母 |
祖父の妻。父の母。 |
父 |
祖父の息子。寧子の父。 |
母 |
父の妻。寧子の母。 |
佐々間寧子 |
父の娘。中学生。 |
佐々間祥子 |
寧子の伯母。父の異母妹。祖父母と暮らす。 |
高山 研 |
寧子の中学校の美術教師。祥子に魅了される。 |
白戸 裕一 |
祥子の恋人。 |
佐伯 良太 |
寧子のクラスメイト。背が高い。 |
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あらすじ
体の弱い兄・秀生の療養のため、私たち兄弟と両親は東京の本宅を離れ、鎌倉の別荘にやってきた。ある日、兄が突然「青い花を探しに行こう」と妹の私を誘い、二人で由比ガ浜の家から永福寺跡まで歩いて探しに行った…。
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作品の舞台 |
由比ガ浜・・・秀生が療養する別荘があります。
永福寺・・・秀生と私が歩いて青い花を探しに行きます。
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登場人物 |
私 |
話の当時は小学生。朗読のボランティア活動を行う年配女性。 |
秀生 |
私の2歳年上の兄。気管支炎や喘息の持病を持つ。 |
父 |
秀生・私の父。商家の出。 |
母 |
秀生・私の母。高貴な身分の出。お姫様育ち。 |
ばあや |
お手伝い。 |
庭師 |
庭師。 |
秀緒 |
私の友人。 |
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あらすじ
矢口奈子は、次回の作品のテーマに、悪名高いジョセフィーヌ皇后を選んだ。そこで奈子は、彼女の回想録を探していくうちに、サドの研究家・今泉要と出会う。日ごろ夫との生活に満たされていない奈子は、今泉との異様な恋をしていくのだが・・・。
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作品の舞台 |
扇ヶ谷・・・今泉要邸は扇ヶ谷にあり、葛原岡神社手前の坂を右に上がったところの洋館です。
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登場人物 |
矢口 奈子 |
フランス文学の翻訳家。 |
矢口 達雄 |
奈子の夫。化学者・大学教授。 |
今泉 要 |
フランス・ナポレオン連盟会員。元大学教授。サド研究家。 |
今泉キク枝 |
要の妻。 |
高杉 潤 |
奈子の従兄弟。 |
矢口 奈江 |
奈子の母。 |
矢口 奈美 |
奈子の長姉。 |
矢口 奈穂 |
奈子の次姉。 |
ジャン・ポール |
奈子の助手をするフランス人青年。 |
オリビア |
奈子の担当編集者。 |
三田 麗子 |
エステティックサロン「トレ・ベル」社長。 |
ネイ |
フランス・ナポレオン連盟会長。 |
ランヌ |
フランス・ナポレオン連盟記念館長。。 |
ベルティエ・ヴァグラム |
フランス・ナポレオン連盟会員。 |
パトリオット |
文芸評論家。 |
西田 |
東洋出版の編集者。 |
工藤 |
達雄の先輩。大学教授。 |
京子 |
奈子の学友。 |
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あらすじ
”あなた”の婚約者であるかれが突然失踪してしまった。あなたは失くした愛を求め鎌倉、そして京都へ旅立つのだが…。
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作品の舞台 |
稲村ガ崎・・・あなたが7年前に引っ越してきました。
材木座・・・あなたが昔を思い出すように材木座へ向かいます。
山ノ内・・・悠里子は結婚後、山ノ内に住みます。
實相寺・・・かれの家の近くにあります。
由比ガ浜・・・あなたの父は由比ガ浜通りで開業医をしています。 |
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登場人物 |
あなた |
開業医を営む日本人の父とドイツ人の母をもつ主人公の女性。名前の記述はない。 |
かれ |
あなたの恋人。名前は「ミチヲ」。 |
悠里子 |
かれのいとこ。同じ年齢のかれに好意を持つ。 |
牧子 |
あなたの友人。 |
正也 |
あなたの友人。 |
啓二 |
あなたの友人。 |
城 佑子 |
あなたの友人。 |
剛吉 |
あなたの友人。 |
佐伯 |
あなたの母の一番下の妹の夫。あなたの叔父。C大の文学講師。 |
G |
あなたと列車「第1つばめ」に乗車した男性。 |
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あらすじ
女中としての生涯を振り返り、培った家事の知恵などをまとめた自著を出版をした布宮タキは、担当編集者から2冊目の出版を持ちかけられていた。しかし出版社からの要求が自身の希望とずれてきていると思いつつも、タキは回想録を大学ノートに記していく…。
