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あらすじ
過去に歌手を目指しながら、「梢」という名でホステスをしていた湯浅良枝。その後彼女は夢を捨て、鎌倉の料理宿で若女将として暮らしていた。ある日彼女は、自分の娘である恵が魂を揺さぶるような奇跡の歌声を持つことに気がついた。すると彼女の心の中で過去の自分の夢が再燃し、周囲の反対をよそに娘を歌手デビューさせようと動き始める。しかしそれは、15年前に封印した過去の代償が彼女自身に襲いかかることでもあった…。
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作品の舞台 |
坂ノ下・・・良枝が若女将をつとめる料理宿「さかえ」があります。
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登場人物 |
湯浅 良枝 |
鎌倉にある料理宿「さかえ」の若女将。39歳。結婚前は「梢」という源氏名でクラブのホステス。元・歌手志望。 |
湯浅 省一 |
良枝の夫。「さかえ」の主人。 |
湯浅 恵 |
良枝の長女。14歳。中学2年生。魂を揺さぶるような歌声を持つ。 |
湯浅 義人 |
良枝の長男。恵の弟。7歳。小学2年生。 |
湯浅智恵子 |
省一の母。良枝の姑。「さかえ」の女将。67歳。 |
湯浅 正義 |
智恵子の夫。造園業を営む。入院療養中。 |
岸井和歌子 |
「さかえ」の従業員。 |
東野 弘幸 |
赤坂のピアノバー「ミロール」の店主。ジャズピアニスト。「梢」時代の音楽仲間。 |
直江 匡久 |
音楽プロデューサー。東野の友人。 |
長橋 明生 |
ミキサー担当。直江の仕事仲間。 |
寺本茉莉子 |
芸能プロ「ダッシュ・コーポレーション」のマネージャー。28歳。 |
楢橋 浩司 |
麹町の経営コンサルタント「アドヴァンス」の社長。元・良枝の上司。 |
アッちゃん |
「アドヴァンス」の事務係。 |
遠田 誠 |
楢橋の右腕。 |
仙波 光顕 |
元・衆議院議員。15年前、楢橋や良枝が勤めていた経営コンサルタント「ゼニス・コンサルタント」の出資者。 |
三上 佑一 |
外食チェーンの社長。元・仙波の私設秘書。 |
江木 拓哉 |
元・良枝の恋人。「栗生経済研究所」所員。 |
江木美也子 |
拓哉の妹。 |
古藤 茂文 |
実業家。恵のスポンサー。 |
山下 顕延 |
古藤の顧問弁護士。 |
鷲見 健男 |
「国粋会」の幹部。「鷲見一家」組長。 |
松木 昭夫 |
「鷲見一家」組員。 |
木山 五郎 |
「鷲見一家」組員。 |
山本 哲 |
「鷲見一家」組員。 |
森島 梓 |
良枝が「梢」の名前でアルバイトホステスをしていた赤坂の「クラブ樹」のママ。 |
桂 |
「クラブ樹」のホステス。 |
みずき |
「クラブ樹」のホステス。 |
椿 |
「クラブ樹」のホステス。 |
森島 靖子 |
梓の母。 |
石原 |
「クラブ樹」の常連客。不動産業者。 |
斉木 梨絵 |
作詞家。 |
藤原 郷子 |
作詞家。 |
木之内 譲 |
作曲家。 |
白里 瑞羽 |
歌手。 |
彩村 蛍 |
歌手。 |
中岡由佳子 |
歌手。 |
橘 立夏 |
歌手。 |
清宮あかね |
芸能プロ「ソレイユ・プロ」所属のタレント。 |
進藤 亜以 |
芸能プロ「ソレイユ・プロ」所属のタレント。 |
五十嵐 |
女性雑誌記者。 |
澤木 |
「さかえ」の植木・花の取引先。 |
対馬 |
「さかえ」の漬物の取引先。 |
中延 |
「さかえ」の鮮魚の取引先。 |
小林 |
「さかえ」の青果の取引先。 |
松井 |
「さかえ」の宿泊客。 |
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あらすじ
30年近く住んでいた家から鎌倉へ引っ越してきた沢田宏行と妻の秋穂。秋穂は自宅近くの神社に散歩がてら行くようになったのだが、ある日突然風が巻き起こり不思議な感覚をうける体験をした。するとそれ以降、彼女は亡くなった姑や祖父母の姿を目にするようになった。また和行は近くに住むという「真奈」と名乗る少女と話をするようになったというが、それは秋穂が前の愛人との間にできたが流産してしまった子供につける予定の名前だった…。
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作品の舞台 |
長谷・・・吉野が住んでいたコテージ風の家に、沢田夫妻が引っ越してきます。
御霊神社・・・秋穂は散歩がてら立ち寄った御霊神社で、不思議な感覚をうけます。 |
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登場人物 |
沢田 宏行 |
会社員。38歳。 |
沢田 秋穂 |
宏行の妻。37歳。 |
沢田 幹子 |
宏行の母。昨年、脳卒中で死亡。 |
沢田 明宏 |
宏行の父。28年前に死亡。 |
吉野 智彦 |
宏行の大学時代の友人。 |
高沢 資男 |
秋穂が不倫していたの元愛人。貿易会社経営。 |
高沢 鴇子 |
資男の妻。 |
北岡 喜久 |
沢田夫妻が住む地区のまとめ人。 |
藤木 |
沢田家の隣人。 |
周助 |
秋穂の父方の祖父。 |
多代 |
秋穂の父方の祖母。 |
真奈 |
資男と秋穂の間にできたが、流産してしまった子供につける予定の名前。 |
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あらすじ
多加雄にとって毎夏、佐島沖での仲間たちとのヨット遊びが愉しみの一つで、今年も新しい恋人の瑛子とともに佐島へやってきた。ヨットは仲間たちと共同で所有し、「腰越」という屋号の本橋という漁師の家に繋留している。その本橋家には、哲一という息子がいるのだが、彼はサーフィンをしていた時の事故で容姿や言語に障害が残り、ヨット仲間からは陰で「くらげ」と嘲られていた。大抵彼との初対面では誰もが困惑するだが、瑛子は顔色一つ変えず対応し、彼もまた妙に瑛子になついている。ヨット仲間たちはその光景を不思議に思っていたのだが…。
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作品の舞台 |
腰越・・・本橋家は腰越から佐島に逃げてきた漁師の家です。
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登場人物 |
多加雄 |
帝都物産勤務の会社員。30歳。イケメン。女遊びが派手。 |
向後 瑛子 |
多加雄の恋人。26歳。銚子市生まれ。 |
平沼 武司 |
ヨットの共同オーナーのリーダー格。51歳。 |
平沼 歩美 |
武司の娘。高校3年生。 |
本橋 定子 |
佐島の漁師の家に住む。屋号は「腰越」。漁師だった夫は4年前に死亡。食品加工工場に勤務。 |
本橋 計太 |
定子の長男。病死。 |
本橋 哲一 |
定子の次男。27歳。サーフィンでの事故で障害が残る。陰ではその容姿から「くらげ」と呼ばれている。 |
久仁子 |
定子の妹。 |
桑島 貴恵 |
ヨットの共同オーナー。美形。 |
小島 謙一 |
ヨットの共同オーナー。 |
小島 由美 |
ヨットの共同オーナー。 |
中西 克也 |
ヨットの共同オーナー。 |
木村 祥子 |
ヨットの共同オーナー。 |
内山 |
ヨットの共同オーナー。 |
森田 |
ヨットの共同オーナー。 |
相沢 里実 |
多加雄の元彼女。どんくさい。 |
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