第143回直木賞受賞作。
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作品の舞台 |
鎌倉・・・平井家の人々は、社長の別荘に招かれます。
二楽荘・・・タキは、二楽荘のシューマイを買いに行きます。
高徳院・・・タキは、一人で大仏を見に行きます。
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登場人物 |
布宮 タキ |
女中として一生を過ごした女性。 |
健史 |
タキの甥の次男。大学生。老いたタキにできない力仕事などをサポートする。 |
平井 時子 |
タキを妹のように可愛がった夫人。おっとりとした優雅な女性。 |
平井 恭一 |
時子と前夫との子供。小学校前に小児麻痺にかかるが、タキが懸命な看護をする。 |
平井 |
玩具メーカーの常務取締役。時子の二番目の夫。 |
浅野 |
時子の前夫。恭一の父。工場の階段で足を滑らし死亡する。 |
小中 |
タキの最初の奉公先。小説家。 |
小中の妻 |
小中の妻。時子の親友。タキを時子に紹介する。 |
麻布の奥様 |
麻布に住む時子の姉。 |
正人 |
麻布の奥様の息子。 |
社長 |
平井が勤める玩具メーカーの社長。 |
板倉 正治 |
玩具メーカーのデザイン部員。 |
橘 |
玩具メーカー社員。 |
赤木 |
玩具メーカー社員。 |
松岡 睦子 |
時子の女学校時代の友人。雑誌『主婦之華』の編集者。 |
石川 清太 |
恭一の友だち。 |
佐橋 達吉 |
恭一の友だち。 |
ミツコ |
恭一の友だち。小学校3年の時に転校してくる。 |
智 |
健史の父。 |
軍治 |
智の従兄。 |
景子 |
軍治の妻。 |
北村 |
練馬の農家。 |
藤崎 敬三 |
櫂林堂コミックス社長。 |
政吉 |
タキの昔の知人。 |
まさ |
小中家の女中。 |
いね |
小中家の女中。 |
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あらすじ
妻を3年前にガンで失い、あと2年で定年をむかえる公務員の富井省三は、ある日突然自宅の玄関扉の鍵穴がないことに気づき、家を閉め出されてしまう。そして一夜を明かすために新宿をさまよい歩く彼に、怪しげな若い青年占い師・梶木川乙治が声をかけてきた…。
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作品の舞台 |
大船観音・・・大船駅を降りた省三は、まず大船観音を眺めます。
御成通り・・・省三は叔父の家へ向かうために御成通りを通ります。
材木座・・・空き家となっている叔父の家に、省三は滞在します。
小町通り・・・省三は飲み屋で千夏と知りあいます。
由比ガ浜・・・籠原邸があります。 |
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登場人物 |
富井 省三 |
世田谷区役所職員。58歳。「生活文化部」に勤務。妻を亡くし一人暮らし。 |
富井 靖子 |
省三の亡妻。3年前にすい臓がんで死亡。 |
富井 朔矢 |
省三の長男。会社員。 |
富井香奈恵 |
朔矢の妻。 |
富井 梢枝 |
省三の長女。朔矢の妹。映画のロケハンの仕事をしている。 |
梶木川乙治 |
新宿の占い師。28歳。省三にまとわりつく。 |
富井 松助 |
省三の曾祖父。長野県佐久・平賀村の出身。 |
富井 勇一 |
省三の祖父。弁護士。 |
富井富士男 |
勇一の長男。産まれてすぐに死亡。 |
富井 寛治 |
勇一の次男。戦後すぐに自殺。 |
富井 信子 |
勇一の長女。ジフテリアで死亡。 |
富井 周平 |
勇一の三男。鎌倉に住み鎌倉文士と交流がある。趣味は将棋と狩猟。 |
富井 淑子 |
勇一の次女。中学校教師。省三が産まれた頃に死亡。 |
富井 清吾 |
勇一の四男。省三の父。 |
足利の姉 |
省三の姉。作品中に名前は出てこない。 |
太一 |
足利の姉の夫。医者。 |
謙ちゃん |
足利の姉の末っ子。医大生。 |
富井 義男 |
省三の弟。50歳。江戸草双紙の研究者。 |
桜田 ミミ |
省三の同僚。世田谷区役所職員。30歳代女性。 |
竹下 |
省三の同僚。課長職。 |
橋口 |
省三の知人。世田谷区役所保険年金課の職員。 |
松木 |
千駄ヶ谷のホテル「ホテル・プレクサス」の女性従業員。 |
女将 |
小町通りの飲み屋の女将。 |
籠原老人 |
由比ガ浜に住む地質学者。 |
籠原 |
老人の息子。釣りが趣味。 |
籠原 千夏 |
籠原の妻。飲み屋で省三と知りあう。 |
籠原 保 |
千夏の弟。 |
柴ちゃん |
籠原の釣り仲間。茅ケ崎の寺の跡取り。 |
宮沢夫人 |
富井家の西隣の隣人。犬好き。 |
鈴木夫人 |
富井家の東隣の隣人。下町育ち。 |
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